水科みりがたそらるとCYBRIDJAMと開
く、新たな魅力

緻密なポップに乗せて

ニコニコ動画を起点とし音楽活動を続けてきたシンガーソングライター、水科みり。彼女の作品は、一言でいうなら“美学”だ。己の感情が吐き散らされた産物よりも、緻密に構成された芸術を好み、それは自信の表現にも反映されている。

コンパクトにまとめられたビートに必要以上は重ねないハーモニー、サウンドはポップになりすぎないように工夫を凝らしながら、歌詞にだって違和感を潜ませる。絶妙な塩梅でバランスをとりながら、1曲1曲を構築していく。
水科は感情的なものの美しさだって知っている。そうでなければ、展覧会や映画、小説で心動かされることもないだろう。それでもなお、感情に振り回されることなく己の美しさを追求するのが彼女の強みのである。

先日配信が開始された「踊れる本能」は、往年のディスコソングに思いを馳せながら作られた16ビートのポップナンバー。たそらるCYBRIDJAMとのコラボになっており、いつもとは違う彼女を感じることができる。気分をあげたいときには、ぜひおすすめしたい1曲だ。

水科みり アーティストページ

提供:BIG UP!zine
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