遠山晶司(梅棒)「苦節10年、この間
に出会ってきたもの全てのおかげで形
に出来ました」~dynamizeプロデュー
ス『Fight For F』が開幕

2021年5月12日(水)あうるすぽっとにて、dynamizeプロデュース『Fight For F』が開幕した。本公演の舞台写真、作・演出を務めた遠山晶司(梅棒)とプロデューサーの天野一輝(梅棒)よりコメントが届いたので紹介する。
(c)飯野高拓
本作は劇場での主催公演を中心に、アーティストLIVE 、映像作品、宝塚歌劇団や2.5次元までの幅広い舞台作品等での振付・演出でも活躍するダンスエンターテインメント集団「梅棒」。ジュリー(沢田研二)へのリスペクトからセンタークリースハットを被り、黒のパンツスタイルをとるが、ダンディズムの曲解から上半身は素肌にネクタイという、自らのパフォーマンスを「茶番劇」と位置づけるパフォーマンスグループ「おしゃれ紳士」。
その2つの団体のメンバーが代表取締役を勤める事業法人「株式会社dynamize」によるプロデュース公演が本作だ。
(c)飯野高拓

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梅棒メンバーの遠山晶司が挑む初の長編作品でもあり、2020年12月にサンシャイン劇場で上演された『成井豊と梅棒のマリアージュ』での上演作品のひとつで、『End ofF Story』の本編となる。
(c)飯野高拓
(c)飯野高拓
キャストは梅棒から櫻井竜彦が主演するほか、阿部丈二、後藤健流、高見奈央、YOU、正安寺悠造(寺ノ子屋)、五十嵐結也、YOH(KEMURI)、稲葉麻由子、新藤静香、伊藤彩夏、音羽、柳澤佳純、RYOSUKE、吉田倭大、鶴野輝一(梅棒)が出演。
本作は、梅棒スタイルを踏襲しながらも、独自の世界観を描き出す遠山演出の物語を実力派のパフォーマー達がノンバーバルで具現化させる意欲作となっている。
(c)飯野高拓
(c)飯野高拓
作・演出:遠山晶司(梅棒) コメント
この作品は今から10年程前に思いついたものです。当時、表現者としての道に迷い、もがき、夢を諦めかけていました。そんな荒んだ心に響いたのは「BUMP OF CHICKEN」の楽曲達でした。とても立派とは言い難いそれまでの生き方の中にも、大切な物が生まれていることに気がつかされ、もう一度自分の旗を立て前に進むことができました。
『Fight For F』の楽曲は全て「BUMP OF CHICKEN」のものです。擦り切れる程聞きいた曲からインスピレーションを受けて生まれてきた物語。苦節10年、この間に出会ってきたもの全てのおかげでこうして形に出来ました。仲間達と共にお客様に感動をお届けできれば幸いです。
プロデューサー:天野一輝(梅棒) コメント
2019年10月に脱サラしてdynamizeという会社を立ち上げ、これまでも「梅棒」としての公演はやってきましたが、単独主催のプロデュース公演は今回が初めてとなります。
今日までの出会いや縁がこの公演を創ってくれました。幕を上げるまで、一筋縄ではいかないことも沢山ありましたが、その過程で自分がいかに周りに恵まれているかを改めて気付かされ、感謝する日々でした。
期せずして『Fight For F』は絆を描く物語です。私が出会ってきたこの素晴らしい人たちの絆に、少しでも多くの方と出会ってもらえたらと強く思います。
劇場にお越しいただくことが容易ではない世の中ですが、いつか誰しも気軽にエンタメを楽しめるときが戻ってくることを信じて、その時まで歩み続けていく第一歩をよろしければご覧ください。
(c)飯野高拓
(c)飯野高拓
なお、本公演は5月16日(日)まで上演。その後、dynamizeプロデュース公演である『おしゃれ紳士✕梅棒』が5月19日(水)~5月24日(月)まで、同じくあうるすぽっとにて上演される。

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