L→R 髙橋悠真(Ba)、長谷川 海(Vo&Gu)、松本和也(Dr&Cho)、鳥山 昂(Gu&Key)

L→R 髙橋悠真(Ba)、長谷川 海(Vo&Gu)、松本和也(Dr&Cho)、鳥山 昂(Gu&Key)

【ドラマストア インタビュー】
正統派ポップバンドが
多面的に魅せる最新作

満足のいく歌詞が書けて、
それを歌うのも気持ち良かった

2曲目の「knock you , knock me」はどうですか?

松本
この曲は1年以上前からデモはあったんですけど、今回「希望前線」と「回顧録を編む」のダブルA面でいこうとなった時に、カップリング候補で海くんが「knock you , knock me」を出してきたんです。みんなで音を合わせたらめちゃめちゃ楽しくて、“これはカップリングではない”と思ってトリプルA面にしました。
長谷川
作ったのは1年前だったけど、その頃はまだちゃんと表現できない気がしたのかもしれない。今回納得のいくかたちに仕上がって、一番いいタイミングで出せたと思いますね。あと、「knock you , knock me」はラブソングに聴こえてくれたら、僕の中でシメシメです(笑)。

えっ、ラブソングじゃないんですか?

長谷川
実は違うんです。昨年の秋に『パネルクイズ アタック25』に出させてもらって優勝したんですけど、昔から勉強とかクイズが好きで、“解きたい”とか“理解したい”という気持ちがすごく強いんです。そのがむしゃら感とかワクワク感はちょっと恋に似ていると思って、そういう曲を書きたくなったっていうのが僕の本心です。そこからラブソングというオブラートに包んだら、こういう歌詞になりました(笑)。

恋愛をクイズになぞらえるのではなく、その逆という発想が秀逸ですし、ラブソングとして聴いても違和感がないのも最高です。

長谷川
そうなんですよ!
松本
自分で肯定するんかい(笑)。
長谷川
そういう歌詞になることを大事にしたから(笑)。ダブルミーニングが好きなので、やりすぎて自己満足になっても良くないと思って。だから、褒めていただけて嬉しいです。

良かったです。ドラムが少しルーズなビート感でハネているのもすごく心地良いですね。

松本
確かに僕も結構ルーズなビート感だと思います。めちゃめちゃ脱力もしていますし、姿勢もめっちゃ猫背ですし(笑)。もともとドラムで芸大みたいなところに行っていたんですけど、その中でもかなり非力な青年で(笑)。それに、ロックはあまり通っていなくて、大学の時もビッグバンドとかR&Bとかをやっていたので。

やはりそうなんですね。言葉がアレかもしれませんが、“おっさんか!”みたいなビートで…

松本
言葉、アレですね(笑)。
全員
あははは。

いえ、いい意味でです(笑)。すごくカッコ良いと思いました。

松本
嬉しいです(笑)。
髙橋
ベースはビート感を大事にしつつBメロはギターとベースが交互に出てくるようにしたり、要所要所に高音のフレーズを入れたりしました。でも、基本的にノリを出すことに集中した感じですね。この曲はドラムがハネているのに対して、ベースはあまりハネていないんですよ。Aメロとかは特にそうですね。ベースも一緒にハネてしまうと明るくなりすぎるというか、子供っぽい感じになってしまうんです。なので、ベースはあまりハネないようにしようと決めました。いいグルーブを作ることができて良かったと思いますね。
鳥山
この曲ではギターというよりも鍵盤を弾きました。みんなで話して、結構早い段階でブラスを入れることになって…あと、ピアノとオルガンも。“子供っぽすぎない”というラインで、そういう編成になったんだと思いますね。鍵盤のアレンジは全部自分でやって、ホーンのラインも自分で作って、それを知り合いの人に少し手入れしてもらいました。音の伸び具合とか、突き具合とかの部分を修正してくれたんです。ピアノとオルガンは打ち込みではなくて、実際に弾いています。デモを作る時にプリ・プロダクションをして家で弾いたフレーズを、そのまま本番に持っていきました。

鳥山さんはライヴでも鍵盤を弾かれていて、この曲はギターを弾かなくても成立するアレンジになっていますね。

鳥山
ライヴではギターと鍵盤を半々くらいの割合で弾いているので、とりあえずレコーディングしてライヴのことはあとで考えるのではなく、アレンジの段階でギターと鍵盤の配分を考えてます。
長谷川
「knock you, knock me」の歌録りもめちゃくちゃ楽しかったです。曲調もそうだし、僕はライヴをしていることをイメージしながら歌うと、涙が出てくるくらい楽しくなるんですよ。特にこの曲は最後に合唱が入ってくるので、ライヴを想像しやすかったんですよね。満足のいく歌詞が書けて、それを歌うのも気持ち良かったし。この曲はBメロだけを切り取ると、勉強やクイズのことかもしれないと気づくようにしていて、1番の《この気持ちはほとんどアイだろう》の“アイ”は虚数の“i”だし、2番の《終電を気にして》というのは試験中に“ヤバい、あと5分でチャイムが鳴る!”という焦った気持ちを表しています(笑)。

OKMusic編集部

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