新世代声優シンガー、ニノミヤユイっ
て何者?

新世代声優アーティストニノミヤユイに
迫る

声優・アーティストのニノミヤユイをご存知だろうか。2020年にアーティストデビューを果たし、新世代声優アーティストとして注目を集めている彼女。これまでバグベアやカノエラナミオヤマザキといった著名なクリエイターらとタッグを組んだことでも大きな話題となり、彼女の独自の世界観にも注目が集まっている。2021年3月には初の有観客ワンマンライブも決まり、アーティストとして勢いに乗っているニノミヤユイについて紹介する。

声優「二ノ宮ゆい」とアーティスト「ニ
ノミヤユイ」の2つの顔

ニノミヤユイ(二ノ宮ゆい)は、2001年9月6日生まれで神奈川県出身の声優兼アーティスト。ホリプロインターナショナル所属。声優時には二ノ宮ゆい、アーティスト時にはニノミヤユイと名義を分けて活動している。

声優・二ノ宮ゆいの経歴

2017年に「次世代声優☆ミラクルオーディション」で特別賞し、2018年4月放送のTVアニメ「アイカツフレンズ!」で日向エマ役として声優デビュー。その後も、「みっちりわんこ!あにめ〜しょん」のルイ役、「ピーター・グリルと賢者の時間」のルヴェリア・サンクトゥス役、「カオルの大切なモノ」のサトル役など、多くのアニメ作品に出演している。

アーティスト・ニノミヤユイの経歴

2020年1月15日にデビューアルバム「愛とか感情」をリリースし、ニノミヤユイ名義でアーティストデビュー。本作でバグベアやカノエラナ、佐藤純一(fhána)らが参加したことでも話題となった。新型コロナウイルスの影響により当初3月に開催される予定だったワンマンライブに替わり、7月に配信ライブ「愛とか死、或いは名もない感情からの逃避」を開催。8月には「ピーター・グリルと賢者の時間」の主題歌にもなった1stシングル「つらぬいて憂鬱」、12月にはミオヤマザキやDECO*27などが参加したミニアルバム「哀情解離」をリリースした。

音楽のルーツ

ニノミヤユイは両親が吹奏楽をやっていたこともあり、幼い頃からクラシック音楽が流れているような環境で育てられた。自身もフルートの演奏に長けており、特技にも挙げている。彼女の音楽のルーツとなったのはボーカロイドであることも公言しており、ボカロ曲に見られる反骨心のようなものが、彼女の音楽で表現したいことの根底にはあるようだ。現在憧れているアーティストにはさユりや欅坂46の名前を挙げており、鬱々とした感情を身を挺して歌い上げる彼女たちの歌唱スタイルは、ニノミヤユイが築いた現在のスタイルにも通ずるものがある。

誰もが抱える”陰”の部分を楽曲に落と
し込んだニノミヤユイの世界観

自身のパーソナリティを楽曲の世界観に落とし込んできたニノミヤユイ。彼女は自分のことをすぐ落ち込んでしまったり、他人の評価が気になってしまったりと、ネガティブな人間であるとインタビューで語っている。同じ悩みを抱える人を音楽という形で救いたい。ニノミヤユイの音楽はそんな人達に救いの手を差し伸ばしてくれる処方箋のような楽曲、それこそが彼女がアーティストとして目指している方向性だ。

人が抱える鬱屈とした感情をベースとして楽曲へと落とし込んだ彼女の世界観は唯一無二のものだろう。そして多くの言葉にできない悩みが顕在化しつつある現代社会だからこそ、彼女の音楽は多くの陰キャから支持を集める。

著名クリエイターが参加したニノミヤユ
イの楽曲

ニノミヤユイの楽曲は多くの著名クリエイターが参加していることでも大きな話題となった。2020年1月にリリースした「愛とか感情」では欅坂46の「サイレントマジョリティー」や「不協和音」でも知られる音楽ユニットバグベア、シンガーソングライターとして高い評価を集めるカノエラナ、湘南乃風若旦那こと新羅慎二らが楽曲を提供している。本作は、様々なクリエイターによる多彩なジャンルが入り混じりながらも、ニノミヤユイの陰の世界観が全ての楽曲で統一されており、デビュー作としてはあまりにも高い完成度に驚かされる。
8月には1stシングル「つらぬいて憂鬱」、12月にはミニアルバム「哀情解離」をリリースしてきたが、Tom-H@ckやミオヤマザキ、DECO*27、蜂屋ななしといった現在の音楽シーンでもホットなクリエイターが参加し、デビュー作とは違った一面を見ることができる。また、ニノミヤユイ自身が作詞を務めた楽曲が数曲リリースされており、楽曲提供とは異なる彼女の等身大のリリックは要注目だ。ここからはニノミヤユイを代表する3曲を紹介する。


愛とか感情

2020年1月にリリースされたデビューアルバム「愛とか感情」のリード曲。欅坂46のヒット曲を手掛けてきたバグベアによる疾走感のあるピアノロックはアルバムの最初を飾るに相応しい楽曲だ。アップダウンの激しいメロディが展開されていくなかで、早口でまくしたてるように歌い上げるニノミヤユイの歌声につい引き込まれそうになる。彼女のアーティストとしての信念が込められた名刺代わりの一曲だ。


つらぬいて憂鬱

1stシングルの表題曲でTom-H@ckによる楽曲。TVアニメ『ピーター・グリルと賢者の時間』のオープニングテーマとなった本曲だが、キャッチーなメロディに乗せられた陰鬱な言葉や感情がこれでもかと歌詞に詰め込まれている。弱い自分を変えることができないと自己嫌悪を歌った楽曲は、タイアップながらニノミヤユイの内なる思いとリンクしてくる。ラップを始めとした新たな表現形式へも挑戦し、新境地を切り開いたボーカルには要注目だ。


痛人間讃歌

ミニアルバム『哀情解離』のリード曲。ロックバンド・ミオヤマザキとのタッグが実現した本作は、ストレートなロックナンバーでありながら、歌詞にはどこか狂気的なもの感じさせるミオヤマザキらしいサウンドに。攻撃的なロックチューンのなかで溢れんばかりの感情をむき出しにしたニノミヤユイのパワフルな歌声は説得力があり、ボーカリストとしての力量はもちろん、彼女のポテンシャルの高さを物語っている。

3月にミニアルバム「哀情解離」を引っ
提げたワンマンライブの開催が決定!

当初2020年3月に行われる予定だったワンマンライブが新型コロナウイルスの影響で行うことができなかったが、2021年3月28日にミニアルバム「哀情解離」を引っ提げた有観客のワンマンライブ「消えてくれないアイの痕。」の開催が決定。アーティスト活動1周年を経て、表現者としても一皮むけた彼女がどのようなステージを届けてくれるのか、今から楽しみだ。


ニノミヤユイ ワンマンライブ「消えて
くれないアイの痕。」

日時:2021年3月28日(日)
場所:横浜みなとみらいブロンテ
時間:19:00スタート
配信視聴チケット:4,000円(税抜)
チケット発売日:2月6日(土)20:00 ~ 4月4日(日)21:00
チケットの購入はこちら!

新世代声優シンガー、ニノミヤユイって何者?はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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