特別対談 / DJ HASEBE × シトナユ
イ キャリア30年を超えたベテラン・
DJ HASEBEと、音大所属の新たな才能
・シトナユイ。異色のコラボ曲の裏側
を紐解くリモート対談

DJ HASEBEが2021年第1弾作となるニュー・シングル「Crying Over Moonlight feat. シトナユイ」を6月23日(水)にリリースした。
昨年、DJキャリア30周年を記念し話題のアーティストが集結して制作されたアルバム『Wonderfultomorrow』をリリース。昨年から続くコロナ禍での配信企画でも注目を集めながら、同時に数々のプロデュース・ワークやミックス作品、オリジナル楽曲の発表で独自の存在感を放ち続けるDJ HASEBE。そんな彼が今回タッグを組んだのは、大阪音楽大学ミュージッククリエーション専攻在籍の新鋭・シトナユイ。乾いた鳴りのビートに、フックの効いたメロディが印象的な、どこか懐かしくも新しい夏を感じさせるチルアウト・チューンに仕上がっている。
本稿では、DJ HASEBEとシトナユイのリモート対談の様子をお届けする。ふたりの出会いからコラボ曲制作の裏側、作曲のルーティンなど、話題は多岐にわたった。
Interview & Text by Takazumi Hosaka
Photo by 遥南碧(https://harunaoi.wixsite.com/harunaoi)
徐々に増えてきた“現場”での活動
――シトナさんとの曲についてお聞きする前に、HASEBEさんの直近の活動について伺いたいです。sankaraとの対談のときにおっしゃっていた通り、配信企画は引き続き行いながらも、徐々にイベント出演も増えてきているようですね。
DJ HASEBE:そうですね。野外イベントだと横浜の『GREENROOM』、千葉の勝浦のキャンプ・フェス『SOUL RETREAT CAMP』、あとは北九州市平尾台にオープンしたグランピング施設のオープニング・パーティにも出演させてもらいました。5月はたまたま重なったんですけど、これからも徐々に増えていきそうだなとは思います。ただ、引き続きまだ予断を許さない状況ではあると思うので、自分で企画立てたりとかはできていないですね。
――DJ活動としては2020年から配信メインになってしまいましたが、やはりオーディエンスを前にしての現場は別物という感じでしょうか。
DJ HASEBE:やっぱり別物ですね。ライブ配信は去年の3月から始めて、色々な形を試したり、配信に必要な機材を揃えていったり、徐々にパワーアップしていくのがRPGゲームみたいで楽しくて。あとは主に自分の部屋からひとりだけでやる。そのミニマムな環境の中でどれだけ工夫できるか、みたいな制限付きのおもしろさもあって。変な強がりとかではなく、自分としても楽しみながら続けてこれたんです。
でも、久しぶりの現場を体験したら、「これこれ、このグルーヴだよ」って感じで、実際にお客さんと同じ空間を共有してるっていう感覚は、やっぱり唯一無二ですよね。それに、ライブ配信入り口で自分のプレイを観に来てくれる方も増えたという実感があって。そういう相乗効果は素晴らしいことだなと。配信と現場、今後も上手く両立していきたいですね。
――確かに配信は現場よりも圧倒的に敷居が低いですし、入り口としては最適かもしれません。
DJ HASEBE:音楽フェスなどは経済的な面で若い人はなかなか参加しづらいかもしれないし、逆にクラブは年齢と共に足が遠のいてしまう人も少なくないですよね。そういう人たちが配信を観て、DJの楽しさを知る、もしくは思い出す。自分のDJ配信がそういう風に機能したら嬉しいですね。
DJ HASEBE
――実際のDJプレイの面で、配信で現場で具体的な違いはどのように意識していますか?
