首振りDolls、
ニューアルバム『ドラマティカ』の
オフィシャルインタビューが到着!
絶対に全部好きになってもらえると思う
――ちょっと話を戻すけど、今回、それぞれの楽曲を振り返ってみると、振り幅を広げているのは、ジョニーなのかなと思うよね。ジョニーもジョニーらしい楽曲なんだけど、「DISCOVERY」の突き抜けた明るさは、ジョニーの音楽ルーツは感じるけど、それを首振りDollsの楽曲として屈託なく持ち込んでいるのは、かなりのチャレンジだったのかなと。
ジョニー:「サボテン」は空に向かって書いた曲なんだけど、「DISCOVERY」は、深海に向かう感じというか、奥に奥に潜っていくイメージで書いた感じかな。人の心の中の奥の方に行くと、精神の核というものがあって。それは人それぞれ違った世界で。
――ん? 『鬼滅の刃』???
ジョニー:あ、バレました(笑)? でも、本当にそんなイメージだったんですよね。
ナオ:あ、そういえば、アニソンみたいに歌ってって言われた!
ジョニー:アニメのオープニングをイメージして作ったんですよ。もともと。その頃にハマってたのは『約束のネバーランド』だったりしたんですよね。自分の中でイメージしたのは、健気な少年少女たちが健気に戦っていくっていう世界観だったんですよね。最初の仮タイトルは『約束のアビス』だったんです(笑)。
ショーン:あははは。でも、たしかに今回、ジョニーさんの曲、幅広いんですよね。「期待しないで」とかも相当アルバムの振り幅広げてる感じはします。
ジョニー:うん。まぁ、たしかにそれはあるね。
ナオ:認めるんや(笑)。でも、本当に今回ジョニーの曲はキラキラ要素高めだよね。ん? もしかして全部キラキラ?
ジョニー:いや、ジメジメもある。
ナオ:ジメジメどれ?
ジョニー:「期待しないで」(笑)。
ナオ:いやぁ、歌詞はジメジメかもしれんけど、曲的にはキラキラだよ〜。
ジョニー:そっか(笑)。でもね、そこもロックバンドによくありがちなとこだったりする。2枚目か3枚目のアルバムで、なんかよく分からんけど、いきなりギターの奴が歌い出すっていう。
ナオ:そこもオマージュなんや(笑)。
ジョニー:そう(笑)。
ナオ:でも、ジョニー、最初歌うの嫌がっとったやん!
ジョニー:絶対に無理! って思ったけど、まぁ、なんか歌っちゃいました(笑)。この曲でやりたかったのは、90年代の日本のロック。ボ・ガンボスみたいなロックをやってみたかった1曲。今からしたら、ちょっと古さを感じるロック。歌詞は、山口冨士夫さんとかが書きそうな感じというか。
――村八分!? さすが。ルーツを感じるわぁ。「期待しないで」は、ジョニーが歌って正解だったと思うよ。ちょっと緩いサウンド感のレゲエだから、ジョニーの声質と歌い方がすごく合っていたし、何よりもジョニーそのものの人間性を感じたから。
ナオ:それはそう思う。これ、誰のこと?
ジョニー:俺のことかな(笑)。いい奴でもないし、悪い奴でもないし(※歌詞から引用)。清志郎さんとかもよくやってたけど、歌詞で自分のこと歌ってたりするでしょ。あんなイメージかな。まぁでも、相当クズな野郎の歌です(笑)。
ナオ:なるほど(笑)。ジョニー・ダイアモンドの歌なんやね(笑)。俺も最初歌ってみたけど、ジョニーの思っている通りにはどうしても歌えなかったからね。どうしてもしっかりと歌ってしまうし、何よりも、“期待しないで”って思えない性格だから、あの歌詞の雰囲気を上手く歌いこなせなかったというか。本当にそういう意味でも、「期待しないで」は、ジョニーが歌って正解だったと思うな。曲の良さもすごく引き出されていると思うから。この曲では、俺はティンバレスを頑張りました!
