雨宮天&久野美咲インタビュー『劇場
版 七つの大罪 光に呪われし者たち』
連載<第2弾> 「私と久野ちゃん2
人で…」「ゆうきお兄ちゃんには感謝
の気持ちでいっぱい」

SPICEでは、『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』(7月2日公開)に出演するキャスト陣の連載インタビューをお届け!
第2弾は、雨宮天(エリザベス役)と久野美咲(ホーク役)が登場。劇場版の見どころや、約7年半の思い出、そして〈七つの大罪〉団長ならぬ“座長”を務めた梶裕貴へのメッセージを訊いた。
【インタビュー】雨宮天(エリザベス役)
──『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』の台本を読んでの感想と、演じるにあたり特に大切にしたシーンを教えてください。
原作でも描かれていなかった最高神との関係が描かれることに興奮しました! エリザベスを生んだ存在ということもあり当然気になってはいたので、とても嬉しかったです。大切にしたシーンは、メリオダスと2人のシーン、そして最高神とバルトラ、つまりエリザベスにとっての2人の『親』とのシーンです。
エリザベス (c) 鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会
──これまでのTVシリーズのアフレコや、イベント、ラジオなども含めて、『七つの大罪』キャストとの印象的なエピソードといえば?
久野ちゃんと2人で司会をしたこと。『七つの大罪』キャストの先輩方はとても個性が強い方が多く、それが遺憾なく発揮されるイベント…! もちろんそうしながらも色々とフォローしてくださっているというのは承知の上ですが、そんな皆さんの中でよく司会という大役を私と久野ちゃん2人でやり切ったなと思います…(笑)。
──役者さんとして、『七つの大罪』で演じられたキャラクターや共演者から、どんな刺激を受けましたか?
エリザベスは私とは逆と言ってもいいくらい似ていなくて、だからこの7年間悩むことがとても多かったです。博愛、母性、包容力…私には元々備わっていない上、どうしたらそれを声に乗せることが出来るのか分からず、シーンによっては何度もテイクを重ねました。今それをマスターしたかと言われれば全くそんなことはありませんが、エリザベスから教えられ、役を通して得られた部分はあると思っています。
──メリオダスとエリザベスにかけられた呪いを解放するために、長い戦いが描かれた本作。この約7年半の中で、ご自身が声優さんとして・ひとりの人間として、「何かから解放されたな」と思う瞬間や出来事はありましたか?
台本の重さから解放されました! ゲームの収録などセリフ量の多い時は紙袋いっぱいの台本の束を持っていかなくてはならなかったのですが、iPadを購入してデータで台本をいただくようにしてからはそんな大変さから解放されました!
──最後に、〈七つの大罪〉団長であるメリオダス、そして梶裕貴さんへのメッセージをお願いします。
メリオダス、今度こそエリザベスと幸せになってください…! 2人の旅はやっと始まったばかり。応援しています!
梶さん、勝手ながらアニキとしてお慕いしておりますが、本当にいつもお世話になっています! 初めの頃は今以上に上手くコミュニケーションが取れない私でしたが、沢山助けてくださり本当にありがとうございました! これからもついていくので助けてください(笑)!
【インタビュー】久野美咲(ホーク役)
──『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』の台本を読んでの感想と、演じるにあたり特に大切にしたシーンを教えてください。
鈴木央先生の豪華な描き下ろしストーリーで、原作が完結したその先の、まだ誰も知らないお話を読むことができて、とてもワクワクしました。ホークのお兄ちゃんのワイルドとのシーンがあったので、兄弟ならではの息がピッタリとしたお芝居ができるよう頑張りました。
──これまでのTVシリーズのアフレコや、イベント、ラジオなども含めて、『七つの大罪』キャストとの印象的なエピソードといえば?
どれも全部大切な思い出ですね。アフレコもイベントも最初の頃はとっても緊張しましたが、キャストの皆さんが優しくサポートしてくださいました。「ホークトーク」というラジオのパーソナリティも務めましたが、毎回ゲストに来たキャストの方が進行するのを助けてくださったり。皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
──役者さんとして、『七つの大罪』で演じられたキャラクターや共演者から、どんな刺激を受けましたか?
まず、人間の言葉を話すブタさんの役を演じることが初めてだったので、最初はとても苦戦しました。音として聞いても、人間の姿のキャラクターとは差別化を図れるように、アドリブの息の入れ方など、色々研究しました。そしてホークの男前な性格を演じるのも初めは難しかったのですが、キャストの皆さんと一緒にお芝居していくうちに、自然とホークになりきることができました。今では楽しみながらホークを演じることができるようになって、私自身、ホークと一緒に成長できた気がします。
──メリオダスとエリザベスにかけられた呪いを解放するために、長い戦いが描かれた本作。この約7年半の中で、ご自身が声優さんとして・ひとりの人間として、「何かから解放されたな」と思う瞬間や出来事はありましたか?
7年前はホークを演じることが難しいと思っていましたが、今では他作品でも、人間の言葉を話す動物の役や、男の子の役を演じる機会が増えました。ホークをきっかけに、演じる役の幅が広がり、楽しみながらお芝居できるようになりました。
──最後に、〈七つの大罪〉団長であるメリオダス、梶裕貴さんへのメッセージをお願いします。
最後まで、本当にお疲れ様でした。まだアニメのアフレコやイベントに不慣れだった私に色々アドバイスを下さったり、座長として現場を引っ張っていただき、ありがとうございました。ゆうきお兄ちゃんには感謝の気持ちでいっぱいです!!
7月2日公開の『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』は、先日最終回を迎えたTVアニメから続く“最終章のその先”を描いた、原作者・鈴木央氏が描き下ろしの完全新作オリジナルストーリー。完結を迎えたはずの彼らの物語が、まだ誰も見たことのない壮大なスケールで、再び幕を開ける。
明日7月2日は、鈴木達央(バン役)&髙木裕平(ゴウセル役)のインタビューをお届け!

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