1年間の公開延期を経て弾丸スタート!

1年間の公開延期を経て弾丸スタート!

「名探偵コナン 緋色の弾丸」初の興
収100億円“射程圏内” 前作比144%
の弾丸スタート

1年間の公開延期を経て弾丸スタート! 青山剛昌の人気コミックをアニメ化した大ヒットシリーズ「名探偵コナン」の劇場版24作目「名探偵コナン 緋色の弾丸」の公開記念舞台挨拶が4月17日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、声優の高山みなみ(江戸川コナン役)をはじめ、山崎和佳奈(毛利蘭役)、小山力也(毛利小五郎役)、池田秀一(赤井秀一役)、ゲスト声優を務める浜辺美波が登壇した。
 1年間の公開延期を経て、4月16日に全国497館(IMAX:38館/4D:82館/DOLBY CINEMA:5館含む)で封切り。東宝によると、シリーズ最高興収を記録した前作「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」(2019年4月12日公開/最終興収93.7億円)対比で144%の好スタート。1年越しに再装填された“弾丸”が、シリーズ初となる興収100億円を射程圏内に捉え、8作連続でシリーズ歴代興収を更新することが確実視されている。
 この日、初めて鑑賞後のファンと対面した高山は、開口一番「お待たせしました!」と感激の挨拶。延期された1年間を振り返り「長かったような、短かったような。早く見ていただきたい気持ちが日に日に大きくなっていたので、皆さんとこの日を迎えるのが、待ち遠しかったです」と喜びを爆発させた。また、全国のファンが寄せた声を集めたメッセージボードが紹介されると「すごいですね、全部読みたいです」と感謝しきりだった。
 また、人気キャラクターの赤井秀一を演じる池田は「初めて登場してから20年。この年齢になって、やっと赤井秀一という役が手の内に入ってきた気がします」と強い思い入れ。「かっこいいセリフ、いい場面を作っていただき、恐縮しています」と語る一方、「この数年、安室(透)という男が、すごい人気と聞いておりまして…。ちょっと焦ってる気持ちもありますが、何とか頑張っています」とライバル心を燃やす場面もあった。
 幼い頃から「名探偵コナン」の大ファンだという浜辺は「毎年、1年に1回来るもの(映画公開)が延期になり、皆さんの気持ちがよくわかります。熱量と愛が深くしみてきますね」としみじみ。ゲスト声優を務めることに「申し訳ない。緊張しちゃうし、来年からは映画館で楽しみます」と本音も明かし、「次に演じるなら? ダンゴ虫とか(笑)。人の言葉をしゃべれるなら、ギリギリ、インコですね」と笑いを誘った。
 世界最大のスポーツの祭典「WSG ワールド・スポーツ・ゲームス」を巻き込んだ大事件を描く本作。シリーズ20作目「純黒の悪夢(ナイトメア)」以来の劇場版登場となるFBI捜査官・赤井秀一をはじめ、赤井の弟の羽田秀吉、妹の世良真純、母メアリーの“赤井一家”が集結する。

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