ジョニー:あのティンバレスは戸城さんが持って来てくれたんで、入れてみたんだけど、あって良かったね。あと、今回ショーンがシンセを入れてたよね。
ショーン:「レッドドラゴン」で入れましたね。でも、シンセは『真夜中の徘徊者〜ミッドナイトランブラー』でもたくさん入れてたよね?
ナオ:『真夜中の徘徊者〜ミッドナイトランブラー』のシンセは、DIEさん(hide with Spread Beaver)が弾いてくれてるからね。そう思うと『真夜中の徘徊者〜ミッドナイトランブラー』は、『首振人形症候群』とは全く違う、本当に特別な1枚だったりするんだよね。
――たしかに、一発どりのガレージ感が強い『首振人形症候群』に比べると、『真夜中の徘徊者〜ミッドナイトランブラー』は音数が多いし、ちょっと洗練された印象があるよね。
ショーン:ボコーダーも使ってたよね?
ジョニー:そう。「切花」とかではシタールまで使ってるからね。
ナオ:シタールエフェクターね。
――あぁ、首振りDollsの音にはシタールの音色は合うかもね。
ショーン:まだ音源化されていない新曲の「童」って曲にはたしかにシタール合うね。
ナオ:合うね〜。てか、そう思うと、アルバムごとにいろんな挑戦して来てるね。『首振人形症候群』なんてのは、本当に何も考えて作ってないからね。本当に狙ってるとこなんて一切ないから。
ジョニー:たしかに、何も考えずに作ったアルバムだからね。ツアーやるために作ったアルバムだった。ただそれだけ(笑)。初期衝動以前の問題(笑)。
ナオ:でも、そういうのって、もう今は作れないから、そのときにしかない良さはたしかにあるよね。そういう意味では、何処から入ってくれてもいいけど、全部聴いてもらいたいな。絶対に全部好きになってもらえると思うから。
――そうだね。
ナオ:今回の『ドラマティカ』を選曲するときに、1人3曲ずつ入れてみようか、って話になって、それぞれが3曲ずつ選んで並べてみたんだけど、並びは本当に満場一致だったよね。それぞれが選んで来た3曲に対しても、みんなが“うん、いいんじゃない!”って感じですれ違いはなかったし。
ジョニー:まぁ、結果良かったのかなと(笑)。
――すごく良かったと思うよ。「ミルキーウェイ」では戸城さん(戸城憲夫)との共作もあって。
ナオ:そう。あれはニューヨーク・ドールズ。ニューヨーク・ドールズみたいな曲を作ろうってことで、戸城さんに相談しながら作ったって感じだった。イメージとしては、宇宙かな。瞳の中に広がる宇宙って感じ。ファンタジーな世界観を書いてみたくて作ったら、こうなったって感じ。
――「ガタ」から「ミルキーウェイ」「期待しないで」「DISCOVERY」っていう舵の切り方は、相当な振り幅だよね。
ナオ:うん。俺が思う首振りDollsって、陰鬱なイメージなのね。でも、実際にそういう部分もあるし、そういう部分が首振りDollsらしさなんだと思うんだけど、お客さんがライヴで好きって言ってる曲って、「タイムマシーン」(※『首振人形症候群〜REVISITED盤〜』収録)とか、明るい曲が好きな人も結構多くて。
――ショーンもそう言ってたよね。
ショーン:ですね。
ジョニー:それはね、人類の統計学的に、人間はポップな曲が好きだからってことだと思うよ。暗い曲が好きっていう人の方が、少数派なんだと思うよ。
ナオ:そうなんかなぁ。暗い雰囲気の首振りDollsが好きだったっていう人も中にはいるでしょ?
――でも、そこが無くなった訳ではなく、暗い曲は充分暗いからね。でも、不思議と最初聴いたとき“うわ、これは流石に明る過ぎじゃないかな?”と思っても、ライヴで馴染んでくると、毎回そこで泣けてくるくらいその明るい曲に心を掴まれて涙するっていう不思議は起こることってあるんだよね。
ショーン:暗い曲の中でこそ、キラキラした曲が映えるってのもあるんじゃないかな?
