KREVA、JUJU、スカパラ、Nulbarich、
マカロニえんぴつ、Doulが熱き競演!
『J-WAVE LIVE 2021』初日レポート

7月17日(土)と18日(日)の2日間にわたり、ライブイベント『J-WAVE LIVE 2021』が神奈川県・横浜アリーナで開催中。初日7月17日(土)のオフィシャルレポートが到着した。出演者には、KREVAJUJU東京スカパラダイスオーケストラNulbarichマカロニえんぴつ、Doul(オープニングアクト)の6組が名を連ねている。
『J-WAVE LIVE』は、FMラジオ局J-WAVE(81.3FM)が毎年夏に開催している大型ライブイベント。2019年には、20回目の開催を迎えており、昨年2020年は会場での開催を見合わせている。2021年は、「#音楽を止めるな」をテーマに掲げ、J-WAVEのオンエアとオンライン配信の両形態で実施。新型コロナウイルスの感染症対策を十分に行ったうえで開催されている。
トップバッターは、18歳の新星・Doul。楽曲からアートワークまで完全自己プロデュースする、国内外で注目されるアーティストだ。この日はひとりで登場し、ギター、ピアノを弾きこなしながら、なめらかな美声を響かせる。横浜アリーナという大舞台にも臆さない堂々としたパフォーマンスは、今後の活躍を期待させるものだった。
Doul photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)
続くNulbarichは、「Twilight」からスタート。のびやかな歌声が会場全体にひろがり、観客は身体を揺らして楽しんだ。「踊り方は自由で、楽しんでいきましょう!」と笑顔を見せるJQ。「LUCK」などスタイリッシュなナンバーで魅せる場面も。観客と音楽を分かち合えるリアルな空間への喜びに溢れるステージだった。
Nulbarich photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)
3組目はマカロニえんぴつ。自身のホールツアーを終えたばかりの仕上がったグルーヴで、「listen to the radio」「レモンパイ」とボルテージを上げていく。はっとりの力のこもった歌声とバンドの演奏は、聴く者の身体を震わせるほどの熱量。彼らの勢いに応えるように、観客の手拍子が横浜アリーナを満たした。
マカロニえんぴつ photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)
東京スカパラダイスオーケストラが姿を見せると、観客は総立ちで歓迎。谷中敦も「思いっきり楽しんでほしい!」とテンションも前のめりに、スカパラらしい豊かなサウンドで盛り上げていく。コロナ禍、J-WAVEのために書き下ろして多くのリスナーを励ました「倒れないドミノ」も披露し、会場は一体に。
JUJUは1曲目から名バラード「この夜を止めてよ」で、自身の持ち味である“ままならない恋”の世界に観客を引き込む。しなやかで芯のある歌声、バンドメンバーの一糸乱れぬ演奏で、アリーナはしっとりとした雰囲気に浸されていく。カバー曲も含むセットリストで、彼女のシンガーとしての魅力が堪能できるひとときだった。
JUJU photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)
初日のラストを飾ったのはKREVA。メロウなムードの「瞬間speechless」からスタートし、「一緒に“手で”歌って!」と呼びかける。「人生」「ひとりじゃないのよ feat. SONOMI」と、徐々に温度を高めていく。「音色 ~2019 Ver.~」などお馴染みのナンバーや新曲「変えられるのは未来だけ」を経て、「C'mon, Let's go ~2019 Ver.~」ではアカペラの高速ラップとバンドそれぞれのパフォーマンスで、盛り上がりは最高潮に。ラストはNulbarich・JQが登場し、初日のトリにふさわしいスペシャルなコラボレーション「One feat. JQ from Nulbarich」で幕を下ろした。
KREVA photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)
なお、『J-WAVE LIVE 2021』は、オンラインで事後配信も行われる。ライブ映像にインタビューも加えたスペシャルバージョンは、公演日ごとに7月31日(土)0時から8月8日(日)23時59まで配信。早割チケットは、19日(月)23時59分まで発売中だ。各日5名ずつ合計10名の事後配信チケット購入者に出演アーティストのサイン入りTシャツをプレゼントする企画も実施されている。

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