DJ HASEBE:現場ではプレイ時間は大体1時間〜1時間半くらいなんですけど、配信だと5時間くらいやってて(笑)。
――二部制で実施していることもありますよね。
DJ HASEBE:そうなんです。配信ではリクエストに応えたりとか、割とまったりとやっていて。「こういう曲はどう?」っていう提案を行う余白もある。もちろん、ユルさだけじゃなくて、途中で定番ルーティーンを挟んだりして、起伏は作るようにしていますが。一方で、現場は限られた時間の中にいかに今の自分をギュッと詰め込むか。そしていかに早くグルーヴを作るか、そういったことに注力しますね。メイン帯の時間だと、最初からほぼほぼアゲっぱなしなので、そういった感覚は久しぶりに思い出しました。
――また、4月には配信ライブの世界観をパッケージしたミックスCDの最新作もリリースされました。
DJ HASEBE:Manhattan Recordsさんとの企画で、去年の3月末にもリリースしているのですが、あのときはコロナ禍になったばかりということもあり、スピード感を意識しました。お話を頂いて、3日くらいで選曲、ミックス、エディット終わらせて、1週間くらいで配信することができて、自分にとっても刺激的な企画でしたね。今回はその第2弾ということで、引き続きあまりアゲ過ぎない選曲で、『Welcome to my room』というタイトル通り、自分の部屋に友人を呼んで、お酒などを飲みながらBGMで聴きたいような作品を意識して作りました。
「Crying Over Moonlight」制作秘話
――今作「Crying Over Moonlight feat. シトナユイ」は、HASEBEさん名義の曲としては、ミックス・アルバム『HONEY meets ISLAND CAFE –NO SURF, NO LIFE-』からのシングル・カットとして、昨年の11月〜12月にリリースされた4連続シングル以来ですよね。
DJ HASEBE:はい。なので、もう半年以上空いちゃいましたね。今作に関しては、旧友からシトナユイさんを紹介してもらったことがきっかけで。「今、こういうおもしろい新人がいるんだけど」って何曲かデモを聴かせてもらって、僕もすごい好きなタイプのアーティストだったので、「じゃあ、一緒にやってみる?」っていう自然な流れで。
――具体的に、彼女のどういった部分に惹かれましたか?
DJ HASEBE:低音の感じや少し肩の力が抜けた感じの歌い方。それがすごく自分好みのシンガーさんっていう感じで、あまりいないタイプなんじゃないかなって思います。あと、デモ曲に加えて、彼女が最近好きな楽曲も参考に何曲か教えてもらって、それも全部いい感じだったんです。Dua LipaやDisclosure、韓国のバンド・SE SO NEONのボーカル・So!YoON!などなど。どれも今っぽくて、すごくセンスがいいなと。
――なるほどです。では、ここでシトナユイさんにお聞きしたいです。HASEBEさんと一緒に曲を作るという話が出たとき、率直にどう思いましたか?
シトナユイ:元々、HASEBEさんの曲――SIRUPさんや向井太一さん、Michael Kanekoさんをフィーチャーしている曲などがすごく好きでよく聴いていたんです。なので、「え、あのDJ HASEBEさん!?」「マジか!」っていう感じで。最初はあまりにも現実味がなくて、いまいち実感が湧かなかったです(笑)。
――HASEBEさんはまず、どういったイメージでトラックを組んでいったのでしょうか。
DJ HASEBE:デモや参考に挙げてもらったアーティストたちの作品を聴いて、2000年前後ぐらいのヨーロッパのブレイクビーツ・シーンを想起させるような、ちょっと手数の多いドラムだったり、そういったアプローチは彼女の歌声と合うんじゃないかなっていうアイディアもすぐに浮かんできて。4つ打ちでもいいかなと思ったんですけど、ブレイクビーツ的なグルーヴの方が自分っぽさが出せるかなと。そんな感じで組んでいきました。
――所々でアフロ・ビートのような跳ねるビートが挟まれていたり、硬めのハイハットの質感、ちょっとベタな音色のシンセなど、意外な組み合わせが印象的でした。
DJ HASEBE:何か特定のリファレンスがあったわけではなくて、シトナさんの世界観だったりをインプットして、感じるがままに作ったというか。あまり論理的に考えたわけではないですね。ただ、最近チルい曲が多かったなと思っていて。それは時代感もあるし、なんとなくリスナーが自分に求めているものだったり、そういったことが影響していたと思うんですけど、今回はダンス・ミュージックにしたいなとは考えていて。歌ものなんだけど、フロア・ユースな感じ。そういうバランス感は最近自分の作品の中になかったなと思って、そこを強くアピールしたかったというのはあります。
――では、最初に上ってきたHASEBEさんのトラックを聴いたとき、シトナさんはどのようなイメージを抱きましたか?