ナオ:たしかに、それはあるのかもね。そういう意味では、今回の『ドラマティカ』は、ちょっとキラキラ要素が多いのかもって感じなのかもね。たぶんね、暗いのは俺だね(笑)。俺が作る曲が多いと暗くなる(笑)。でも、『ドラマティカ』は本当に3人がバランス良く曲を出しているからね。
――今回のアルバムタイトルはショーン発案だけど、『ドラマティカ』というタイトルは、本当に一言で今回のアルバムを言い表してる言葉になった気がするね。
ショーン:なんか、本当に響きだけで提案してみた感じだったんですけどね。
ナオ:耳触りがいいよね。
ジョニー:聴いてくれる人達にイメージを持たせる言葉としては最高の言葉なんじゃないかな?
――そうだね。今回は、コロナ禍ということもあり、全国ツアーを自粛することもあり、個展ライヴという、新たな試みをする訳だけど。
ショーン:『ドラマティカ』の世界観を存分に感じてもらえたらという想いで。
――ジャケットのイラストをカネコアツシ氏、アーティスト写真を寫眞館GELATIN、ジャケットデザインをcali≠gariの桜井青氏が手掛けてくれていることで。3人が創り出した『ドラマティカ』という作品を、クリエイター達がそれぞれの感性で表現してくれているという。
ジョニー:すごく嬉しいですね。カネコさんには『アリス』でもジャケットを描いてもらっているし、青さんにも『アリス』のときもデザインしてもらっているんですけど、今回はまた『アリス』のときとは全く違った世界観を作りあげてくれていて。
ナオ:本当にありがたいです。4月1日〜4日までが東京・中野spaceQ(3日4日アコースティックライヴ開催)、4月15日〜18日までが大阪・紅鶴(17日18日アコースティックライヴ開催)で個展ライヴも行いますので、是非、直にその世界観を確かめに来てもらえたらと思います。
ショーン:寫眞館GELATINさんも純粋に自分達を撮ってもらった写真はもちろん、寫眞館GELATINさんの作品が本当に素晴らしくて。
ジョニー:純粋に寫眞館GELATINさんの撮る写真のファンになりましたからね。
ナオ:自分達のやる個展ライヴなのに、自分達が楽しみなんです。ライヴとしては、3月26日の下北沢251、4月16日の大阪Bigtwin Diner SHOVEL、ツアーファイナルとして、私の誕生日である5月15日に花やしき花劇場で単独公演をしますので、そちらの方も是非、遊びに来て頂けたらと思います。
取材・文◎武市尚子
写真◎寫眞館GELATIN
ジョニー:「サボテン」は空に向かって書いた曲なんだけど、「DISCOVERY」は、深海に向かう感じというか、奥に奥に潜っていくイメージで書いた感じかな。人の心の中の奥の方に行くと、精神の核というものがあって。それは人それぞれ違った世界で。
――ん? 『鬼滅の刃』???
ジョニー:あ、バレました(笑)? でも、本当にそんなイメージだったんですよね。
ナオ:あ、そういえば、アニソンみたいに歌ってって言われた!
ジョニー:アニメのオープニングをイメージして作ったんですよ。もともと。その頃にハマってたのは『約束のネバーランド』だったりしたんですよね。自分の中でイメージしたのは、健気な少年少女たちが健気に戦っていくっていう世界観だったんですよね。最初の仮タイトルは『約束のアビス』だったんです(笑)。
ショーン:あははは。でも、たしかに今回、ジョニーさんの曲、幅広いんですよね。「期待しないで」とかも相当アルバムの振り幅広げてる感じはします。
ジョニー:うん。まぁ、たしかにそれはあるね。
ナオ:認めるんや(笑)。でも、本当に今回ジョニーの曲はキラキラ要素高めだよね。ん? もしかして全部キラキラ?
ジョニー:いや、ジメジメもある。
ナオ:ジメジメどれ?
ジョニー:「期待しないで」(笑)。
ナオ:いやぁ、歌詞はジメジメかもしれんけど、曲的にはキラキラだよ〜。
ジョニー:そっか(笑)。でもね、そこもロックバンドによくありがちなとこだったりする。2枚目か3枚目のアルバムで、なんかよく分からんけど、いきなりギターの奴が歌い出すっていう。
ナオ:そこもオマージュなんや(笑)。
ジョニー:そう(笑)。
ナオ:でも、ジョニー、最初歌うの嫌がっとったやん!
