佐々木蔵之介主宰のTeam申、第5回本
公演『君子無朋』のビジュアル&地方
公演の日程が解禁

2021年7月より上演される、佐々木蔵之介が主宰するTeam申の11年ぶりとなる第5回本公演『君子無朋(くんしにともなし)~中国史上最も孤独な「暴君」雍正帝~』。この度、ビジュアルと地方公演の日程が解禁となった。
本作の主人公は、18世紀初頭の清国を治めた雍正帝。皇帝としての稀有な思想や哲学、皇帝という地位にありながら過労死したとも言われるほどの激務をこなした人物の生涯を、佐々木蔵之介を筆頭に中村 蒼、奥田達士、石原由宇、河内大和という実力派キャストと、次代を担う新たなクリエイターたちで描き出す。
少人数キャストで、かつ客席との距離感を大事にすることを旨として上演してきたTeam申だが、コロナ渦の演劇は様々な制約を受けると共に、その醍醐味さえも削らざるを得なかった中、「演劇空間」とはどんなものか、「観劇」の楽しみとは何かを改めて提示できればという試みとのこと。
本公演の脚本を手掛ける阿部修英よりコメントが届いた。
作:阿部修英 コメント
近年の目まぐるしい変化で「中国」に戸惑う人も多い日本。しかし「中華」はいつもそばにある。たとえば漢字。「君子無朋」と4文字書くだけでドラマが立ち上がるのは、深い縁の証だ。
「君子無朋」は雍正帝が即位初年度に掲げた強烈な宣言。億の民と広大な地を背負い、失敗すれば革命で首が飛ぶ。究極のタイトロープに立ちながら「ともなどいらない」と宣言した彼。
それは昨今のポピュリズムへの問いとしても響く。そう、雍正帝は極めて現代的な人物だ。
舞台は270年前、徳川吉宗の時代。暴れん坊将軍も真っ青の「暴君」を演じる佐々木さん。旅をご一緒し雍正帝と「重なる」姿を見た。そう、ただの暴君では終わらない。
現代性そして中華との深い縁を感じながらぜひご覧下さい。

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