シトナユイ:自分自身、今大学でDTMや作曲を学んでいるので、「これがプロのデモか……」っていう感じで、そのクオリティに圧倒されました。デモなんだけどデモじゃないというか。とにかく最初は「頑張らなきゃ」って思いました。
DJ HASEBE:僕はデモの段階でかなり作り込んじゃうタイプなんですよ。だから、いつもデモから完成形までそれほど変化しない。
シトナユイ:あと、トラックと一緒にHASEBEさんがテキストを送ってくれて。そこに引っ張られた部分も大きいと思うんですけど、トラックを聴いたとき夏っぽくて切ないイメージが湧きました。
シトナユイ
――以前もお聞きしましたけど、HASEBEさんは今回もトラックの解説テキストを送ったんですね。
DJ HASEBE:はい、恒例のやつです(笑)。デモを作ったとき、サンプリング・ネタに虫の声っぽい音が入っていて、いい感じだからこれも頂いちゃおうと。イントロとアウトロだけでなく、あまり聴こえないかもしれませんが、楽曲の随所で鳴っています。とにかく、その虫の声から夏の夜っていうイメージが湧いて、かつシトナさんの資料やInstagramなどを拝見して、本人の雰囲気や歌声との相性も考えつつ、“寂しげな恋愛”という感じのテーマを綴りました。
――そういったテーマを受けて、シトナさんはリリックを膨らませていったと。
シトナユイ:はい。普段は主に作編曲を手がけることが多いので、自分で歌詞を書いて歌うっていう経験は本当に初めてでした。普段作っている曲はサウンド面ばかり意識していて、そこまで歌詞を意識することがなかったんです。でも、今回はHASEBEさんとの曲ですし、「絶対にカッコいいものを作らないと」って意気込んで。
DJ HASEBE:とてもいい歌詞とメロディだと思います。
シトナユイ:ありがとうございます。頑張りました(笑)。
――歌詞で描かれている、“感情をストレートに出せないクールで強がりな女性”という主人公はどのように生まれてきたのでしょうか。ご自身の実体験などを投影したり?
シトナユイ:そうですね、めちゃくちゃ自分が出てると思います。私、自分で作る曲や普段聴いている曲でも、甘い感じの恋愛を表現した作品はあまり得意じゃなくて。
DJ HASEBE:なんかちょっと影があるイメージだよね。それもシトナさんの歌声にハマるなぁという感じでした。
――「Crying Over Moonlight」というタイトル、フレーズには、“あなたのせいじゃなく、月明かりが眩しくて泣いてるの”という意味が込められているそうですが、夏目漱石の「月が綺麗ですね」のような奥ゆかしさを感じました。この言葉はどのようにして生まれてきたのでしょうか?
シトナユイ:いつも歌詞を書くときはリズムから先に考えるんです。それで……《Crying Over You》っていうラインってよくあるじゃないですか、「あなたのせいで泣いてる」っていう。トラックに合わせてハミングしてたら、ふと《Crying Over〜》っていう言い回しがハマるなと思って。それから友達に「なんか切ないエピソードない?」って聞きまくって。
――歌詞を書くために。
シトナユイ:そうです。私自身にはそういう体験が本当になくて(笑)。
DJ HASEBE:そうなんだ(笑)。
シトナユイ:それで、友だちから夏祭りの日にフラれて、月を見ていたっていう話が出てきて。そこから《Crying Over Moonlight》っていうラインが生まれて、あとは想像で話を膨らませていきました。
――制作の流れとしては、何度かやり取りをした後にレコーディング、という感じでしょうか?
