L→R 藤田 勉(Dr)、本田 毅(Gu)、JILL(Vo)、渡邉 貢(Ba)

L→R 藤田 勉(Dr)、本田 毅(Gu)、JILL(Vo)、渡邉 貢(Ba)

30周年の武道館公演に
向かっていく時のバンドの一体感は
とてつもなく強いものだった

J-ROCK&POPの礎を築き、今なおシーンを牽引し続けているアーティストにスポットを当てる企画『Key Person』。第16回目のゲストはPERSONZが登場! 4人それぞれにとってのキーパーソンとなる存在や“このバンドでやっていく”と心に決めた瞬間、過去作を最新の状態にアップデートする『RELOAD PROJECT』を実施する中で気づいたことも語ってくれた。

37年 もやっているのは、
すごいことだと思う

PERSONZは1984年の結成から今年で37周年になりますが、みなさんにとってのPERSONZとは言葉にすると何ですか?

JILL
生活、人生そのもの。それ以外の表現はないかな? これがなくなったら自分はないと感じるほどの存在です。最初から自分の生き甲斐になるものを探してバンドを始めて、“これでやっていこう”と決めてPERSONZの活動をスタートさせたから、プロになってからも“この道を真っ直ぐに行くんだろうな”という確信がありました。山あり谷ありだったけど、それを経て37年もやっているのは、客観的に見るとすごいことだと思いますね。
本田
長い間やっていますし、PERSONZは自分の全てを作ってもらった場所でもあるんですけど…でも、言葉にするなら“バンド”かな? 『RELOAD PROJECT』でもバンドサウンドでできることをやっているから、僕はそれが一番しっくりきます。
渡邉
僕にとっては奇跡です。バンドはずっとやっていたいと思っても、誰かひとりがいなくなるとできなくなっちゃうんですよ。健康でいることもそうだし、一緒に仕事をしていく上で信頼できるかどうかとか、いろんな要素が奇跡的に重なり合って続けられることだと思うんですよね。今回の『RELOAD PROJECT』(インディーズでリリースしたミニアルバム『ROMANTIC REVOLUTION』&『POWER-PASSION』をセルフカバー)でデビュー前の曲を演奏して強くそう感じました。

渡邉さんはJILLさんに声をかけられたのがきっかけでバンドを組んでいるので、それも奇跡の始まりだったんですね。

渡邉
そうですね。で、僕が引っ越した近所に藤田くんが住んでいたのも、今思うとすごいことだと思います。だから、藤田くんに訊いてみたいんですよ。“渡邉が引っ越してこなかったら、藤田くんは今頃何をしていたと思う?”って(笑)。そのくらいPERSONZの結成は大きいことだと思うんです。
藤田
PERSONZが始まる前から渡邉くんとは知り合いだったけど、それでも2年くらい離れていたはずなんですよ。それがなぜか家に訪ねて来てくれて。あれも奇跡だったのかな?(笑) 僕にとってのPERSONZも人生の全てと言ってもいいくらいの存在です。どこに行っても“PERSONZの藤田”という存在になっていますから、それが当たり前であり、ずっと壊れずに続いている唯一のものなので。

では、PERSONZとしてずっとやっていこうと心に決めた瞬間というのは?

JILL
私は新宿LOFTで初めて本田くんに出会った時ですね。17歳からバンドをやっていたけど、長くやっていけるメンバーを見つけられないまま模索している時に、すごく上手なギタリストを見つけたから“もう離さへんで!”って(笑)。
本田
僕もJILLさんとの出会いが…と言いたいところなんですけどね(笑)。僕はインディーズで出した1stミニアルバム『Romantic Revolution』(1986年発表)ができて、そのアナログ盤を手にした時に“ついに!”と思ったんですよ。当時は大学生で就職も決まりかけていて、これからどうするか迷っていた時期ではあったんですけど、そのアナログ盤を持って親父に“俺は音楽をやりたいから就職するのをやめます。大学も中退します”と話して覚悟を決めたんです。
藤田
僕は地方から出てきたので、東京のライヴハウスの事情や音楽のプロの方の事情をまったく知らなくて、PERSONZを組んでからもこれが生活として成り立っていくものだという実感が持てずにいたんです。だから、当時所属した事務所から初めてお給料が出た時に“これは続けていけるものなんだ!?”と。それと同時にお給料以上のバンスを背負ってしまったっていう実感もあったんですけど(笑)。

OKMusic編集部

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