糸原美波、内木志らが昭和を舞台にし
た人情劇に挑む たやのりょう一座第
7回公演『あゝ涙乃橋商店街』の上演
が決定

2021年4月21日(水)~28日(水)浅草 木馬亭にて、たやのりょう一座第7回公演『あゝ涙乃橋商店街』を上演することが発表された。
本作は、一座人情劇場と名付けられたオリジナル作品第2弾。つかこうへい作品や冒険活劇を上演してきた、たやのりょう一座が新作に選んだのは、昭和を舞台にした人情劇だ。コロナ禍の影響で人と人の距離が大きく離れてしまい、効率化が進んだ現代に問う。笑って笑って泣いてスッキリ浅草をテーマに、大切な人に会いたくなる作品となっている。
出演者は「美人すぎる劇団員」として話題になった元劇団4ドル50セントの糸原美波。一座初参加となる彼女がヒロインを務める。そして、NMB48を卒業後、女優として活躍する内木志が一座2度目の参戦。
糸原美波
内木志

田谷野亮
大浦千佳
共に名を連ねるのは座長の田谷野亮、大浦千佳、演出から俳優に復帰するこぐれ修。そのほか、長田大史、伴優香、長谷川葉生、そしてCYBERJAPAN DANCERS所属で今回初舞台となるHARUKAがキャスティングされた。

作家には劇団はらぺこペンギン!主宰の白坂英晃。振付には数々のアイドルグループへ振付を行う槙田紗子、メインビジュアル題字には「暮しの手帖」元副編集長、現在は書き文字ライターとして活躍する二井康雄というお馴染みのメンバーが集結した。
演出は数々の映画祭で受賞経歴のある映画監督、舞台演出家としても活躍する戸田彬弘が務め、一座に新しい風を吹かせる。
【あらすじ】
東京タワーの完成に、長島茂雄のプロ野球デビュー。
石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」は大ヒットとなり、ロカビリーファッションは大流行。
時代は確実に新たな方向へ進んでいた。
そんな活気ある昭和の、東京の下町にある一軒の豆腐屋「柴田豆腐店」。
父の太郎は完全に浮かれていた。
末っ子の聖子がオーディションに合格し、夢を叶えようとしていたのだ。
商店街の面々を集め、宴会を始める太郎。
しかし、長女の吹雪はそんな父を心配をしていた。
太郎を蝕む病魔は、確実に進行していたのだ。
そんな時、10年以上も音信不通だった長男の幸之助が、見知らぬ女性を連れて帰ってくる。
「嫌な予感」
その場にいた全員の考えは的中。
商店街全体を巻き込んだ、壮大な家族喧嘩が始まってしまうのだった。
果たして、彼らは幸せな未来を見つけることが出来るのか。
これは、古き良き時代に、不器用だけど、真っすぐに生きた、とある一家の物語である。

田谷野亮 コメント
今だからこそ、希望を届けたい、人間を届けたい、そんな想いがこの作品を選んだ根幹です。
一座の稽古場は笑顔で溢れています。真っ直ぐで、真っ直ぐで、曲がれない人たちが自然と集まります。
そんな僕たちが、涙乃橋商店街で生きます。
ぜひこの商店街のお祭りに遊びに来てください。
桜咲く浅草に負けないくらい明るい笑顔で、皆様にお会いできることを楽しみにしています。
万全の対策をして、劇場でお待ちしております。
糸原美波 コメント
今回昭和の人情劇ということでお芝居、歌、ダンスを交えて一生懸命物語を皆さんと作っていきたいと思っております!
ご来場頂いた皆様が「明日からも前向きに生きていこう!」と、思えるようなそんな素敵な作品をお届けします。
皆様のご来場心よりお待ちしております!
内木志 コメント
2020年10月の第6回公演『イサヤ島の王女と神の右腕』に続きまして、第7回公演『あゝ涙乃橋商店街』にも出演させていただけることとなりました。
今回は、ちょっと変わった役どころを演じるので、どんな風になるのかとても楽しみです!
このようなご時世の中、舞台に立てる事、必要とされた事、また皆さんにお芝居を見ていただける事に感謝し、精一杯演じますので、是非皆さん劇場に足をお運びください!
大浦千佳 コメント
今回のたやのりょう一座の舞台は商店街。
私の生まれ育った街にも昔ながらの商店街があります。
商店のおじちゃんと喋ったり、友達と食べ歩いたり、買い物をしたりと、今でも鮮明に当時の光景や活気や匂いが思い出されます。
あの時の人との繋がりや温かみを、今回の『あゝ涙乃橋商店街』で大切に作り上げたいと思っています。
劇場は東京・浅草の木馬亭です。
木馬亭は勿論のこと、ご来場までの道のりや活気はこの作品を上演するのにぴったりだと思います。
このような御時世ですが、浅草の雰囲気も合わせてお芝居の世界を堪能して頂きたいと心から思っております。
4月はどうぞ浅草でお待ちしております!!
戸田彬弘 コメント
昨年の春頃、自分の作品がコロナによって中止に追い込まれました。
1年経った2021年の春も、未だにコロナの猛威は収まりません。
それでも、なんとか幕を開こうと奮闘する “たやのりょう一座”の存在は、希望のように感じます。
奇しくも東京オリンピックがそこまで来ている2021年に、1964年の東京下町の商店街を描きます。
リモートでのコミュニケーション、マスク必須、ハグや握手の自重など、コロナで様々な生活様式が代わったばかりの私たちにとって、裸一貫、飛沫が飛び交うかつての日本人たちを眺めるのは、とても大切なことだと思います。
飛沫が飛び交うとは言いましたが、稽古場は安全第一で、なんとしても無事に幕を閉じられるように頑張ります。
今こそ、人情喜劇が観たい。
そう感じている人も多いんじゃないかと思います。楽しみにしていてください。
こぐれ修 コメント
今回、役者として約6年振りの舞台になります。
お話しを頂いた時、「昭和の頑固な親父を演じて欲しい」と言われました。
そこから自分のイメージを辿ると、差し詰め「巨人の星」の星一徹、あるいは、朝ドラ「スカーレット」で北村一輝さんが演じた無骨な父親。どちらも凄く魅力的な役柄でした。
でも、役者である以上、そのイメージを自分に当て嵌めても仕方がない。
飽き性の自分だからこそ演じれる客席を飽きさせない役作りこそが稽古場での自分の使命だと思うのです。
頑張ります!

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