メイリア・tokuそれぞれのソロプロジ
ェクトも発表 「いつも通り最高」の
ガルニデを届ける大切な一歩『GARNi
DELiA stellacage 2021「REMAIN」』

2021.2.28(Sun)『GARNiDELiA stellacage 2021「REMAIN」』@Billboard Live TOKYO
2021年2月28日(日)、Billboard Live TOKYOにて『GARNiDELiA stellacage 2021「REMAIN」』が開催された。昼間の1部・夕方の2部ともに有観客、2部のみStreaming+での配信ありという形式だ。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、1月9日(土)から開催予定だったGARNiDELiA(ガルニデ)10周年記念ツアーは中止になってしまったが、「REMAIN」(在り続ける)というタイトルを掲げ、新たな開催となったこの舞台。普段のガルニデらしさを取り戻すだけでなく、ステージの中ではメイリア・tokuそれぞれのソロプロジェクト始動の発表もあり、感動・衝撃のライブとなった。まずは、そのパフォーマンスの模様からレポートしていこう。なお今回も、第2部のストリーミング配信での模様をお伝えする。
■出だしからアッパーな楽曲で彩られる会場。最新アルバム曲や、ジャズアレンジ「ARiA」も披露
開幕を告げるオープニングBGMと共に、暗転した舞台にバンドメンバーが集結。続いて舞台のライトが瞬き始め、1曲目のイントロが演奏され始める中、手を叩きながらtokuが登場。ピアノの前に立って演奏に加わる。やがて「TOKYO、盛り上がっていきましょー!」と叫びながらメイリアが現れ、1曲目から力強いロック曲「21248931」を歌った。曲に合わせて大きく体を揺らし、拳を何度も高く掲げ、一気に会場は華やぐ。
撮影:アンザイミキ
撮影:アンザイミキ
2曲目では、去年11月にリリースしたアルバムから、タイトル曲の「起死回生」を披露。さらに次の曲は「SPEED STAR」と、3曲連続でアッパーな選曲だ。メイリアは、歌いながらキレのいい動きを見せるのはもちろん、歌のステージ前に置かれた台座に片足を乗せながら力強く歌うなど、オープニングから全身全霊で、普段のガルニデらしさ全開のパフォーマンスを見せる。
MCを挟んだ後も、4曲目にまた最新アルバム曲から「Light your heart up」を披露。ラップ歌詞もあり、再びメイリアは片足を台座に乗せ、上体を揺らしながらシャウトする。この曲の後、舞台の雰囲気は一転、メイリアは椅子に腰かけ、短めのMCを挟み「ビルボードということで、オシャレな曲を」と、5曲目にはtokuのピアノ演奏から入るしっとりとした楽曲「SPiCa」を歌い上げる。
撮影:アンザイミキ
6曲目に入る前には、ジャジーな楽器演奏に合わせ、バンドメンバーを紹介。ベース・セキタヒロシ、ギター・梶原健生、ドラムス・早川誠一郎の3人、それぞれメイリアから名前を呼ばれると共に、ソロ演奏を披露。そして最後は「準備はいいですか?やめますか?やめませんよね!toku!」と、まるでイヤイヤやらされるようなコミカルな寸劇も挟みつつ、tokuもクールにピアノソロを演奏。そのまま曲は途切れずに続き、6曲目として歌われたのは、ジャズアレンジの「ARiA」。
観客の拍手を挟み、7曲目には、再び新アルバム曲から「タカラモノ」を披露。昨年11月、横浜でのリリースライブでも歌詞について触れられた物語性の強い楽曲である。その1フレーズ1フレーズに想いを込めながら大切に歌うメイリアは、哀しみも込められた歌詞のはずなのに、なんとも優しく慈愛に満ちた表情だ。
これまでのガルニデらしさはもちろん、最新アルバム曲やアレンジ曲も含め、これからのガルニデの展開も感じさせるようなワクワクに富んだステージで、前半戦を一気に駆け抜けた。
■「ambiguous」など代表曲ばかりの後半戦で、熱気は最高潮に。アンコールにはあの曲も
ライブは早くも後半戦に突入。椅子を取り払い、「盛り上がる準備できてる!?」と立ち上がったメイリアのMCの後、またジャジーなアレンジで「grilletto」が8曲目として演奏された。
続く9曲目の「BLAZING」では、会場がオシャレな空間Billboard Live TOKYOであることを忘れるほど激しい盛り上がりを見せるも、「でもまだまだイケんでしょ!盛り上がっていくよTOKYO!」と、10曲目に「ambiguous」を叩き込む。バンドメンバー・toku・メイリア、一人ひとりの汗さえも舞台のライトできらめく中、いよいよラスト11曲目に「約束-Promise code-」が撃ち出された。
撮影:アンザイミキ
撮影:アンザイミキ

