ある秘密を共有した高校生ふたりの切なくも美しい青春ストーリー

ある秘密を共有した高校生ふたりの切なくも美しい青春ストーリー

劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」金
曜ロードショーで7月23日放送

ある秘密を共有した高校生ふたりの切なくも美しい青春ストーリー(c)住野よる/双葉社 (c)君の膵臓をたべたい アニメフィルムパートナーズ 住野よる氏のベストセラー小説をアニメーション映画化した「君の膵臓をたべたい」が、7月23日に日本テレビ系「金曜ロードショー」で放送されることがわかった。
 累計発行部数300万部を突破した同名小説は、クラスメイトの山内桜良から、余命わずかであることを偶然知らされた「僕」の、切なくも美しい青春ストーリー。2017 年には、浜辺美波と北村匠海の共演で実写映画化され、興行収入35億2000万円の大ヒットを記録した。18年のアニメ映画版では、高杉真宙とLynnが声の出演を果たし、「うしおととら」のスタジオヴォルンがアニメ制作を担った。
 まだ遅咲きの桜が咲いている4月、他人に興味を持たず、いつもひとりで本を読んでいる高校生の「僕」は、病院の待合室で1冊の文庫本を拾う。手書きの文字で「共病文庫」と題されたその本は、天真爛漫なクラスの人気者・桜良が密かにつづっていた日記帳だった。日記を読んだ「僕」に、桜良は自分が膵臓の病気で余命わずかであることを告げる。それは、家族と医師以外には病気を隠している彼女にとって、ただひとり、秘密の共有相手ができた瞬間だった。最期の日が訪れるまで、これまで通りの日常生活を送りながら、やりたいことをやり、精一杯人生を楽しもうとする桜良。そんな彼女の奔放な行動に振り回され、「僕」の心は少しずつ変化していく。
 「アニプレックス」の高橋祐馬プロデューサーは、「『君の膵臓をたべたい』は、『僕』という少年と『山内桜良』という少女の出会いから始まる物語で、季節が巡るなかで心を深く通わせるふたりの姿が、読者の胸を強く打つ本当に素晴らしい小説です。一読者として、読み終えた時、その出会いに心震え、沢山泣きました」と述懐。「アニメ化させて頂くにあたっては、小説に真摯に向き合い、小説の読後感をアニメを見終えた際にも感じて頂ける映像を目指し、あの時だからこそ出会えたスタッフ・キャスト・アーティストの皆さんと一生懸命制作しました。あの時の自分たちを全て込めて、楽しんで頂ける作品が出来たと思っています」と語った。
 「君の膵臓をたべたい」は、7月23日午後9時から「金曜ロードSHOW!」で放送。なお、本日6月18日は「ザ・ファブル」、同25日は「ピーターラビット」、7月2日は「おおかみこどもの雨と雪」、同9日は「バケモノの子」、同16日は「サマーウォーズ」がラインナップされている。

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