バター専門ブランド『カノーブル』、
VRやASMRとのリンクで新しい食体験を
楽しめる「食べるバターの口溶けデバ
イス」を発表

バター専門ブランド『カノーブル』は、VRやASMRを活用して新しい食の体験を提供するfood pornに対応した食品デバイス「食べるバターの口溶けデバイス」3型を発表。βテスト版は2021年4月以降に提供開始が予定されている。
『カノーブル』は、バターの形状で口溶けをコントロールするという3次元設計に注目し、舌の上に置くだけで自然と溶けて味が変化していくバターを開発。この形状によって口溶けをコントロールする技術を応用し、VRゴーグルを着用して専用の映像を鑑賞しながら口溶けによる味の変化を楽しむコンテンツ向けに「食べるバターの口溶けデバイス」のコンセプトデザインを発表した。
同デバイスは、VRコンテンツと一緒に楽しむことを前提として設計されており、形状やフレーバーに対応した映像コンテンツを視聴しながら口内でバターを溶かしていくことで、バターが口内の粘膜などの感覚器官に触れたときの刺激と映像や音声が一致したときの心地よさ、口内にある食物とは異なる香りを感じたときに起こる脳の錯覚など、従来の「食事」とは全く異なる食体験が提供される。
また、将来的にはASMRを組み込み、口内でバターが溶けていく感覚を体験することも可能になるそうだ。映像と口内粘膜の感覚で楽しむ新しい食体験を楽しんで欲しい。

食べるバターの口溶けデバイス

タイプ01

上部にアロマポットを配置してポット内部にフレーバージュレを満たし、ポットのフチ部分が溶けて行く過程でジュレが口内に溶け出し香りが広がる。底部は大きなアールを描いていて舌にフィットする形状なので、常に舌の上でバターを溶かしながらフレーバーが口内から鼻に抜ける演出が可能。

タイプ02

舌に触れる底部に突起を配置して舌の上で速やかに溶けながらも空気の通り道を確保する形状に、上部に通気のためのカーブを付けているため、口内粘膜と密着しても速度感のある口溶けと香りを楽しめる。

タイプ03

上顎に当たる上面に突起を配置して口溶けを早くして鼻に抜ける香りにスピードをもたせ、舌に触れる底面は緩やかなカーブで舌にフィットさせてゆっくりと溶ける。中央には水溶性のフレーバージュレを挟んでいるので、フィニッシュ時に切れの良い口溶けを演出可能な時間経過を楽しむためのデバイス。
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