2021年2月28日 at 配信ライヴ

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【クジラ夜の街 ライヴレポート】
『クジラ夜の街
 ワンマンLIVE無料配信 “透視”』
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 4人組ロックバンド、クジラ夜の街が2月17日にリリースした1stアルバム『海と歌詞入り瓶』を引っ提げ、『クジラ夜の街 ワンマンLIVE無料配信 “透視”』を開催した。

 本公演は新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の対応として『クジラ夜の街YouTubeチャンネル』にて無料で生配信された無観客のレコ発記念ワンマンライヴで、現在もアーカイブが残され視聴可能だ。

 今回は当日の配信を現場撮影したライヴ写真を初公開し、フォトギャラリーに独占掲載。あらためて当日のライヴの模様をレポートする。

 宮崎一晴の弾き語りから始まった「歌姫は海で」はアルバムのタイトルにも通ずる一曲。クジラ夜の街が奏でる楽曲にはひとつひとつ物語があり、彼らのライヴ映像が視界に飛び込むと同時に、頭の中では青い海や見たことのない煌びやかな景色が思い浮かぶ。宮崎は本公演で“今夜は超常現象をお見せしよう。全てをさらけ出す。美しいところも恥ずかしいところも、僕らの全部を分かってくれればいいなと思います”と語ったが、きっと実際に配信されているライヴ映像だけでなく、このステージを観てリスナーが思い描いた景色こそが、彼らの見せたかった超常現象なのだと思う。

 インスト曲「詠唱」から「ラフマジック」の流れを始め、「夜間飛行」「夜間飛行少年」、「弄走(Inteerlude)」「幽霊船1361」、「序曲」「オロカモノ美学」と、前奏曲にもタイトルが付けられているが、歌詞のない音色に導かれながらムードが変わっていくセットリストも心地良かった。賛美歌のようなコーラスを交えた「ラフマジック」から、秦 愛翔のドラミングが疾走感を掻き立てる「夜間飛行少年」へと移り変わり、その躍動感に心が踊る。「幽霊船1361」の浮遊するようなギターリフも印象的だったが、アイリッシュ・ミュージックらしさのある「オロカモノ美学」では、本来はティン・ホイッスルで吹く抑揚のあるメロディーを弦で奏でているのが興味深かった。ところどころに遊びもあるが、ベースがしっかり引き締めて厚みを出しているのも特筆すべきところだ。

 前述したように、クジラ夜の街の楽曲には欠かさずストーリー性があり、これらが“おとぎ話の歌”にならないのは、100%のファンタジーではないからだと思う。この日のライヴでは、ステージのカット以外にも、歌詞にちなんだアンティーク調の小物を使った演出が楽しめたが、「言葉より」を聴いている時は音楽だけが身体に浸透していくような感覚があった。《言葉より/毛布や膝掛け あったかいココア/ごめんね/今夜だけは1人でいたいの》この歌詞は誰かの心の叫びであり、彼らの楽曲は何かを描いているだけではなく、いつも人に語りかけているのだと確信する。また、“僕たちは永遠に音を鳴らし続ける、スーパーバンド、クジラ夜の街だ”“僕はガイコツになってもバンドを続けたい”と、演奏中にこぼしていた言葉たちも今のバンドの想いを素直に述べていて、独自の世界観を持ったクジラ夜の街の本質を垣間見られたライヴだった。ステージから降り、宮崎がアコースティックギターの弾き語りで披露した「0話革命」はいい意味で飾り気がなく、コロナ禍で卒業シーズンを迎えた学生たちや、春に旅立ちを迎える人々に等身大のエールを贈った。

 そしてラストは「クロージュと夜の合図」「ヨエツアルカイハ1番街の時計塔」と壮大なバラード曲を続けて演奏し、グルービーな「Golden Night」で締め括る。声高らかに《あざとい夜のせいだぜ/僕がまだバンドを続けてしまってんのはさ》と歌い、丸っきりパッピーでも、どん底でもない気持ちを抱えながら進んでいく彼らの姿がとても眩く見えた。
※ライヴのアーカイブは『クジラ夜の街YouTubeチャンネル』にて公開中!
https://youtu.be/7QJOuHy0wb4

取材:千々和香苗


セットリスト

  1. 1.歌姫は海で
  2. 2.詠唱
  3. 3.ラフマジック
  4. 4.夜間飛行
  5. 5.夜間飛行少年
  6. 6.インカーネーション
  7. 7.弄走
  8. 8.幽霊船1361
  9. 9.序曲
  10. 10.オロカモノ美学
  11. 11.言葉より
  12. 12.0話革命
  13. 13.クロージュと夜の合図
  14. 14.ヨエツアルカイハ1番街の時計塔
  15. 15.Golden Night
クジラ夜の街 プロフィール

2017年6月21日、東京にて高校の同期生4人で結成。短期間のうちに多数の楽曲を制作し、都内ライヴハウスで活動開始。 音楽コンテスト『Tokyo Music Rise 2019 Spring』や高校軽音楽部の全国大会で優勝した後、ロッキング・オン主催『RO JACK』オーディションで優勝し『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019』に出演。直後に『出れんの!?サマソニ!? 2019』オーディションから『SUMMER SONIC 2019』にも出演。 独特のセンスが聴き手を捉えるメロディーと歌詞、そして観客を引き込もうとする熱量が圧倒的なライヴォパフォーマンスは必見・必聴だ。クジラ夜の街 オフィシャルTwitter

OKMusic編集部

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