【週末アニメ映画ランキング】「シン
・エヴァンゲリオン劇場版」V2、「映
画ヒーリングっど・プリキュア」は4
位発進

(c) 2020 映画ヒーリングっど♥プリキュア製作委員会 3月20日~21日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。公開7日間で前作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」を上回る好スタートを切った「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が、2週目の土日2日間で動員42万3000人、興収6億7900万円を稼ぎ、2位以下を大きく引き離して2週連続首位を獲得した。累計動員は322万人を超え、興収は間もなく50億円を突破する。新ビジュアルを使用したポスターが3月19日から全国の劇場で掲出され、総作画監督の錦織敦史が描き下ろした新ビジュアルは、これまでのポスターと同じ構図で白かった海の色が青く描かれて、主要キャラクター9人が追加されて話題となっている。また、NHK総合で「『プロフェッショナル 仕事の流儀』庵野秀明スペシャル」が22日に放送された。27日からは、新ポスターのビジュアルを基とした入場者特典「シン・ポスタービジュアルカード」の配布も決定し、さらなる動員増につながるものと思われる。
 3月19日公開の新作では「奥様は、取り扱い注意」が2位、「トムとジェリー」は3位に初登場。「映画ヒーリングっど・プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!」(同時上映短編「映画トロピカル~ジュ!プリキュア プチ とびこめ!コラボ・ダンスパーティ!」)は4位スタートを切った。人気アニメ「プリキュア」劇場版シリーズの通算29作目で、「思いやり」と「絆」をテーマに2020年2月~21年2月に放送されたシリーズ17作目「ヒーリングっど・プリキュア」の劇場版となる。全国238スクリーンで公開され、土日2日間で動員9万6000人、興収1億1500万円をあげた。これは昨年10月に公開された「映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日」の興収比106.5%の出足となっている。
 5位は「ブレイブ 群青戦記」。前週4位の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は7位で、累計動員は2812万人、興収は387億円を突破した。27日から2週連続で新たな入場者特典の配布が決定し、興収400億円突破を狙う。また、4月に北米で劇場公開されることが発表されている。前週5位の「名探偵コナン 緋色の不在証明」は8位、前週7位の「ラーヤと龍の王国」は9位に後退した。新作「ミナリ」は10位スタートとなっている。
 なお、26日から「ガールズ&パンツァー 最終章 第3話」「映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!」が公開される。

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