”Aqours”と共に「ゼロからイチへ!
イチからその先へ!」進もう『ラブ
ライブ!サンシャイン!! Aqours COUN
TDOWN LoveLive! ~WHITE ISLAND~』
DAY2レポート

新型コロナ禍に見舞われ、多くの人々が様々な苦労や憂鬱を抱えた日々を送ることになった2020年。エンタメ関係も多くのライブやイベントが中止・無観客開催を余儀なくされ、結成5周年のドームツアーを予定していたAqoursも例外では無かった。
だが、そんな空気を吹き飛ばして希望に満ちた新年を迎えるべく、Aqoursが12月30~31日に配信によるカウントダウンライブを開催。「ゼロからイチへ! イチからその先へ!」を合い言葉にアニメでもライブでも様々な煌めきを見せてきたAqoursは、初のカウントライブで何を見せてくれるのか? そんなAqoursのまぶしい年越しを目撃することができたDAY2のレポートをお送りしよう。

2020年最後の冬を楽しもう! そんな想いがこもったオープニングステージ
ラブライブ!サンシャイン!! Aqours COUNTDOWN LoveLive! ~WHITE ISLAND~』ロゴ (c) プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (c) 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
ライブのオープニングを飾ったのは、氷の浮かぶ海を割って飛び上がる一匹のクジラ…『Aqours 6th LOVELIVE! DOME TOUR 2020』マスコットキャラクターの「ポエポエ」だ。航海図のルートに従って海を進むポエポエは、その途中途中でシンボルマーク化したメンバーを背中に乗せていき、その都度冬の装いに身を包んだキャラクターイラストがお披露目される恒例のライブオープニングだ。ドームツアーのために作られたテーマソングの元気なメロディに乗ってAqours全員を乗せたポエポエが空へとジャンプ! 雲海の向こうに姿を表したのは、雪に覆われた浮島・WHITE ISLANDに辿り着いたところで、いよいよカウントダウンライブの幕は上がった。
画面に映し出されたのは、巨大な四つの雪だるまがAqoursを見守るように配された冬化粧のステージ。ブルーのライティングに染まったステージに差し込む雪の結晶のような白のライティングが照らし出したのは、ブルーと銀のラメに純白のファーをあしらった、氷の妖精を思わせるドレスをまとったAqoursの面々だ。
(c) プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (c) 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
そんな厳かな雰囲気から始まったオープニングナンバーは、Aqoursのクリスマスソング「聖なる日の祈り」だ。AR演出で雪が舞い、観客席には9人のイメージカラーのコンサートライトの光が輝く中、メンバーそれぞれが自分の色のランタンを手にしてのダンスなどを交えながら、聖なる日にすべての人の幸せを祈る歌を情感あふれるボーカルで唄い上げる。ラストはスクリーンに映し出された氷のクリスマスツリーの前で祈るように歌い終えると…、
「みんなで一緒に最高のカウントダウンライブにしましょう!」
(c) プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (c) 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
高海千歌役:伊波杏樹の言葉とともに、スクリーンのクリスマスツリーがメンバーのシンボルマークを飾り付けた青々としたものに一変。それを合図に始まった二曲目は、陽気なメロディに乗せて楽しいクリスマスを唄った「ジングルベルがとまらない」。聖なる夜を楽しむ人々の様子を、元気なパフォーマンスを繰り広げながら唄い、配信を通して応援してくれているファンのテンションを熱く盛り上げていく。
(c) プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (c) 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
続く三曲目はアニメPVとのシンクロパフォーマンスで送る「HAPPY PARTY TRAIN」。新たな旅立ちへの不安と期待をエモーショナルに唄い上げるライブの定番曲に加え、AR演出では客席が草原の緑に染まり、クライマックスでは白い光の中に緑の線路から二本伸びるコンサートライトパフォーマンス「果南レール」も再現され、ネットのコメントによるリアクションも熱く盛り上がった。
(c) プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (c) 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
「浦の星女学院スクールアイドルAqoursです! 結成5周年ー!」
「Aqours初のカウントダウンライブとなるWHITEISLANDへようこそ!」
