橋本真一・斉藤秀翼がW主演する、朗
読劇『幸せのカタチ』の上演が決定

2021年4月23日（金）～4月25日（日）労音大久保会館 R’ sアートコートにて、朗読劇『幸せのカタチ』が上演されることが決定した。

遊技業界のコンサルタントとして活躍する糸柳達成の波乱万丈に満ちた半生をベースに、アニマルかつみ（『パチスロ必勝ガイド』などの遊技情報誌でライターとして30年近いキャリアを持つ）が本名の関かつみ名義で書き上げた小説処女作「幸せのカタチ」を朗読劇化するのが本作。

出演者は、2016年から2019年の間、舞台と映画で描かれる『メサイア』シリーズの「刻シリーズ」全７作に出演しているほか声優、音楽活動でも活躍中の橋本真一、『獣電戦隊キョウリュウジャー』『仮面ライダージオウ』などの人気作に多数出演し、ミュージシャンとしても活動している斉藤秀翼をW主演に迎え、2016年にメジャーデビューを果たした5人組ダンス＆ボーカルグループ「FlowBack」のメンバーでもあり役者としても活動中のMARKこと淺川眞來、ダンスボーカルグループ「BUZZ-ER.」のリーダーを務め舞台『思春~遥かなるオヤジーデ~』で初主演経験し以後俳優業にも力を入れているSAKU、そのほか丈幻、平山大などが集結した。

橋本真一

斉藤秀翼

淺川眞來

SAKU

丈幻

平山大

なお、そのほかのキャストに関してはYouTubeオーディションを3月18日（木）まで募集している。

演出と脚本はナイロン100℃、温泉きのこに所属し、外部公演などを経て、現在は演劇ユニット「ドリル饅頭」の主宰として小劇場を中心に活動する中西広和が担当する。

本作は今後、メディア・ミックス・プロジェクトとして書籍化、映画化、糸柳本人による講演会などを展開、また、本公演の収益の一部を社会貢献に拠出する予定だそうだ。

橋本真一 コメント

台本をはじめて読ませていただいた時、このような人生を歩んできた方が実際にいるという事にハッとしました。僕自身が生きている上で、目を向けられていない人達や環境が実際にそこにあるんだと。そしてそれと同時に、親子の繋がりというものは如何なる場合でも人生に大きく影響するものだと感じました。成治を通して一つの「絆」の形を伝えられるよう精一杯演じたいと思います。

斉藤秀翼 コメント

人はやはり、独りでは生きていくことはできなくて、知らぬところで誰かの助けを受けてたり、自分も知らぬところで誰かの支えとなっていたりしているのだと思います。喜びを感じたり時には悲しみを感じ、ただ何れにしても人は人と関わることで人生を豊かに進めていける生き物なのだと思います。ご覧いただく方に必ず何か一つでも残るものがあるように、演じさせていただきます。

【あらすじ】
時は昭和40年代の東京、下町。
唯一の家族である父親が失踪したことで、叔父の家に引き取られるも、叔母の酷い仕打ちに耐えきれる家を出る。

小学5年生にして一人暮らしを余儀なくされた少年・成治。
「お父さんはきっと帰って来てくれる。僕の次の誕生日までには必ず帰って来てくれる」
そう信じながら新聞配達をして生活をしのぐ日々。
そして訪れた誕生日に父は帰って来なかった。
「僕はお父さんに棄てられたんだ」と悟った成治はひとりで生きて行くことを決意する。

寝る間を削りアルバイトで生活費を稼ぎながら中学、高校と卒業した成治は
数多くの挫折を味わいながらも社会人として歩んでいた。

そんな中、成治のもとに突然、余命いくばくも無い父の居場所の知らせが届く。
18年ぶりに再会した父が死を目前にして成治に語った事とは…。