梶裕貴「劇場版 七つの大罪」は「泣
いちゃうんじゃないか」 ゲスト声優
・倉科カナ&川島明らと公開アフレコ

(c)鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会 「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」の公開アフレコイベントが4月19日、都内のスタジオで開催され、梶裕貴、雨宮天らが出席した。
 原作は「週刊少年マガジン」で2012~20年に連載された鈴木央氏による人気ファンタジー漫画で、伝説の騎士団「七つの大罪」を率いるメリオダスが、大罪人としてリオネス王国から追われながらも、3000年にわたって愛し続けてきた王女エリザベスのために世界の危機に立ち向かっていく姿を描いた。今年1月からテレビアニメシリーズ最終章として第4期「七つの大罪 憤怒の審判」が放送中。劇場版「光に呪われし者たち」では“最終章のその先”を、鈴木氏書き下ろしのオリジナルストーリーで描く。
 公開アフレコには、メリオダスと弟ゼルドリス役の梶、エリザベス役の雨宮に加え、女神族を総べるエリザベスの母“最高神”役で女優の倉科カナ、ゼルドリスに仕える“魔神A”役を務めるお笑いコンビ「麒麟」の川島明が参加し、かけ合いシーンを収録した。
 アフレコ後、梶は「テレビシリーズがスタートして7年。原作完結、アニメも最終章、そして2度目の劇場版を迎えられて感無量です。特に長年確執があったメリオダスとゼルドリスの2人が共闘するというお話がうれしいですね」、雨宮は「最高神とのシーンは原作にも描かれていない話なので楽しみでした」と、それぞれに劇場版の見どころを語った。
(c)鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会 また、アニメ声優初挑戦の倉科の演技に、梶は「最高神は表情がよくわからないキャラクターなので、演じるのが難しいし、ものすごいプレッシャーだったと思います。美しく、無機質な感じを見事に演じてられていました」、雨宮は「最高神の絶対的な存在感をかもし出されていてすごいなと思いました。私自身声優をおこなっていて、語尾の着地が難しいのですが、倉科さん完璧にこなされていてビックリしました。経験がないのが信じられない」と絶賛。これを受け、かねてシリーズのファンだったという倉科は「本当に感動しました! ずっと画面で見てたお2人が隣でしゃべっている! と思うと……語彙力を失いました」と同作に出演できた胸中を明かした。
 一方、「原作者の鈴木先生が僕に寄せた魔神を描き下ろしてくださったのでうれしかったです。いただいた原画を何枚もコピーしたんですが、それを娘が塗り絵しています」と喜ぶ川島に、梶は「似たキャラクターを描いてもらっていてうらやましい!」と返しつつ、その芝居を「本当にいい声で、今までキャラクターとして存在していたのではないかと思うくらいでした」と評価。雨宮も「低音ボイスが素敵で、いい感じで悪さが出ていて(笑)ゼルドリスへの忠誠心も感じとれました」と讃えた。
 最後は雨宮が「7年もエリザベスを演じてきて、彼女から得たものがたくさんあると思います。今だから演じられるエリザベスを劇場版へ詰め込めました」と作品の仕上がりに自信をのぞかせ、梶が「劇場版もテレビシリーズの最終話も収録が同じ時期で、一気に『七つの大罪』のピークがあって……テレビシリーズの最終回は最後のセリフの後OKが出てから、寂しさが込み上げてきました」と振り返りつつ、「たぶん劇場で見たら、泣いちゃうんじゃないかなと思うくらい思い入れのある作品」と心境を語った。
 「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」は7月2日から全国公開。

アーティスト

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着