「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」のジン・キムによるキャラクターデザイン

「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」のジン・キムによるキャラクターデザイン

細田守監督最新作「竜とそばかすの姫
」予告編 「アナ雪」クリエイターが
歌姫ベルをデザイン

「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」のジン・キムによるキャラクターデザイン(c)2021 スタジオ地図 アニメーション映画監督・細田守の最新作「竜とそばかすの姫」の予告編がお披露目された。あわせて、「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」など、ディズニー作品のキャラクターデザインで知られるジン・キムが、劇中に登場するインターネット仮想空間の歌姫・ベルのデザインを手がけたことも明らかになった。
 物語の主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すず。幼い頃に母を事故で亡くし、心に大きな傷を抱え、いつの間にか父との関係にも溝が埋まれていた。ある日、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット空間の仮想世界“U”と出会い、“ベル”というアバターで参加することに。もうひとりの自分、もうひとつの現実、もう世界はひとりひとつじゃない――。心に秘めてきた歌を歌い、あっという間に世界に注目される存在になっていくベルの前に、“U”の世界で恐れられている、竜の姿をした謎の存在が現れる。
 「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」「サマーウォーズ」と、約10年に1度描いてきたインターネットの世界を舞台に、「時をかける少女(2006)」以来となる10代の女子高生を主人公に迎えた細田監督。「スタジオ地図」創立10周年を迎える2021年、世界の片隅で自分を失ってしまった少女が開く新しい扉、未知との遭遇、成長の過程を“リアル×ファンタジー”を通じて描き出す。
(c)2021 スタジオ地図本作では、細田監督のもとに、世界的に活躍するトップクリエイターたちが集結。「未来のミライ」が第91回アカデミー賞の長編アニメーション部門にノミネートされ、細田作品が世界へと羽ばたいた頃に、細田監督とロサンゼルスで出会い意気投合したジンは、「いつか一緒にクリエイティブを」と語り合っていたという。今作で、細田監督が歌姫ベルのキャラクターデザインを正式に依頼し、互いが熱望していたタッグが実現した。
仮想空間“U”のコンセプトアートを担当したのは、新進気鋭のイギリス人建築家でありデザイナーのエリック・ウォン。壮大なスケールのインターネット空間を、建築とデザインの双方の視点から独創的に描ける人物として、細田監督が自ら探し出し、参加が決定した。さらに、第93回アカデミー賞の長編アニメーション部門にノミネートされた「ウルフウォーカー」をはじめ、「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」「ブレンダンとケルズの秘密」など、これまで5作品がオスカーノミネートを達成している、アイルランドのアニメスタジオ「カートゥーン・サルーン」のトム・ムーア、ロス・スチュアート監督らスタッフ陣も顔をそろえた。
(c)2021 スタジオ地図予告編では、ジンがデザインしたベル、ウォンが創出した美しい仮想空間“U”が切り取られている。高知の自然豊かな風景や学校などの日常から“U”へと、新たな世界の扉を開いていくすず(=ベル)。彼女の前に現れた竜のビジュアルをはじめ、想像力を刺激される世界観の一端がおさめられている。さらに映像では、透明感と力強さを備えたベルの歌声が初披露された。母の死を機に心を閉ざし、大好きだった歌も歌えなくなった少女が、自分を解放して歌い上げるのは、物語のカギを握る重要な楽曲。「こんな小さなメロディが貫いていく世界が見たいの」など、すずの心情に寄り添った歌詞にも注目だ。
「竜とそばかすの姫」は、7月に全国で公開。

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