ジョニー:絶対に無理! って思ったけど、まぁ、なんか歌っちゃいました(笑)。この曲でやりたかったのは、90年代の日本のロック。ボ・ガンボスみたいなロックをやってみたかった1曲。今からしたら、ちょっと古さを感じるロック。歌詞は、山口冨士夫さんとかが書きそうな感じというか。
――村八分!? さすが。ルーツを感じるわぁ。「期待しないで」は、ジョニーが歌って正解だったと思うよ。ちょっと緩いサウンド感のレゲエだから、ジョニーの声質と歌い方がすごく合っていたし、何よりもジョニーそのものの人間性を感じたから。
ナオ:それはそう思う。これ、誰のこと?
ジョニー:俺のことかな(笑)。いい奴でもないし、悪い奴でもないし(※歌詞から引用)。清志郎さんとかもよくやってたけど、歌詞で自分のこと歌ってたりするでしょ。あんなイメージかな。まぁでも、相当クズな野郎の歌です(笑)。
ナオ:なるほど(笑)。ジョニー・ダイアモンドの歌なんやね(笑)。俺も最初歌ってみたけど、ジョニーの思っている通りにはどうしても歌えなかったからね。どうしてもしっかりと歌ってしまうし、何よりも、“期待しないで”って思えない性格だから、あの歌詞の雰囲気を上手く歌いこなせなかったというか。本当にそういう意味でも、「期待しないで」は、ジョニーが歌って正解だったと思うな。曲の良さもすごく引き出されていると思うから。この曲では、俺はティンバレスを頑張りました!
ジョニー:あのティンバレスは戸城さんが持って来てくれたんで、入れてみたんだけど、あって良かったね。あと、今回ショーンがシンセを入れてたよね。
ショーン:「レッドドラゴン」で入れましたね。でも、シンセは『真夜中の徘徊者〜ミッドナイトランブラー』でもたくさん入れてたよね?
ナオ:『真夜中の徘徊者〜ミッドナイトランブラー』のシンセは、DIEさん(hide with Spread Beaver)が弾いてくれてるからね。そう思うと『真夜中の徘徊者〜ミッドナイトランブラー』は、『首振人形症候群』とは全く違う、本当に特別な1枚だったりするんだよね。
――たしかに、一発どりのガレージ感が強い『首振人形症候群』に比べると、『真夜中の徘徊者〜ミッドナイトランブラー』は音数が多いし、ちょっと洗練された印象があるよね。
ショーン:ボコーダーも使ってたよね?
ジョニー:そう。「切花」とかではシタールまで使ってるからね。
ナオ:シタールエフェクターね。
――あぁ、首振りDollsの音にはシタールの音色は合うかもね。
ショーン:まだ音源化されていない新曲の「童」って曲にはたしかにシタール合うね。
ナオ:合うね〜。てか、そう思うと、アルバムごとにいろんな挑戦して来てるね。『首振人形症候群』なんてのは、本当に何も考えて作ってないからね。本当に狙ってるとこなんて一切ないから。
ジョニー:たしかに、何も考えずに作ったアルバムだからね。ツアーやるために作ったアルバムだった。ただそれだけ(笑)。初期衝動以前の問題(笑)。
ナオ:でも、そういうのって、もう今は作れないから、そのときにしかない良さはたしかにあるよね。そういう意味では、何処から入ってくれてもいいけど、全部聴いてもらいたいな。絶対に全部好きになってもらえると思うから。
――そうだね。
ナオ:今回の『ドラマティカ』を選曲するときに、1人3曲ずつ入れてみようか、って話になって、それぞれが3曲ずつ選んで並べてみたんだけど、並びは本当に満場一致だったよね。それぞれが選んで来た3曲に対しても、みんなが“うん、いいんじゃない!”って感じですれ違いはなかったし。
ジョニー:まぁ、結果良かったのかなと(笑)。
――すごく良かったと思うよ。「ミルキーウェイ」では戸城さん(戸城憲夫)との共作もあって。
ナオ:そう。あれはニューヨーク・ドールズ。ニューヨーク・ドールズみたいな曲を作ろうってことで、戸城さんに相談しながら作ったって感じだった。イメージとしては、宇宙かな。瞳の中に広がる宇宙って感じ。ファンタジーな世界観を書いてみたくて作ったら、こうなったって感じ。
――「ガタ」から「ミルキーウェイ」「期待しないで」「DISCOVERY」っていう舵の切り方は、相当な振り幅だよね。
ナオ:うん。俺が思う首振りDollsって、陰鬱なイメージなのね。でも、実際にそういう部分もあるし、そういう部分が首振りDollsらしさなんだと思うんだけど、お客さんがライヴで好きって言ってる曲って、「タイムマシーン」(※『首振人形症候群〜REVISITED盤〜』収録)とか、明るい曲が好きな人も結構多くて。
――ショーンもそう言ってたよね。
ショーン:ですね。
ジョニー:それはね、人類の統計学的に、人間はポップな曲が好きだからってことだと思うよ。暗い曲が好きっていう人の方が、少数派なんだと思うよ。
ナオ:そうなんかなぁ。暗い雰囲気の首振りDollsが好きだったっていう人も中にはいるでしょ?
