MINMI、eill、ODD Foot Works、STUT
S、eillら出演 大晦日開催の『BLOC
K.FESTIVAL』オフィシャル・レポ公開

2020年12月31日(木)に“HOME COUNTDOWN”をテーマとしたオンライン音楽フェス『BLOCK.FESTIVAL Vol.4』が開催された。同企画では5時間で合計9組のアーティストがパフォーマンスを行い、約45万人がオンライン視聴した。

ライブには80KIDZ、eill、ODD Foot Works、STUTS☆Taku Takahashi & TJO(Special Back To Back Set)、Night Tempo、Hiplin、MINMIといったバラエティ豊かな計9組のアーティストが出演。それぞれ2020年への想いと2021年への希望を込めてパフォーマンスを披露した。ナビゲーターは前回に引き続き☆Taku Takahashiと三原勇希が務め、お正月らしくこたつに入りながらアーティストと生中継でトークを楽しんだり、おみくじを披露したりと、『BLOCK.FES』を大いに盛り上げた。色々あった2020年。“STAY HOME”でアーティストとファンがつながりながら1年を振り返り、希望溢れる2021年へとつながるライブとなった。
トップバッターは、生音と打ち込みが融合したヒップホップをベースにクロスオーバーなポップ・ミュージックを追求するODD Foot Worksが登場。最新EPの4曲を披露し、メロウなグルーブと圧倒的な世界観で魅了した。 ライブ後、生中継トークに参加したPecoriは、今、3〜400曲ほどデモがたまっているので、2021年は曲を作りまくりたいと意気込んだ。また、2021年は一つひとつ繊細に作業しながら、ライブ会場の規模を広げるなど、堅実に着々とステージを上げていきたいと語った。
続いて、いくつもの肩書を持ち幅広く活躍、またソロとしても本格始動したHiplinがギター弾き語りでしっとりとした美しい歌声を披露。ラストには年が明けたらもう少し愛が溢れる世の中に、との願いを込めて「帰り道」で締め括り、SNS上では“エモ感たっぷり”、“最高!”などの声が溢れた。2020年もいい感じに手応えを感じていたが、2021年はより多くの人に作った曲を聴いて欲しい、また、いろいろな人とフィーチャリングもしていきたい、2021年もやる気あるのでずっと追い続けて欲しい! と話した。
3組目は、シーンの垣根を超えて活躍するエレクトロ・ユニット、80KIDZ。ライブ前にはSNSで待ち望むコメントが多数上がり、ライブが始まるとすぐに盛り上がりは最高潮に。Maika Loubtéを特別ゲストに迎えたフランス語によるアンニュイな雰囲気「Banane」も披露。今年は“STAY HOME”の中、対策もしながらイベントや配信もでき、楽曲も結構リリースできた割と忙しい1年でした。今後も80KIDZを長く続けていきたいから来年も新しい曲を作っていきたいと意気込みを語った。
続いて、2020年はミニ・アルバムもリリースし、忙しい1年だったと語る、数多くのプロデュース、コラボレーションを行うプロデューサー、STUTSが自宅のスタジオから配信。オンライン・ライブならではの特別感のあるパフォーマンスを披露した。普段はなかなか見られないビートを刻む手元に、“フィンガードラムカッコよすぎ”、“指づかいが精密すぎて鳥肌立つ”などのコメントが寄せられた。世の中の状況にもよるが、1年後はリアルでのカウントダウン・イベントに出演したいと話した。
5組目は、 80年代のジャパニーズ・シティ・ポップ、昭和歌謡や和モノ・ディスコ・チューンを再構築してフューチャー・ファンクを生み出すNight Tempo。彼らしい温故知新の、世代を超えて楽しめるセットリストとVJで、“昭和の紅白歌合戦が令和の大晦日に堪能できた”の声があがるなど、まさに年末感満載のライブに。現在はソウルにいるNight Tempoは、2020年は日本でライブをすることができなかった一方でオンライン・ライブの機会が増えたことが良かった、2021年はオフラインで会いましょう! と締め括った。
6組目となるeillは自宅から弾き語りパフォーマンスを披露。ライブでは、緊急事態宣言中にファンの皆さんの声を集めて一緒にライブで歌ってもらえる感覚になれるようにと作った「2025」を歌唱。eillの2020年は
あっという間で、アルバム作ることができ、ライブも1回だけど開催できたので振り返ればハッピーな1年だったと語った。ファンへのメッセージでは、2020年はいろんなことが起きてみんなよくがんばったなと自分のことを褒めてあげてくださいと話していた。
そして、『BLOCK.FES』ならではのコラボレーション、☆Taku Takahashi & TJOが久しぶりのBack To Backを披露。2人の息のあったDJプレイに、お正月らしいVJで画面上が一気にヒートアップ。また、SIRUP、ディーン・フジオカ、岡村靖幸大沢伸一、VERBALなど8名以上のアーティストのシャウトにと、まさに豪華なひとときに、“かっこよすぎ”、“楽しすぎる..毎週やって欲しい”などのコメントが溢れ、TJOは“2021年は何をしてもいい方向に進んでいける。楽しいと思うことに特化すると運気がより上がる”特大吉のおみくじを引いた。
カウントダウンの瞬間を迎えるトリをつとめたのはMINMI。MINMIのプライベート・スタジオから生ライブで、1曲目から圧倒的な歌声とオーラで、オンラインを通してもファンとの一体感が伝わるパフォーマンスを披露。2020年最後の瞬間はNAVIGATORの☆Taku Takahashi、三原とともにカウントダウン! 最後は2021年の幸せを願いながら「シャナナ☆」で締め括った。
MINMIは2020年を通して、生のライブも好きだが、オンライン・ライブができたことで繋がることができた人がいたことは新しいこと、世の中がどうなろうがその中でできることで未来を切り開いていきたいと語った。2021年は、夢はたくさんあるが、どんな時でも時間を大事にその瞬間を宝物みたいな気持ちで1日1日過ごしたいし、2022年にはイベント『FREEDOM 淡路島』を復活させたいと意気込んだ。
【配信情報】

『BLOCK.FESTIVAL Vol.4』

日時:2020年12月31日(木) 20:00〜
配信:LINE LIVE
料金:視聴無料
出演:
80KIDZ
eill
ODD Foot Works
STUTS
☆Taku Takahashi (m-flo, block.fm, OTAQUEST)
TJO
Night Tempo
Hiplin
MINMI

[NAVIGATOR]
☆Taku Takahashi (m-flo, block.fm, OTAQUEST)
三原勇希

[主催] block.fm / block.fm主宰 ☆Taku Takahashi(m-flo)
[企画制作] BLOCK.FESTIVAL 実行委員会

■ オフィシャル・サイト(https://blockfes.com/)

Spincoaster

『心が震える音楽との出逢いを』独自に厳選した国内外の新鋭MUSICを紹介。音楽ニュース、ここでしか読めないミュージシャンの音楽的ルーツやインタビュー、イベントのレポートも掲載。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着