吉田鋼太郎、中嶋朋子、藤原竜也らが
シェイクスピアの魅力をアツく深く掘
り下げる 『いまこそ、シェイクスピ
ア』が放送

2021年5月15日(土)午後10:30よりBS4K、BSプレミアムにて『いまこそ、シェイクスピア』が放送される。
新型コロナウイルスが猛威を振るういま演劇界で改めて話題を集めているウィリアム・シェイクスピア。シェイクスピアが生きていた当時は、“黒死病”と呼ばれ恐れられたペストによって社会は混乱を極めており、シェイクスピアはそんな時代に、作品を通じて人々に生きる意味を訴えかけた。現代ではシェイクスピアの作品は「難解」と敬遠されがちだが、人々の不安や恐怖を掘り下げた彼の演劇は、ペストを恐れる当時の人々に希望を与え、道しるべとなったという。
本番組ではシェイクスピア作品を分かりやすく解説し、そこに込められたシェイクスピアのメッセージを浮き彫りにしていく。さらに、有名な『ロミオとジュリエット』や『ハムレット』に秘められた知られざる真実も明らかに。スタジオでは、シェイクスピアの舞台に立って約40年。日本屈指のシェイクスピア俳優で、「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の芸術監督でもある吉田鋼太郎、17歳のとき「ロミオとジュリエット」のジュリエット役を熱演して以来7作品に出演してきた中嶋朋子、そして、日本の演劇史上、最年少となる21歳で「ハムレット」のハムレット役に挑み、以来5作品に出演した藤原竜也の3人がシェイクスピアの魅力をアツく深く掘り下げる。ほかにも、大竹しのぶ、市川正親、市川猿之助、横田栄司ら豪華俳優陣がVTR出演。おのおののシェイクスピア作品への思いを語る。
スタジオ出演者の吉田鋼太郎、中嶋朋子、藤原竜也のコメントが到着した。
吉田鋼太郎
番組に出演して感じたのは、「あらためてシェイクスピアってすごい」ってことです。ペストが猛威を振るっていた時代に、シェイクスピア劇はその言葉と旋律で人々に希望と勇気を与えてくれました。シェイクスピア劇のメッセージは「最後は大丈夫だよ。乱れていた調べが、最後にはちゃんと元に戻るよ」というもの。新型コロナウイルスで大変ないまこそ見る価値があるし、見てほしい作品ばかりです。
まだシェイクスピア劇に触れたことない人にはぜひこの機会に一度、シェイクスピア劇の奥深さを体感してほしいです。
中嶋朋子
今回の収録は本当に楽しく、あっという間の時間でした。自分も演じた「ロミオとジュリエット」で2人が命を落とすことになったきっかけが「疫病ペスト」だったなんて、初めて知り、驚きました。
シェイクスピア劇は難しいとか、上演時間が長すぎると敬遠する人も多いかと思いますが、全部をわかろうとせず、役者の演技を感じてくれるだけでも価値があると思います。シェイクスピア劇には見終わった後に間違いなく心が清涼感で満たされる「心の自浄作用」があると思いますので、コロナ禍のいまこそ、多くの人に見てほしいです。
藤原竜也
シェイクスピア劇の本質はやはり「言葉」。さりげない言葉やセリフでも高級で、見る側に力を与えてくれます。だからこそ、400年も愛されてきたんだと思います。その一方で、演じる側にとってみたら、シェイクスピア劇はとてつもなく高く険しい山。シェイクスピアを演じるときは本当に大変で、家に帰ってもセリフのことが頭から離れず、テレビなどの生活音がノイズにしか聞こえなくなることもあります。そんな、役者がすべてを投げうって挑む舞台をぜひ、感じてほしいです。

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