ファンモン、一夜限りの復活に田中将
大「胸に来るものがありました」

 FUNKY MONKEY BABYS(ファンモン)が11日、TBS系音楽特番『音楽の日』で一夜限りの復活をとげた。楽天生命パーク宮城から解散後初の生パフォーマンスをおこない、「あとひとつ」「ありがとう」「ちっぽけな勇気」の3曲を届けた。

 2013年にDJケミカルが実家である寺の住職を継ぐため、これまでのように音楽活動が続けられないことを理由に解散したファンモンだが、その後も楽曲は生き続け「あとひとつ」が田中将大投手の入場曲として使用され、東北楽天ゴールデンイーグルスを初の日本一へと導いた。

 解散後8年ぶりに集まった3人。一夜限りの復活を決断した理由にファンキー加藤は「東日本大震災を風化させてはいけない。3人揃うことでお手伝いができればという思いがありました」と決断した理由を明かした。

 そして、モン吉は「3人揃うと不思議な力がある。“届ける”というのを3人でできたら」。

 DJケミカルは「震災は大変でしたけど、そのぶん助け合ったり、人と人との繋がりだったり重要なところも見えたと思うので、経験を生かしてもっと大事に繋げていければ」とコメント。

 今年東北楽天ゴールデンイーグルスに復帰した田中将大投手が中継で登場。入場曲として流していた「あとひとつ」は自身にとってどういう曲か、と司会を務める中居正広に聞かれると田中将大投手は「ファンの方々が大合唱してくれたあの場面、メジャーリーグに行ってからもあの場面のビデオを見て、自分を奮い立たせてマウンドに上がっていました。いま観ても鳥肌が立ったので、かけがえのない曲です」と曲への思いを語った。

 3人は楽天生命パーク宮城からパフォーマンスを届けた。ファンキー加藤は「東北の空の下で精一杯歌わせていただきます」と話し、「あとひとつ」を披露。何年経っても色褪せぬ楽曲は多くの人を勇気付け、「ありがとう」に続き、ファンキー加藤が「最後はファンモンらしくガツンと行きましょう」と投げかけ、DJケミカルのタイトルコールから「ちっぽけな勇気」を披露。心へ語りかけてくるような力強い歌声を響かせた。最後にファンキー加藤は「その拳の中に無限の可能性があることを忘れないでください」と伝えた。

 田中将大投手は3人のパフォーマンスに「胸に来るものがありました」とコメント。SNSでは「3人の歌が聴けて幸せでした!」、「ファンモン感動した」と反響を集めた。

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