曲の終盤には、両足で舞台前の台座のてっぺんに立ったメイリアが「また絶対会いましょう、約束だよ!」と叫び、最後はバンドらしく飛び降りて、演奏を締めくくる。メンバーたちが去り、暗転するステージ。
もちろん、これで終わりではない。アンコールを求める拍手が客席から延々と鳴り続ける。そして再び、tokuは白、メイリアは黒のライブTシャツを着て、バンドメンバーと共に舞台へ帰ってきた。
アンコール曲として披露されたのは、中止されてしまった全国ツアーのタイトルにも掲げられていた「star trail」である。やはり、この曲は欠かせない。「REMAIN」という新たなライブの締めくくりとして、社会が日常を取り戻していくことへの希望や、これからもガルニデがガルニデらしく続いていくための決意も込められたような、力強く優しい演奏である。
撮影:アンザイミキ
撮影:アンザイミキ
また、昨年8月の無観客ライブ『東京紅夜』で披露されたときのように、ステージ背後のカーテンは取り払われ、東京の夜景をバックに歌われるのも、美しい光景だった。初披露されたときと変わらない舞台で、しかし楽曲としては一回りも、二回りも強い想いにあふれているようにも感じた。
■「ドラゴンtokuさん」に変身?舞台終わりのサプライズに、ソロプロジェクト始動も発表
今度こそライブは終了、かに思えたが、曲は止まらず、そのまま「Happy Birthday to You」が流れる。メイリアも高らかに歌う中、舞台の上で一人だけキョロキョロと戸惑って見えるのはtokuだ。1月の『GARNiDELiA-MARiA Birthday Live-』の2部でメイリアが受けたように、今度は3月5日に誕生日を控えるtokuが、サプライズでお祝いされたのである。
メイリアから舞台衣装の黒いハットを脱がされ、代わりに誕生日ケーキの形をした帽子をかぶらされたtoku。その目の前には、好物だというバウムクーヘンが、なんと焼かれたままの丸ごとサイズで登場した。そこに立てられた火のついたロウソクに向かって、メイリアが、「火ぃ吹く?ドラゴンtokuさんになる!?」と、1月のライブで自身の口から出た言い間違いもネタにしながら、tokuの生誕を祝った。

撮影:アンザイミキ

相変わらずの仲の良さを見せるガルニデの2人だが、お祝いが終わり、バンドメンバーたちが去った後で、重大発表が。それは、メイリア・toku、それぞれのソロプロジェクトの始動であった。ガルニデとしては、これから先、新たに3月20、21日のツーデイズでライブを終えた後、秋ごろまでしばらくライブなどの活動をお休みするのだと言う。
「お休み」と聴くと、ユニットとしての活動やライブを期待しているファンにとっては残念なイメージもあるかもしれない。しかし年内にユニットの活動も再開予定であるという約束と、「ソロの活動で得られたものを、またガルニデの活動にもフィードバックしていきたい」という抱負もメイリアから語られ、また新たな2人の姿が見られる期待も感じさせられた。
歩み続ける2人の姿勢は変わらない。また3月、次はツーデイズでライブを予定していることも楽しみで仕方ない。内容としては、20日が「steps」としてダンスメインのステージに、21日が「claps」としてロックメインのステージになるという。
まずは43歳を迎えるtokuに、おめでとうを言いたい。そして、ソロプロジェクトも始まり、これからまた想像を絶する新展開を迎えるであろう11周年のガルニデを、新たな気持ちで追いかけていきたいと思う。
撮影:アンザイミキ
取材・文:平原 学 撮影:アンザイミキ

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