DJ HASEBE:そうですね。デモをお送りして、仮歌を返してもらって。その後、彼女が都内に来るスケジュールに合わせてレコーディングしましょうと。
――レコーディングはいかがでしたか?
シトナユイ:これまでは自分の曲を誰かに歌ってもらうっていう経験しかなかったので、自分がレコーディング・スタジオに入って、ディレクションしてもらいながら歌うっていうのがすごく新鮮な体験でした。でも、すごく緊張してしまい。ピッチも取れないしリズムも悪くて、焦ってしまって……。
DJ HASEBE:ちょっとお疲れだったんだよね(笑)。実は「Crying Over Moonlight」の前に、シトナさん自身のソロ曲も録っていて。(「Crying Over Moonlight」は)何曲目だったんだっけ?
シトナユイ:あの日は3曲目ですね。
DJ HASEBE:そうだ。前日もレコーディングしてたんだ。
シトナユイ:はい。前の日に2曲録りました。
DJ HASEBE:ハードワークの一番最後(笑)。
シトナユイ:疲れと緊張で最初の方は全然歌えなかったんですけど、HASEBEさんがすごく優しくて。「もう一回いってみようか?」「もうちょいいけると思うよ!」って励ましてくれたり。正直、最初は怖かったらどうしようって思ってたんですけど……(笑)。
DJ HASEBE:よく言われるけど、今どきそんな怖い人いないよ(笑)。
シトナユイ:そうなんですね。でも、その優しさに救われました(笑)。
――特に苦戦したところは?
シトナユイ:自分の曲よりもキャッチーというか、フックの効いたメロディだと思っていて。そのポップさを活かしつつ、自分のカラーも入れる。そういった部分に苦戦しましたけど、結果としてすごい勉強になりました。
DJ HASEBE:サビの部分は特にこだわりたくて、求めていたニュアンスが録れるまで結構テイクを重ねましたね。
――おふたりはリスナーにこの曲をどのように聴いてほしいと考えますか?
DJ HASEBE:さっきもお話した通り、現場でかけられることを考えて作ったので、クラブやフェスなどで聴いてもらえたら嬉しいですね。
シトナユイ:私は車でドライブしてるときに聴いてもらえたらなって思います。それこそ夏の夜とか、ぜったい合うなって。あと、私は高校生までダンスをしていたんですけど、ハウスのダンサーさんなどは絶対好きになってくれると思うんで、ダンサーさんに踊ってほしいなとも。
DJ HASEBE:いいっすね。あと、そういえばさっきここ(Spincoaster Music Bar)に入ってきたとき、「あ、バーで流れてるのいいな」って思いました(笑)。
シトナユイ:確かに! めっちゃ合いそうですね。
「アーティストとしてのジャンルを確立させたい」
――HASEBEさんは、シトナさんのこれから活動にどういったことを期待しますか?
DJ HASEBE:シトナさんのデモ曲を聴かせてもらったり、一緒に曲を作ってみて、内包している音楽性の幅広さっていうのは感じていて。それが世に出て、どういう風に受け止められるかっていうのかが楽しみです。僕から「こういう音楽やってほしい」っていうのはないですね。色々な音楽に挑戦してみてほしいし。もちろん、僕の中で「こういうアプローチしたらおもしろそう」っていうアイディアが湧いてきたら、ぜひまたご一緒できたらなと。
シトナユイ:ぜひお願いします!
――シトナさんは今後どのように活動していきたいと考えていますか?
シトナユイ:元々作曲を専攻した理由が、劇伴を勉強したいからだったんですけど、今回縁があってHASEBEさんと曲を作れたことで、自分の書いた曲やボーカルを褒めてもらえた。それがすごく嬉しくて。なので、今後はまず自分のアーティストとしてのジャンルを確立させたいと思っています。今は色々な音楽に影響を受けていて、作る曲がすごくバラバラになってしまうなって感じていて。自分の得意、不得意を自覚して、「シトナユイといえばこういう感じ」っていうイメージを固めていきたいですね。
――普段から聴いている音楽もジャンルや年代などバラバラですか?