オープニングを終えて最初のMCタイムでは、スクリーンに映し出されるファンから寄せられた多くのコメントや、日本中が寒波に見舞われる中での22時半スタートのライブということで、寒さを訴えながらも初めての遅い時間のライブということで一堂はスタートからハイテンション。
そして序盤の無料配信で初めて見る人のためにということで、お約束の自己紹介とコール&レスポンスも。今回はソーシャルディスタンスに配慮した手袋付きの衣装ということで、前回の配信ライブでは寸止めだった松浦果南役:諏訪ななかのメンバーへのハグも復活。そして黒澤ダイヤ役:小宮有紗のパートではメンバーからの「ダイヤッホー!」コールに対し、定番の「ブッブーですわ!」ではなく「何も聞こえないわ? 明日は私の誕生日だというのに」と、お正月が誕生日のダイヤにちなんだ大晦日ならではのレアなダメ出しを披露。そして残念ながら体調不良のために欠席となった国木田花丸役:高槻かなこの紹介をして「9人で」ファンにライブを送り届けると伝え、心配していたファンを安心させてくれた。
MCを終えての第二部のオープニングを飾るのは、「青空Jumping Heart」のシンクロパフォーマンス。XRによる星のフレームが画面を彩るなどの演出も加わり、定番の人気曲が再びライブの熱気を盛り上げていく。そして曲が終わると、ステージは海を思わせるブルーのライティングに染め上げられ、XRでイルカや魚たちが空間を泳ぎ回る海の中へと変わっていく。その中をステージ下で待っていたクジラのポエポエが進み出て、その背中に乗ったAqoursの面々とともに泳ぎだしていく。
「ポエポエと一緒に全速前進ヨーソロー!」
その言葉とともに、Aqoursは新たなステージへと向かっていった。
奇跡のようなセットリストがファンの感動を呼び起こす!
ファン投票によって決められた3つのデュオと1つのトリオによる新曲を集めた、12月9日発売のアルバム『ラブライブ!サンシャイン!! デュオトリオコレクションCD VOL.2 WINTER VACATION』。その曲を披露する映像パートがスタート。その幕開けを飾るのは【天下無双】アンリミテッド・ファンタジスタ(高海千歌役:伊波杏樹・津島善子役:小林愛香・黒澤ダイヤ役:小宮有紗)の「Party! Party! PaPaPaParty!」。
千歌&ダイヤ&善子 (c) プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (c) 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
各学年を代表する個性派三人の名場面をまとめたアニメ映像から、それぞれのイメージカラーとデザインをほどこしたペチコート&フリルのドレスをまとった三人がステージに登場。パーティーの高揚感に満ちた楽しいリズムのナンバーを、常に手に携えた装飾が施されたトレイを使いながらのパフォーマンス&ダンスで熱唱。
花丸&ルビィ (c) プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (c) 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
続いては【純情可憐】エンジェル・キッス(国木田花丸役:高槻かなこ・黒澤ルビィ役:降幡 愛)の「キモチもユメも一緒だね!」。お互い内気な花丸とルビィが少しずつ近づきながら友情を築いていく様子を描いたアニメ映像とともに、タータンチェックのブリティッシュなパンツルック姿の二人が登場。友情で結ばれた二人が過ごす冬の日々を、リズミカルなメロディに乗せて唄い上げた。
梨子&曜 (c) プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (c) 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
三曲目は【百花繚乱】ダンシング・フェアリー(桜内梨子役:逢田梨香子・渡辺 曜役:斉藤朱夏)の「Misty Frosty Love」。千歌を巡っての梨子と曜の微妙な関係を、赤と青のゴシックなドレスをまとった二人が静かながらもキレのあるダンスとともに切なげに歌い上げていく。そして見事なダンスのシンクロを見せながらも、最後は手を繋げずに寂しげな表情を見せてすれ違い、視線も合わない二人で締めくくるというファンにはたまらないパフォーマンスで締めくくった。
果南&鞠莉 (c) プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (c) 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
そしてこのパートのラストを飾るのは、【星河一天】スターダスト・オーシャン(松浦果南役:諏訪ななか・小原鞠莉役:鈴木愛奈)の「涙が雪になる前に」。黒いレザードレスをまとった二人は、アニメ序盤の互いに大切に思っているがゆえにすれ違いを重ねる二人の心情を、切ないメロディとともに唄い上げていく。アニメ第8話で抱きしめようとする鞠莉を拒絶してすれ違う果南のシーンに合わせてステージ上でもすれ違い、最後は第9話で互いに抱き合って和解する第9話の名シーンを再現するという二人にしかできないシンクロパフォーマンスに、ネットからのファンのリアクションも喝采と感動のコメントで埋めつくされた。

