加山雄三、1960年代未発表曲と半世紀
を超えコラボし新曲リリース

コロナ禍での自粛生活と2020年9月に誤嚥による咳き込みから発症した小脳内出血により療養していた加山雄三が、過去の未発表音源をアレンジと新録ボーカルを加えた楽曲「紅いバラの花」を4月11日に配信リリースする。

リハビリとトレーニングの中、自宅の倉庫を整理したところ1960年代に収録した数十本に及ぶオープンリールが状態も良く見つかり、加山本人も記憶にないほど昔のものであったが、デジタル化して再生したところ1960年代の加山の声の未発表曲の数々が確認された。その音源の中からアコースティックギター1本で歌っている「紅いバラの花」の音源に昨年の退院後、まだまだリハビリ中の加山本人がディレクションをし、当時のボーカルを生かしながら、バンドアレンジと現在の加山がボーカルをレコーディングした。

Aメロには1960年代当時の加山が、Bメロは現在の加山が、戻ったAメロは当時の加山に今の加山がハモをつけ、半世紀の時を超え新旧二人の加山雄三によるコラボレーションが実現し、新曲として生まれ変わった。歌詞もストレートな湘南サウンドの象徴といえる「夜空の星」や「蒼い星くず」を彷彿とさせるもっとも加山作品の印象が色濃い内容となっている。この作品は加山雄三84歳の誕生日の4月11日に自身初のデジタルシングルとしてリリースされ活動再開となる。

デジタルシングル『紅いバラの花』

2021年4月11日配信開始
価格:225円(ダウンロード)

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