東京女子流 (左から)中江友梨、庄司芽生、新井ひとみ、山邊未夢

東京女子流   (左から)中江友梨、庄司芽生、新井ひとみ、山邊未夢

東京女子流、27日から初の写真展開催
山邊未夢「普段は見れない 抜いた
顔のメンバーを見れるのはいいなって
…」

4人組ガールズ ダンス&ボーカルグループ・東京女子流が写真展 「此処に在るもの」を27日からtokyoarts galleryで開催。それに先立ち26日、メンバー4人が取材会に参加した。今回撮影を担当しメンバー3人の新たな魅力を引き出した庄司芽生さんは開催を目前にし「嬉しいし、信じられないですね」と率直な思いを明かした。

東京女子流は2010年に結成され、シングル『キラリ☆』でデビュー。2012年、2013年には日本武道館公演ワンマン公演を開催、以降も常に新しいスタイルの音楽やダンスを提示し、精力的に活動してきた。
今回の写真展に出品された写真は、東京女子流のメンバー・庄司芽生さんが撮影したもの。10年間という月日を共に過ごしてきた彼女だからこそ出せるメンバー3人(山邊未夢、新井ひとみ、中江友梨)の魅力を東京の街で撮影した。 今年3月にデジタルフォトカードを発売し、本展ではデジタルフォトカードには使用されていない 全未公開作品を展示販売している。
庄司さんは「私は写真を撮るのが好きで、趣味で写真を撮ってきたんですが、まさか好きだったことを作品としていろんな方々に見てもらえる機会をいただけるのは夢にも思ってなくて……」と率直な思いを語りつつ、「でも初めて写真展を開催させていただくにあたって、私自身いいものを届けたいという気持ちがすごく強かったので、メンバーに合うロケーションや衣装を考えたり、その後のセレクトも心を込めてやらせていただき、自身を持ってお届けできる内容になっています。だから一人でも多くの方に来ていただけたらいいなと思います」とアピールした。
作品を撮るにあたっては、「私たちはそれぞれ違う場所で生まれ育ち、そんな4人が出会って、東京を中心に活動してきました。この10年間で東京もめまぐるしく変化しましたし、それとともに私たち自身も年齢を重ねたり、いろんなこと挑戦して進化、変化してきているので、そういう面を写真として表現したいなと思いました。私目線のメンバー3人を東京の地で、ここに存在する3人の姿を収められたらなという思いで撮影させていただきました」と説明。
被写体となった中江友梨さんは「普段東京女子流のメンバーとして撮られているときの感覚とは違って、リラックスした状態で芽生に撮ってもらったんですけど、不思議だなと思ったのは、外を散歩しながら気付いたら芽生が撮っていたということがすごく多くて、自分はこんな自然な表情をしていたのかとか、初めて見るような表情もありました。撮影にあたって、なんでこのシチュエーションを選んだのかとか、なんでここで友梨を撮影したかったのかを説明してくれて、それも嬉しかったです。一人ずつに合った場面を芽生が考えてくれて、友梨は水辺の近くで、キラキラした開放感のあるところで、伸び伸びと撮影したかったんだよねと言ってくれて……」と語った。そして「10年間一緒にいて、メンバーという存在にしか撮れなかったような写真がたくさんあったので、それが嬉しくて、芽生に対して『おめでとう』という気持ちでした」と思いを語った。
「私は少しくすぐったい気持ちで……」というのは新井ひとみさん。「普段4人で一緒にいることはあっても、こういう撮影のために(庄司と)二人で一緒になるということはあまりなく、普段SNSのために写真を撮ってもらうことはあるんですけど、そのときもやっぱり一瞬なので私もどうしてもキメちゃって……。でも今回は長い時間一緒にいたということもあって、自然な私らしい表情ができたんじゃないかなと思いますし、私も一日中外にいるということがなかなかなかったので、『あ、今の東京の街ってこんな表情があるんだ』とか改めて感じることができました。原宿付近の歩道橋で夕陽をバックに撮ってもらったんですけど、そのスポットで夕陽がキレイに見れるんだというのは初めて知ったり。こういう東京の一面もあるんだということに改めて気付かせてもらえた撮影でした」と振り返った。
山邊未夢さんは「東京女子流として写真集をしばらく出してなかったので、今回すごく嬉しくて! 芽生が撮ってくれると聞いたときにびっくりした気持ちもあったんですけど、写真が好きな芽生だからこそ撮れるシーンもたくさんんあったし、私らしさを全面的に写し出してくれました。スタッフさんに撮ってもらうときはどうしてもキメちゃったり、女子流のイメージ的にめっちゃ笑ってみたりというのがあるんですけど、芽生が、飾らない素の山邊未夢を出してくれて、それが形になってファンのみなさんに見てもらえるということがすごく嬉しいです」と喜びを表した。
デジタルフォトカード、写真展それぞれの見どころについては、庄司さんは「デシタルフォトカード分はよりナチュラルな写真を選んでいて、一枚だけじゃ成り立たない、流れで見たからこそ一つの作品になるようなものも多めにセレクトしています。写真展の写真は一枚一枚見応えがある、ということを意識しました」と説明した。
そんな庄司さんが今回の撮影を通して、改めて気付いたメンバーの良さについて語った。「友梨は臨機応変さがある。場所ごとに応じた表情やポージングがすごく上手だなと。どんな色にも染まってくれるなと思いました。ひとみは、3人で集合して撮影したときはやわらかな表情をしていたんですけど、一人で原宿で撮影したときは、なんか不安そうな顔をしていたんですね。そのときに『あ、ひとみ、まだこういう顔をするんだ』『こういところが残ってたんだ』と安心したところもあれば、ドキッとしたというか、私もくすぐったくなりました。未夢は普段甘めの服装だったり、女子流としての撮影ではにこやかな表情が多いんですけど、わたし的には夜の街でクールにしていてほしいなと。今回、こういう未夢を見せたいと思っていた通りの写真が撮れて、未夢の“オトナの女”感を垣間見せることができたんじゃないかなと思います」と紹介した。
一方、撮られたほうの中江さんは「私もドキッとしました。10年見ていてもまだ見たことなかった表情があったんだなと。あどけない表情をしているシーンもあったし、でも年齢を重ねて20代の女性らしさが出ている写真もあって、完成した写真を見てメンバーなのにドキッとしました」と語った。新井さんはこの日会場で完成した写真を見て「一つ一つの写真が動き出しそうな躍動感がありました。私服バージョンと、めいてぃん(庄司)が選んでくれた衣装の写真があって、私服のときはありのままの自分という感じだけど、めいてぃんが選んでくれたカッコいい服を着ることで、東京に合うような表情になってると思います」と語った。
そして山邊さんは「10年も一緒にいると、“こういう表情って一瞬見たことがある”ということもあるんですけど、ファンの人にとっては、メンバーの(お仕事モードではない)ちょっと抜いた顔は見たことがないと思うので、今回の写真を通してそういう姿を観れるのはいいなと思うし、私たちもそれを見れるのは一瞬なので、そんな抜いた顔を見れるのはいいなと思います。普段メンバー同士でいるとき、こういう顔をしているんだなということをわかってもらえると思います」と語りかけた。
東京女子流写真展 「此処に在るもの」は27日(土)〜4月4日(日)12:00 – 20:00 開催。入場無料
会場=tokyoarts gallery (東京都渋谷区東2-23-8 1F)
※展示作品は全て限定枚数にて販売。

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