(c) プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (c) 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
(c) プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (c) 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!

そして再びステージでの生ライブが始まったが、その幕開けの一曲は何と前曲の果南と鞠莉の和解に直接繋がる「未熟DREAMER」のアニメシンクロパフォーマンス! このセットリストにはファンのコメントも「最高すぎる」と絶賛で埋めつくされた。劇中同様に浴衣をモチーフにした衣装に身を包んだ一同が、不安を抱えながらも未来への希望を唄うこのナンバーは力強く唄い上げる姿は、まさに2020年を締めくくるカウントダウンライブに相応しい一幕。スクリーンを埋めつくすイメージカラーの帯と、XRで打ち上がる花火の光がステージを煌びやかに彩りながら、ステージの第三部は幕を閉じた。
(c) プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (c) 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
(c) プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (c) 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
二回目のパートでは熱い反応に一同大喜び。そして特に反響の大きかった「涙が雪になる前に」からの「未熟DREAMER」という流れを提案したのが小宮だったことが明かされる。当初は初日同様にCD収録順に映像を流す予定だったが、「直後の曲が「未熟DREAMER」なら、それに繋がるようにした方が絶対エモいし自分も見たい」と提案して実現したとのこと。思った以上のファンの喜びのリアクションにも「オタク代表になれるわ」「イエー」と上機嫌に応えていた。
そして話題は衣装の話に移り、今着ている未熟DREAMER衣装が5年前のファーストライブからのものということで、その物保ちの良さと今でも問題なく着られていることで盛り上がる。
(c) プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (c) 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
続いてはファンから寄せられたメッセージの紹介に。メッセージが入ったポエポエポストは、初日は諏訪がハンドパワーで運ぶパントマイムを見せたが、この日は伊波が地引き網で引き寄せ、途中で小林が引っかかって一緒に引っ張られるパフォーマンスでステージ上に登場。「Aqoursに期待する2021年」というテーマで寄せられた「溜め込んだパワーを爆発させてほしい」というメッセージに逢田と斉藤がジャンプして爆発?してみせたり、続く「困難にも負けず突撃してほしい」に応えて伊波、小宮、小林がかけ声とともにパンチを繰り出すパフォーマンスで来年への気合いを見せた。
そうしているうちにいつもの学校のチャイムに変わって除夜の鐘で告知タイムへ。3月31日発売のアニメPV付き5周年シングル「smile smile ship start」のフルCGアニメによるPV公開や現在沼津で開催中の5周年記念展、そして5月1~2日に静岡県・つま恋リゾートにて初の野外ライブの開催決定のお知らせがあり、メンバーも野外ならではのことをやってみたいと期待のコメントを寄せた。
「ゼロからイチへ!」の言葉とともに伝えられたAqoursからの「希望」のプレゼント
「WHITE ISLAND まだまだもりあがっていけますかー!?」「本当に本当に盛り上がっていけますかー!?」
いよいよ新年を迎えるまで10分を切り、ライブでお約束のコール&レスポンスでファンのテンションを盛り上げていくと、いよいよカウントダウンへと突入。
「2020年の最後の曲は「Step! ZERO to ONE」!」
2020年から2021年へのカウントダウンにはこれ以上ぴったりの曲はないというセレクトでライブはリスタート。2021年は希望の年にしたいというAqoursの想いにもピッタリな歌詞に加え、「ゼロからイチへ! イチからその先へ!」というアニメで何度も語られてきたAqoursのテーマにも通じるこの曲。Aqoursのカウントダウンライブはこの時のためにあったのだと思わせてくれる盛り上がりを見せながら、いよいよ年が変わる瞬間が近づいてきた。
「会えない期間もあっただけに、こうしてみんなで集まれて、オンラインライブでファンのみんなと繋がれたのが嬉しい」
「Aqoursはドームツアーをまだ諦めてないからね」
「もっと成長したAqoursでドームツアーをやりたい」
それぞれに2021年に向けての決意のメッセージを伝える中、いよいよ年越しへのテンカウントがスタート。ステージに並んだメンバーはそれぞれ手を繋いで年越しの瞬間にジャンプ! それと同時にARの打ち上げ花火がステージの空を埋めつくし、その中には誕生日を迎えたダイヤの顔を描いた花火も。
(c) プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (c) 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
(c) プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (c) 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
そんな花火が輝く中で2021年一発目となるナンバー「スリリング・ワンウェイ」がスタート。花火に加えて燃え上がる炎のARも加わる中で、不安はあっても未来に向かって熱く走っていこうという今だからこそみんなに伝えたいAqoursのメッセージを激しいロックと共に唄い上げる。
(c) プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (c) 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
そして間髪入れずに「MY舞TONIGHT」のアニメPVシンクロパフォーマンスがスタート。前曲の熱い勢いを引き継ぐように、炎や花や光が舞うXR演出がファンのテンションを激しく盛り上げていった。
カウントダウンライブの最後を飾るのは、『ラブライブ!サンシャイン!! Aqours CHRONICLE (2015~2017)』収録の「Future flight」。振り付けの中にこれまでの曲のものを織り込みながら、未来への希望へと進んでいこうというメッセージを込めた、Aqoursの集大成とも言えるナンバーで新たな時代の第一歩を締めくくった。
(c) プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (c) 2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
「年越しましたねー! オンラインという形でみなさんとAqoursが過ごせたことを感謝します!」
「2021年もAqoursはまだまだ止まりません! みんなと会えることを楽しみにしています」
初のカウントダウンライブを最後まで走ってくれたメンバーとファンへの感謝、そして誕生日を迎えた黒澤ダイヤへの祝福を告げる一同。
そして最後は全員で手を繋いで「本日は本当にありがとうございましたー!」という力一杯の挨拶で、ファンへの感謝と2021年への期待を伝えたAqours。新型コロナ禍はまだまだ予断を許さないが、希望を忘れない限りは絶対に乗り越えてまたライブでみんなと会える……そんなAqoursのメッセージは、きっとこれから彼女達の曲を聴く人達の力となってくれるはずだ。
取材・文:斉藤直樹

SPICE

SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • Tsubasa Shimada presents / 「Wet Crate」
  • SUPER★DRAGON / 「楽楽★PAINT」
  • OLDCODEX / 「WHY I PAINT ~なぜボクがえをかくのか~」
  • みねこ美根 / 「映画の指輪のつくり方」
  • 高槻かなこ / 『PLAYING by CLOSET♪♪』

新着