松本幸四郎と時代劇研究家・春日太一
が時代劇の裏側と未来について語る 
『時代劇づくりの裏側』第3回の配信
が決定

2021年7月20日(火)20時よりイープラス「Streaming⁺」にて、『時代劇づくりの裏側』第3回が配信されることがわかった。
2020年、コロナ禍により歌舞伎座をはじめ劇場が幕を開けることができない中、舞台とは異なる側面から歌舞伎俳優に迫るオンライン配信企画が誕生した。本配信は、歌舞伎俳優がこれまでに出演してきた時代劇について、気鋭の時代劇研究家・春日太一が聞き手となり、当時の思い出や撮影秘話などを語る番組だ。
春日太一
第1回には中村又五郎、2021年3月の第2回には中村芝翫が出演し、往年の時代劇撮影所の様子や共演した名優たちとの思い出、歌舞伎俳優ならではの芸談が織りなす濃密な時間が、視聴者から大きな評判を呼んだ。
そんな『時代劇づくりの裏側』の第3回配信に、松本幸四郎が出演することが決定した。
松本幸四郎
幸四郎の役者デビューは、なんと時代劇。当時、「市川染五郎」を名乗っていた父・白鸚が主演を勤め、現在、NHK-BS で再放送されている大河ドラマ『黄金の日々』(1978年・NHK)最終回に、翌年の初舞台を控える5歳の幸四郎は本名「藤間照薫」で出演、親子共演が話題となった。1991年から2017年まで名乗っていた「市川染五郎」時代には数々の時代劇に出演し、映画『蝉しぐれ』(2005年・東宝)では藤沢周平原作の情感豊かな世界で主演し、映画賞を受賞。映画『阿修羅城の瞳』(2005年・松竹)では劇団☆新感線で主演した舞台の映画版で同じ役を、司馬遼太郎原作の『竜馬がゆく』(2004年・テレビ東京)坂本竜馬役、夢枕獏原作の『陰陽師』(2015年・テレビ朝日)安倍晴明役は、歌舞伎と時代劇の両方で同じ役を演じた当たり役として評判を博した。
そして、先日発表された『鬼平犯科帳』長谷川平蔵役も決定している。祖父・初代松本白鸚をモデルに池波正太郎が書いた『鬼平犯科帳』には、叔父・中村吉右衛門主演の『鬼平犯科帳』スペシャル版(2008年、13年・フジテレビ)に二度出演。祖父、叔父が勤めてきた長谷川平蔵役を継ぎ、歌舞伎だけにとどまらず、今後の時代劇を担う存在として注目を集めている。
聞き手の春日太一は、時代劇への深い造詣と独自の視点で数々の著書を執筆し、2月には「大河ドラマの黄金時代」(NHK出版新書)を、4月には「時代劇聖地巡礼」(ミシマ社)を刊行。立て続けに時代劇関連の本を執筆し、時代劇のスペシャリストとしてますます円熟味を魅せる春日が、幸四郎とともに“時代劇づくりの裏側”、そして“時代劇の未来”を語る。
『時代劇づくりの裏側』第3回
本配信でしか聞くことができない、貴重なトークを楽しみにしよう。

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