あだち充のSF時代劇漫画「虹色とうが
らし」舞台化 主演に長江崚行、ヒロ
イン役に伊波杏樹

(c)あだち充・小学館/SET 「タッチ」「H2」などで知られるあだち充氏によるSF時代劇漫画「虹色とうがらし」の舞台化が決定した。舞台「文豪ストレイドッグス」の長江崚行が主演を務め、8月28日~9月5日に東京・あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)で全16公演を行う。
 原作は1990~92年に「週刊少年サンデー」(小学館刊)で連載。「時代考証口出し無用」を掲げ、未来の“江戸”と呼ばれる街を舞台に、母を亡くし“からくり長屋”に身を寄せることになった主人公の少年・七味が、長屋に集まった6人の異母兄弟たちとともに過ごす日々をコミカルに描く。単行本は全11巻。舞台版では「ひとりだけ血の繋がらない者がいるかもしれない」という疑いが浮上するなか、それぞれの故郷と母親の墓参りを巡る旅に出た兄弟たちが、やがて将軍家のお家騒動に巻き込まれてしまう。
 主人公の七味役を長江、ヒロインの菜種役を「ラブライブ!サンシャイン!!」などで声優としても活躍する伊波杏樹が務める。謎の浮浪人・浮論を沢村玲、七兄弟の次男で剣豪の麻次郎を荒井敦史、将軍・秋光を松田賢二が演じるほか、釣本南、トミタ栞、松原凛、桂鷹治、熊野利哉、木村風太、猪股怜生、岡田悠李らの出演が決定している。脚本は新鋭の鳥澄若多、演出は劇団「アナログスイッチ」主宰の佐藤慎哉が務める。
 長江は「小さい頃から読み漁っていたあだち先生の作品。そのひとつである『虹色とうがらし』にこのような形で関われるなんて! ありがたい限りです。さらに、今回共演するキャストさんもとても豪華な方たちばかり。数年前にお世話になった先輩方もいらっしゃって、その中で七味役として立てることに、ご縁を感じております」と出演決定を喜んだ。伊波は「キャストのみなさまとこの世界で思いっきり駆けまわれる日が来ることを今か、今かと心待ちにしています……! 多くの方たちに愛され続ける本作品、舞台ならではの迫力やパワー感、そして作品への想いを込めて、全力でしっかりと作り上げて参ります!」と意気込みを語っている。
 チケット価格は単品7700円、パンフレット付属版9700円。5月26日まで、特典としてあだち氏が原作連載中に描いた「復刻イラスト特製ミニ色紙」が付属する原作先行抽選を受け付けている。

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