木村拓哉、初の海外ドラマ出演が決定
『ゲーム・オブ・スローンズ』の製
作者が仕掛ける海洋SFサスペンス『T
HE SWARM』が始動

木村拓哉が、2022年に世界同時放送&配信を予定しているドラマ『THE SWARM(原題)』に出演することが決定した。
『THE SWARM』は、2011年から8年にわたって放送されたHBO製作『Game of Thrones(ゲーム・オブ・スローンズ)』の主要プロデューサーのひとりで、インタグリオ・フィルムズのクリエイティブ・ディレクター=フランク・ドルジャー氏が製作総指揮を務めるドラマ。ドイツの公共放送局ZDF、フランス国営放送局グループFrance Televisions、イタリア国営放送局の国際テレビサービスRAI ITALIA、オーストリア公共放送局ORF、スイス公共放送局SRF、北欧のメディアエンターテインメント企業 Nordic Entertainment Group、Hulu Japanなどが参画する国際プロジェクトだ。
原作は、2004年にドイツで発表され、国内で450万部を売り上げたフランク・シェッツィング氏の同名ベストセラー小説。同小説は、27言語にも翻訳されている。本作で描かれるのは、深海に生息する未確認知的生物の群れに直面する人類の闘いの物語だ。
本作で海外制作ドラマに初参加を果たす木村は、科学者グループのひとつを組織し、海洋問題に取り組む“ミフネ財団”の創設者=アイト・ミフネを演じるという。そのほか、『ニュー・ポープ 悩める新教皇』(20)のセシル・ドゥ・フランス、『ラスト・リベンジ』(14)のアレクサンダー・カリム、『バビロン・ベルリン』(17~)『ザ・クラウン』(17~)のレオニー・ベネシュ、『ハンナ・アーレント』(12)のバルバラ・スコヴァらが出演。10ヶ国を超える国際色豊かな俳優陣がキャストに名を連ねている。
監督を務めるのは、『バーバリアンズ -若き野望のさだめ-』(20)『Thank You For Bombing(原題)』(15)などのバーバラ・イーダー氏と、『Britannia(原題)』(19)『リッパー・ストリート』(12~16)などのルーク・ワトソン氏。プロデューサーには、『オデッセイ』(15)『ゲーム・オブ・スローンズ』(11~19)『プライベート・ライアン』(98)のマーク・ハッファム氏と『キリング・イヴ/Killing Eve』(18~)『食べて、祈って、恋をして』(10)『SEX AND THE CITY』(98~04)のウテ・レオンハルト氏が名を連ねている。また、ショーランナー(現場責任者)のフランク・ドルジャー氏と、原作者のフランク・シェッツィング氏がドラマ向けに原作を脚色。ドイツ初の全編英語のドラマシリーズとして制作される。脚本は、『ストライクバック』(10~20)のスティーヴン・ラリー氏と『ディープ・ステート』(18~)のマリッサ・レストラード氏が、クリス・ラント氏やマイケル・A・ウォーカー氏と共に担当。極地深海研究者のアンティエ・ボエチウス博士(独ブレーマーハーフェンのアルフレッド・ウェゲナー極地海洋研究所)と、ジョン・コプリー博士(英サウサンプトン大学)が科学顧問として参加する。
プロデューサーのドルジャー氏は「原作「THE SWARM」のドラマ化に当たっては、クリエイティブ面で様々な課題がありました。最もやりがいのあった課題は、ますます多様化する現代の科学者コミュニティを反映して登場人物を再解釈することでした。これにより、小説が執筆された2004年当時には想像もつかなかったようなキャスティングが実現しました」とコメント。
原作小説の著者で、本作エグゼクティブ・プロデューサーのフランク・シェッツィング氏は、「僕にとって重要だったのは、『THE SWARM』を単に映像化することではなく、現代化することでした。すなわち、起こりうる未来を描き、若い世代の人生や恐怖、希望をストーリーの中心に据えることです。脚本は完成し、今は俳優や監督、撮影監督やVFXアーティスト達に任せる段階です。何が起こるか、わくわくしています」とコメント。
ndFインターナショナル・プロダクションのマネージング・ディレクターであるエリック・ウェルベール氏は、「(水中以外の)撮影はすべてイタリアで行われますが、物語で描かれる舞台はカナダやペルー、ノルウェー、その他様々な国や地域に及びます。イタリア国内でセットを組んで撮影することで、環境に配慮した制作が実現できます。この作品を制作する目的に沿ったやり方で撮影できることを誇りに思っています」と語っている。
また、エグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねるマーク・ハッファム氏は、「ヨーロッパ発の野心的なドラマシリーズ企画でフランク(・ドルジャー)と再び仕事ができることを大変嬉しく思っています。環境破壊と保全という現実社会の喫緊の課題に即した本作のテーマに惹かれてすぐに参加を決めました」と明かしている。
出演が決まった木村、製作総指揮のドルジャー氏、Hulu チーフ コンテンツ オフィサーの長澤一史氏によるコメントは以下のとおり。
木村拓哉
「Game of Thrones」は大好きな作品でしたので、そのチームからのオファーがあった際は、素直に嬉しい気持ちでした。原作の世界観の完成度が高く、この世界観の中に自分が参加できる事を大変嬉しく思います。どんな役であれ、頂いた役柄を大切に演じたいと思っています。
また、日本だけでなく、世界がまだこのような時世ですので、細心の注意を払って現場に赴きたいと思っております。
フランク・ドルジャー(製作総指揮)
本作のクリエイティブ面での最大のチャレンジの一つは原作をいかにより現代的にブラッシュアップするかだと思っています。そのために物語を北米、ヨーロッパを超えて拡大することを考えたわけですが、Hulu Japanがそのヴィジョンに賛同しわれわれの仲間に加わってくれて、さらに、アイト・ミフネ役に木村拓哉さんという知性と威厳を兼ね備えた素晴らしい役者さんと出会えたことは大きな喜びです。
またミフネというキャラクターをより深化させる作業を拓哉さんと共にできていることは大きな喜びでもあり、彼の仕事に取り組む真摯な姿勢は本当に尊敬に値するものだと思っています。
そして日本を代表するスターを新たな視聴者に紹介できることに非常にエキサイトしています。
われわれは「THE SWARM」がきっかけとなりHulu Japanとのパートナーシップが今後も続いていくことを強く期待しているとともに、日本最大のスターの一人と仕事ができることを本当に楽しみにしています。
長澤一史(Hulu チーフ コンテンツ オフィサー)
われわれが「THE HEAD」(20)という作品に共同製作で参加したことに注目した独ZDFの首脳から「あの「Game of Thrones」を手掛けたフランク・ドルジャー氏がGOTの次に手掛ける作品にパートナーとして参加しないか?」と投げ掛けられた時は本当に驚きました。そして原作「THE SWARM」を読み、その深淵なテーマと壮大な世界観にこれはすごい作品になると確信しました。さらに製作総指揮のフランク・ドルジャーが出演いただくことを熱望した木村拓哉さんにオファーを受けていただけたことはフランクをはじめとする制作チームが大変興奮したことはもちろん、われわれHulu Japanチームにとってもさらに大きな励みとなりました。
日本でもHuluユーザーの皆様に作品を届けられる日が今から待ち遠しくてなりません。

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