【扇ひろ子 55周年記念】第ニ弾・扇
ひろ子 楽曲紹介(1)「My Valentin
e 〜2月14日に生まれて〜」

扇ひろ子
1945年、広島県広島市生まれ。生後6ヶ月で被爆し父親を失う。1964年8月6日、原爆遺児を代表して広島平和記念式典で「原爆の子の像」を歌い話題となる。同年、「赤い椿の三度笠」でレコードデビュー。翌1965年の「哀愁海峡」、ご当地ソングの先駆けとなった1967年の「新宿ブルース」がヒットしてスター街道に。NHK紅白歌合戦に2回連続出場を果たす。また、女任侠映画で女優としても開花し、その演技が世界的に評価された実績もある。2021年4月26日、池袋メトロポリタンホテルにて、扇ひろ子の歌手としての集大成となるステージが開催される。
2021年4月26日、東京・池袋ホテルメトロポリタン 3階「富士」にて、<扇ひろ子 歌手生活55周年記念ディナーショー>が開催される。ここでは、当日、扇ひろ子が歌う予定の曲を先取りしてカウントダウンで紹介! まずは、最新曲「My Valentine 〜2月14日に生まれて〜」から。

「My Valentine 〜2月14日に生まれて〜

2021年4月21日発売
歌:扇ひろ子
作詩:美樹克彦
作曲:KOSEI
編曲:小倉良
レーベル:日本コロムビア

「♪出会いが架け橋となり 明日への夢を見つけてくれる」「♪運命に導かれ 無我夢中 歌い続けた」……。扇ひろ子自身の半生を物語るような歌詞は、まさにデビュー55周年記念楽曲として相応しい。作詩は「花はおそかった」や、小林幸子とのデュエット「もしかしてPARTII」の歌唱で人気を博した美樹克彦。近年では“ひとりGS”というキーワードとともに「俺の涙は俺がふく」(昭和40年)、「赤いヘルメット」(昭和41年)などといった楽曲でGSファンの注目を集めている。扇のヒット曲「新宿ブルース」が昭和42年リリースなので、美樹と扇は、かつて同時期に歌手として活動していたのである。いわば、輝かしい昭和の歌謡界に生きた同志のような存在。

その美樹の思いがこもった歌詞を、フランク・シナトラの名曲「マイ・ウェイ」を彷彿とさせる、シャンソンテイストなKOSEI(シンガーソングライター、ピアニスト)のサウンドにのせて、扇がドラマチックに歌い上げる。

さりげなく手話を使った振り付けからも、深いメッセージ性が感じられる。これから長く、日本のスタンダードとして次世代に歌い継がれていきそうな名曲に仕上がっている。ちなみに、タイトルの「バレンタイン」は、扇自身の誕生日(2月14日)に由来。まさに、扇ひろ子の活動の集大成に相応しい曲と言えよう。 

文:仲村 瞳

<扇ひろ子 歌手生活55周年記念ディナ
ーショー>

日時:4月26日 受付 17:00 / お食事 17:30 / ショータイム 18:15
会場:東京・池袋ホテルメトロポリタン 3階「富士」
出演:扇ひろ子
ゲスト:佐々木新一 / 園まり / 小松みどり / 真木洋介 / ロイ白川 / 黒木美帆 / 三貴じゅん子

チケット
料金:20,000円(税・サービス料込)予約制
お食事・着席料理 / お飲み物・フリードリンク

問:オフィス 扇ひろ子 03-3795-7313

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