島崎信長&羽多野渉「さんかく窓の外
側は夜」で書店員と除霊師の主役コン
ビ役に

(c)ヤマシタトモコ/リブレ・さんかく窓プロジェクト ヤマシタトモコ氏のホラーミステリー漫画をテレビアニメ化する「さんかく窓の外側は夜」で、島崎信長羽多野渉が主演を務めることが明らかになった。特報プロモーションビデオとティザービジュアルも公開されている。
 原作漫画は、2013年3月~20年12月に「月刊MAGAZINE BE×BOY」(リブレ刊)で連載。霊が見える書店員と除霊師の男が、ひょんなことから探偵バディを組み、除霊や呪いにまつわる未解決事件の謎を追っていく。今年1月には、岡田将生と志尊淳のダブル主演の実写映画版が公開された。
 島崎は、霊を見る能力に長けているが霊を恐れる書店員の三角康介(みかど こうすけ)役を、羽多野は三角の霊感を見いだし助手としてスカウトするも、コミュニケーション能力に難ありの除霊師・冷川理人(ひやかわ りひと)役を担当する。
 島崎は「原作の、日常の中に当たり前に寄り添うようなジャパニーズホラー感がすごく好きです。そして人間ドラマとしても、非常に味わい深く、面白い作品だなと感じております」と作品の魅力について言及。羽多野は「冷川は有能な除霊師なんですが、つかみどころのない人物でコミュニケーションの取り方が独特です。そんな彼が、霊が見える特異体質の三角康介と出会うところから物語がスタートします」と自身の役どころを紹介しつつ、「成立しているようなしてないような、彼らの凸凹コンビぶりにもご注目ください。ホラー、ミステリー、ヒューマン、いろんな要素が詰まった作品です!」と同作の見どころを語った。
 特報PVには、霊を怖がる三角と除霊師の冷川という正反対の2人の姿が収録されており、ティザービジュアルとして、キャラクターデザインも務める安田好孝監督によって、2人が寄りそう様子が描き下ろされた。そのほか、ヤマシタトモコ氏からの祝賀イラストや、安田監督らメインスタッフからのコメントも公開されている。
(c)ヤマシタトモコ/リブレ・さんかく窓プロジェクト 放送は10月からTOKYO MX、BSフジでスタートする。アニメ化を記念して、8月6日発売の「月刊MAGAZINE BE×BOY」9月号からは、3号連続で「さんかく窓の外側は夜」の後日談漫画が掲載される。アニメ版キャスト、スタッフのコメント全文は以下の通り。
【島崎信長(三角康介役)】
 原作の、日常の中に当たり前に寄り添うようなジャパニーズホラー感がすごく好きです。そして人間ドラマとしても、非常に味わい深く、面白い作品だなと感じております。
 その魅力を 、アニメーションとしてたくさん伝えられるよう、精一杯取り組みたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
【羽多野渉(冷川理人役)】
 10月から放送開始するテレビアニメ「さんかく窓の外側は夜」。冷川理人役の声を担当させていただきます、羽多野渉です。
 冷川は有能な除霊師なんですが、つかみどころのない人物でコミュニケーションの取り方が独特です。そんな彼が、霊が見える特異体質の三角康介と出会うところから物語がスタートします。成立しているようなしてないような、彼らの凸凹コンビぶりにもご注目ください。
 ホラー、ミステリー、ヒューマン、いろんな要素が詰まった作品です! ぜひご覧くださいね!
【ヤマシタトモコ(原作者)】
 私がこの世で一番びっくりしているのですがアニメになります。冷川と三角が動いて喋ってあれをあれしたりあれしたりあれしたりします。見てね!
【安田好孝(監督・キャラクターデザイン)】
 除霊、呪い、死……。辛らつに、それでも人への優しさを忘れない視線で描くヤマシタトモコ先生の世界をアニメーション映像としてご覧いただければ幸いです。
 作中には「呪い」への誘いとして、ごくありふれたモチーフを散りばめてみました。人が抱く人への思いは、すなわち「呪い」なのです。ミステリアスな青年・冷川理人との出会いで、果たして三角康介クンの日常は「怖く」なくなるのでしょうか……? キャラクターの心象風景に、ビビッドな映像を入れ込む試みにもご注目ください。
【岩永大慈(チーフディレクター)】
 原作の「さんかく窓の外側は夜」は、それぞれが芯をもった個性豊かなキャラクター、繊細な感情の描写など、多くの魅力をもった素敵な物語です。ヤマシタトモコ先生が織りなす独創的で魅力ある世界観を大切に、すばらしいフィルムとなるよう全力を尽くす所存です。
 最後に、ご覧いただいた視聴者様おひとりおひとりが、自由な解釈をもって楽しんでいただけるような映像になれば幸いでございます。ぜひともテレビアニメ「さんかく窓の外側は夜」をよろしくお願いいたします。
【関根アユミ(シリーズ構成)】
 一読者としてずっと応援しているヤマシタトモコ先生の作品に、アニメスタッフとして関わることができてとても光栄です!
 ヤマシタ先生の作品はどれも、一言では表現できないリアルな想いがたくさんこめられています。
 今回「さんかく窓の外側は夜」の脚本作業をしている最中も、「自分は今、本当に生身の人間を描いているんだ」と改めて感じさせられる瞬間が何度もありました。
 作品の中に込められたさまざまな想いを、視聴者の皆様と共有できる日を楽しみにしております。テレビアニメ「さんかく窓の外側は夜」を何卒よろしくお願いいたします!

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