首振りDolls

首振りDolls

首振りDolls、
ニューアルバム『ドラマティカ』の
オフィシャルインタビューが到着!

3月17日、首振りDollsが待望のフルアルバムをリリースする。2019年5月22日にリリースした『アリス』から1年10ヶ月ぶりとなる今作は、前作以上に首振りDollsというバンドの個性を広げた、発展途上にある勢いを感じさせる1枚となった。

コロナという感染症に脅かされる時間がこんなにも長く続くことになり、ライヴという生き甲斐を奪われた彼等が、その中で生み出した楽曲たち。『ドラマティカ』と名付けられたこのアルバムの中にある1曲1曲は、“このとき”に形として残される運命であったかの様な存在感を放つ。激しく、そして明るくもあり、どこか切ない。ナオ、ジョニー、ショーンが生み出した『ドラマティカ』という世界を紐解いていこうと思う。

アルバム『ドラマティカ』トレーラー

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■『THE ROCKY GLAM DOLL SHOW II』
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『ドラマティカ』で
それぞれがやりたいことを追及できた

――『アリス』から1年10ヶ月ぶりとなる訳だけど、今作『ドラマティカ』を作る上での構想は?

ジョニー:“こういうアルバム作りたいね!”っていう感じで作り始めたアルバムではなかったけど、作る上での構想となると、半年とか1年くらいだったんじゃないかなと。新曲をいろいろと作り始めたのが、「リトルサマーベリーオレンジミルク」を作ったあたりだったから、半年? もっと前になるのかな?

ナオ:うん、半年よりももっと前になるね。アルバム1曲目の「Welcome to Strange Night」がアルバム内では一番古いと思うけど、「Welcome〜」が出来たのがもう丸1年前だからね。

ショーン:たしかに、「Welcome〜」を作ったのは、もうそれくらい前の話になるからね。

ジョニー:アルバムのレコーディングをしたのは、去年の8月なんだけど、曲を作り始めたのは、もっと前からだったもんね。

――「リトルサマーベリーオレンジミルク」のMVを撮ったのが去年の2月だったからね。

ナオ:そう。そこから本格的にコロナの感染が広がって、ライヴが出来なくなってしまったからね。3月の3連休(20日21日22日)にライヴをやる予定だったのに、それも全部出来なくなってしまって。その3daysは結局無観客という形でやったんだけど、当初、22日の最終日は全部新曲だけでセットリストを組むって公言していたのもあって、その前から新曲を作り貯めていたんだよね。そこで作った曲達も多くあって。「Welcome to Strange Night」も「バケネコ」も「SMILE」も「誰そ彼」も、その頃に作ったかな。

ジョニー:「サボテン」もそのときだった。

ナオ:無観客ライヴを収録した音源『THE ROCKY GLAM DOLL SHOW 』では、一部新曲を披露しているんだけど、あれくらいの時期に新曲作りにすごく力を入れていたんですよ。俺の中では、そのときに作った曲のよりすぐりが、今回の『ドラマティカ』に入っているっていう印象かなと。

――まだそれ以降新曲は生まれてきていたからね。

ナオ:そう。今回のアルバムには未収録の音源もまだまだあるんだけど、今回はこのバランスがいいんじゃないかなっていうことで。

――ジョニーは今回曲数を10曲から11曲に抑えたアルバムにしたいっていうのを最初から言っていたよね?

ジョニー:そう。そこはね、結構早い段階から自分の中にはあって。自分の中で、名盤と呼ばれるアルバムって2枚目に多い気がしてて。そこにこだわりたかったというか。

――首振りDollsのフルアルバムというと、インディーズ1stアルバムは『首振人形症候群』で、それは、2019年12月16日に『首振人形症候群〜REVISITED盤〜』としてオフィシャル通販+ライヴ会場限定で再発された作品で、今回『ドラマティカ』がリリースされる3月17日に配信がスタートされるものなんだよね。そして、メジャー1stアルバムは2018年4月25日にリリースされた『真夜中の徘徊者〜ミッドナイトランブラー』、メジャー2ndアルバムが2019年5月22日リリースの『アリス』。ショーンが加入してからのフルアルバムは『アリス』からということだから、『ドラマティカ』は、現メンバーでの2枚目となる訳ね。

ジョニー:そう。前作の『アリス』は、ショーンが入りたてで、ありとあらゆる挑戦だらけだったんですよ。とにかくバタバタだった。加入して1ヶ月でレコーディングに突入したから、加入と同時に新曲を頑張って作って詰め込んだ感じだったんで。そういう意味で言うと『アリス』は1stアルバムでもあるから、初期衝動が詰め込まれている感じと言うか。それもあって14曲くらい入ってるんですよ。とにかく、初期衝動を余すことなく入れたかったから。

――ジョニーの中では、名盤と言われる2枚目を作りたかったんだね。

ジョニー:そう。今のメンバーになっての2枚目だからね。それもあって10曲とか11曲にしたかったんです。1枚目よりも成長しているアルバムにしたかったし、いろいろやってみた1枚にしたかった。

――なるほど。ショーン的にはどう? 『アリス』のときとの変化を感じる部分は?

ショーン:『アリス』のときは、今、ジョニーさんが言ったみたいに、自分的にも探り探りのところはあったんです。

ジョニー:そうだね。まだ『アリス』のときは、3人での曲作りも、やり方が完成していなかったところがあったからね。今回の『ドラマティカ』で、やっとそれが見えてきたってのはあるかな。それぞれのペースだったり、作り方だったりが分かったというか。今、発売を目の前に言うのもなんだけど、次はもっと良いものが出来る自信がある。それくらいしっかりと、今の3人の基盤が出来たって感じていて。バンドにとってはすごくいいことだなって感じてますね。

ショーン:『ドラマティカ』は、本当に曲によって、3人の個性がすごく出ているなって思いますね。よりそれが色濃くなった感じがしていて。3人それぞれがやりたいことを追及出来てるというか。

OKMusic編集部

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