『ビー・バップ・ハイスクール』『あ
ぶない刑事』殺陣師・高瀬将嗣さん追
悼公演の開催が決定　監督作上映や“
百人斬り”演舞も

殺陣師・映画監督の高瀬将嗣さんの追悼と『高瀬道場』創立50周年記念した『技斗番長 高瀬将嗣の遺したもの』が5月8日(土)に東京・パークタワーホールにて開催されることが決定した。

高瀬将嗣さんは、映画『ビー・バップ・ハイスクール』『あぶない刑事』シリーズなど、数多くの映画やドラマでアクション監督・殺陣師として活躍。また、監督として映画『昭和最強高校伝 國士参上!』や『カスリコ』などを手がけた。また、芸道殺陣“波濤流”高瀬道場の主宰として後進の育成にも力を注ぎ、スタントマンや俳優など個人事業主の実演家への労災保険適用認定にも尽力。昨年2020年5月に胃がんのため63歳で亡くなった。

『技斗番長 高瀬将嗣の遺したもの』は当初1月末の開催を予定していたが、新型コロナウィルス感染予防を鑑みて延期に。改めて開催される今回の公演は、三部構成で実施される。第一部では高瀬さんが監督・脚本をつとめた映画『昭和最強高校伝 國士参上!』の上映、第二部では監督作『カスリコ』を上映。また、第三部では、高瀬さんの追悼式と殺陣演武『汗と涙の百人斬り』が行われる。

公演には、高瀬道場新代表で『ラスト・サムライ』『燃えよ剣』などの殺陣指導で知られる森聖二のほか、瀬木一将、加賀谷圭、江戸松徹、片方隆介、岩田貴代志、蛭川信博、鋼鐵男、吉水孝宏、山崎和佳奈、香純恭、多加野詩子らが出演。各回のチケットは、イープラスにて販売がスタートしている。