――でも、そこが無くなった訳ではなく、暗い曲は充分暗いからね。でも、不思議と最初聴いたとき“うわ、これは流石に明る過ぎじゃないかな?”と思っても、ライヴで馴染んでくると、毎回そこで泣けてくるくらいその明るい曲に心を掴まれて涙するっていう不思議は起こることってあるんだよね。
ショーン:暗い曲の中でこそ、キラキラした曲が映えるってのもあるんじゃないかな?
ナオ:たしかに、それはあるのかもね。そういう意味では、今回の『ドラマティカ』は、ちょっとキラキラ要素が多いのかもって感じなのかもね。たぶんね、暗いのは俺だね(笑)。俺が作る曲が多いと暗くなる(笑)。でも、『ドラマティカ』は本当に3人がバランス良く曲を出しているからね。
――今回のアルバムタイトルはショーン発案だけど、『ドラマティカ』というタイトルは、本当に一言で今回のアルバムを言い表してる言葉になった気がするね。
ショーン:なんか、本当に響きだけで提案してみた感じだったんですけどね。
ナオ:耳触りがいいよね。
ジョニー:聴いてくれる人達にイメージを持たせる言葉としては最高の言葉なんじゃないかな?
――そうだね。今回は、コロナ禍ということもあり、全国ツアーを自粛することもあり、個展ライヴという、新たな試みをする訳だけど。
ショーン:『ドラマティカ』の世界観を存分に感じてもらえたらという想いで。
――ジャケットのイラストをカネコアツシ氏、アーティスト写真を寫眞館GELATIN、ジャケットデザインをcali≠gariの桜井青氏が手掛けてくれていることで。3人が創り出した『ドラマティカ』という作品を、クリエイター達がそれぞれの感性で表現してくれているという。
ジョニー:すごく嬉しいですね。カネコさんには『アリス』でもジャケットを描いてもらっているし、青さんにも『アリス』のときもデザインしてもらっているんですけど、今回はまた『アリス』のときとは全く違った世界観を作りあげてくれていて。
ナオ:本当にありがたいです。4月1日〜4日までが東京・中野spaceQ(3日4日アコースティックライヴ開催)、4月15日〜18日までが大阪・紅鶴(17日18日アコースティックライヴ開催)で個展ライヴも行いますので、是非、直にその世界観を確かめに来てもらえたらと思います。
ショーン:寫眞館GELATINさんも純粋に自分達を撮ってもらった写真はもちろん、寫眞館GELATINさんの作品が本当に素晴らしくて。
ジョニー:純粋に寫眞館GELATINさんの撮る写真のファンになりましたからね。
ナオ:自分達のやる個展ライヴなのに、自分達が楽しみなんです。ライヴとしては、3月26日の下北沢251、4月16日の大阪Bigtwin Diner SHOVEL、ツアーファイナルとして、私の誕生日である5月15日に花やしき花劇場で単独公演をしますので、そちらの方も是非、遊びに来て頂けたらと思います。
取材・文◎武市尚子
写真◎寫眞館GELATIN