シトナユイ:そうですね。小さい頃から海外の音楽をメインに聴いてきて。ロックからヒップホップ、ハウス、EDMなど、様々なジャンルの音楽を聴いてきました。あと、授業で色々なジャンルの曲に挑戦しなくちゃいけないというのもあって、学校の勉強では意識的に幅広い音楽をインプットしています。
――せっかくの機会ですし、ミュージシャン/音楽家として、HASEBEさんに聞きたいこと、質問したいことなどはありますか?
シトナユイ:曲を作り始めるとき、私はまずリファレンスになる曲を探してからコードを決めて、トラックを作って。それからじゃないと歌詞が思い浮かばなかったり、メロが出てこなかったりして、すごく作曲のペースが遅いなって思うんです。HASEBEさんは普段、どういう風に作っていますか?
DJ HASEBE:僕も似たような感じですよ。ピアノ弾き語りで仮歌を乗せて〜っていう作り方ではなく、トラックをしっかり作り込んでからメロを乗せる。あと、本質的にはビートメイカーなので、歌モノでも広い意味でのダンス・ミュージックを作っている意識はあります。
――DJで使えるというか。
DJ HASEBE:そう。自分が現場でかけられるような曲、自分のDJスタイルの中にパーツとしてハマるものを作るっていう感覚がまず第一にある。だからトラックありきで考えていますね。スピードに関しては、続けていれば変わってくるんじゃないかなっておもいますね。
シトナユイ:なるほどです。あと、HASEBEさんは色々なアーティストをフィーチャーした曲を発表していますが、そのフィーチャリング・アーティストはどのようにして決めているのでしょうか?
DJ HASEBE:その作品、もしくはプロジェクトの方向性に合うかどうか、あとはもちろん現実的かどうかっていう部分も込みで、オファーするアーティストさんを考えます。一応いつも心がけているのは、少しハードルを高めに設定するということ。ちょっと緊張するなっていうくらいイケてる、勢いのあるアーティストさんにできるだけオファーしたい。
シトナユイ:基本的にはアーティストさんが決まってから曲を作っていますか?
DJ HASEBE:そうですね。僕、ビートを作り溜めしておけなくて、自分のストックから「こういうのありますけど、どうですか?」っていうことができない。自分でもあまり器用なタイプじゃないなって思うんですけど、ストックしておくと飽きちゃうんですよね。
――今のムードじゃなくなってしまうというか。
DJ HASEBE:自分の中で賞味期限が切れちゃうというか。それを再構築して作り直すっていうのも、あまりモチベーションが湧かないんですよ。だから、色々と決まって、目指すところが見えてからじゃないと作れない。
シトナユイ:錚々たるアーティストさんがフィーチャーされているなかで、ご一緒できて本当に光栄です。HASEBEさんと曲を作るってなって、すぐに友達とか学校の先生に自慢しちゃいました(笑)。「私、HASEBEさんと一緒にやるねん!」って。みんなめっちゃビックリしてました(笑)。自分の作品もまだリリースしてない段階で、めちゃくちゃ恵まれてるなぁって思いました。
DJ HASEBE:ハハハ(笑)。まぁ、今話したような考えがありつつも、最終的には単純に僕が好きなアーティストっていう部分が大きいですからね。歌声だったり音楽性、アーティストとしてのスタンスとか、好きになる要素は色々ですけど。
――シトナさんが今後アーティストとしてさらに成長し、ご自身のスタイルを確立した上で、再度HASEBEさんとタッグを組むことになったら最高ですね。
シトナユイ:ぜひお願いしたいです!
DJ HASEBE:僕があんまり歳取らないうちに(笑)。この曲の続編的な世界観で作れたらおもしろいですよね。
【リリース情報】

DJHASEBE 『Crying Over Moonlight feat. シトナユイ』

Release Date:2021.06.23 (Wed.)
Label:Trigger Records
Tracklist:
1. Crying Over Moonlight feat. シトナユイ

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