成田凌・高良健吾ら出演で描く、青春
の残りカス ゴジゲンの松居大悟監督
による映画『くれなずめ』が21年GWに
公開
さらに、仲間内の後輩で唯一家庭を持つサラリーマンの曽川拓(ソース )役には、ミュージシャン・俳優としてマルチに活躍する、浜野謙太。同じく学生時代の後輩で会社員の田島大成役には、『his』で難しい役どころを見事に演じ上げ、先日公開された映画『佐々木、イン、マイマイン』では主演を務めるなど、今最も勢いのある若手実力派俳優・藤原季節が登場。
また、仲間内で唯一地元に残ってネジ工場で働く水島勇作(ネジ)役には、本作の舞台版でも同役を演じ、ゴジゲンの全作品に出演するなど松居監督から絶大な信頼を得る目次立樹。劇団が掲げる「あやふやで曖昧で中途半端な時間だから滲み出てくる色や匂いや想い」をスクリーンでも見事に体現している。
しょうもない友だちに向けて作った物語です。
オリジナルにこだわってきたわけではないけれど何よりオリジナルで、そんな汚い字の手紙を、変な役者陣と面白いスタッフによって、ポケットの中に突っ込んだ手ごと抱きしめるような作品になった気がしています。
昼と夜の狭間の、形容できない時間が好きで。曖昧にこそ真実が宿ると信じていて。またこんな小さな世界を描いてって言われても、この小さな感覚に救われてきたし、そんな些細なことで世界なんて変えられるんじゃないかと思っています。
話が大きくなってしまいましたが、友だちみたいな映画です。コイツに会いに来てください。なんてことない夕暮れの下で、一緒にへらへら笑いましょう。遠慮はいらないぜ!
彼らの選択を笑ってやってください。
すごいのできました
クランクアップの日はなにかが溢れ出しそうで、皆んなと目を合わせたくなかったです。
この現場が好きでした。
現場の皆んなでバカしながら、褌一丁になりながら精一杯やりました。
1人でも多くの方々に観てほしいです。
自分が出演しているからではなく、観客として、一番好きです。
「どうすっか? このあと」
そんな映画です。
つまり、きっと良い作品なので観てください。
また、自分の出演作を観てこんなに楽しめたのも初めてです。こんなに楽しくて良いんだろうか。
「ハッキリさせようとすんなよ」
そんな台詞に心が救われた気がしました。僕も、沈まない夕日の中にいつまでも暮れなずんでいたいです。
映画の中でくらい、そうしていたいです。
忘れてはならないのは、この作品は舞台版の役者やスタッフ、お客様の協力なくして生まれていなかったです。深く感謝を申し上げます。
最後に両親へ。作業着の似合う男に産んでくれてありがとう♡
SPICE
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