『Endless SHOCK』2021年2、3月に上
演決定! 上田竜也「帝劇の借りは帝
劇で返す」発言に堂本光一「格闘技じ
ゃないんだから」と笑顔 映画化も発

2021年2月4日(木)から3月31日(水)まで、東京・帝国劇場にて堂本光一主演の舞台『Endless SHOCK-Eternal-』が上演される。12月1日(火)、この製作発表会見が都内で行われ、作・構成・演出・主演を務める堂本光一と、共演の上田竜也、越岡裕貴、松崎祐介、梅田彩佳、前田美波里が出席して今の心境などを語った。
“本編”ともいえる『Endless SHOCK』は、コロナ禍の影響で今年2月26日、千秋楽を待たずして中止となったが、9、10月に大阪・梅田芸術劇場にてニューノーマルにおける新たな『SHOCK』であり“スピンオフ”作品ともいえる『Endless SHOCK-Eternal-』が上演された。来年2、3月に帝劇で上演する事となったのがこのスピンオフ作品である。
会見の冒頭で3分ほどの舞台映像が上映され、その映像の最後に『Endless SHOCK』全国ロードショー決定! の文字が映し出されると場内の空気がざわついた。
その後会場に登場した光一は真っ先に映画化の話を始めた。「本編の映像を映画館で上映していただき、同時期に帝劇でスピンオフが観られるという形にすればどちらから観ても観やすいものになるのではないか? その話を東宝さんにしたところ、劇場版『鬼滅の刃』が順調な中ですがこの話に乗ってくださった(笑)」と笑いを交えつつ趣旨説明。
その上で「年が明けて少しでも落ち着いていたらいいのですが、まだ世の中は油断できない、先の見えない状態。大阪公演をした時に、こんなすさんだ気持ちや辛い気持ちの中、誰よりもお客様がこの公演を成功させようと頑張ってくださった事をステージに立って感じました。来年の東京公演でも帝劇が素晴らしい空間になればいいなと思っています」と力強く語った。
また、いよいよ帝劇に帰ってきたということで「梅田芸術劇場も素晴らしい会場でしたが、やはり僕が始めた『SHOCK』は帝国劇場で始めたものですし、(上田)竜也含めてこのメンバーで作ったのは帝国劇場だったんです。それが(コロナ禍で)中止になり、千秋楽を迎えられなかったという事は何かバッサーッと斬られたような感覚なんです。すべての武器や身ぐるみはがされた感覚でした」と振り返る。「もちろん成功させないといけないという緊張感はありますが、やはり嬉しいです」と喜びをかみしめていた。
前田美波里
オーナー役を務める前田は「舞台人として、またエンターティナーとしてこのような時代に舞台に立てる幸せを毎日噛みしめながら演じていきたい」と心に染みる声色でコメントした。
梅田彩佳
ヒロイン・リカ役の梅田は「私は来年1月で32歳になるんですが、今までリカ役をやってきた女の子の中で最年長で演じる事となります。その年齢を感じさせないように頑張ります」と照れ笑いを浮かべた。
ふぉ~ゆ~の越岡は「左の4人(上田、堂本、梅田、前田)とは違い僕らは地方のホスト感が出ています」と笑いを誘いつつ、「前回の東京公演が途中で終わってしまった悔しさを、同じカンパニーのメンバーと共にまた一緒にできる事を光栄に思っています。是非誰も欠けることなく頑張っていきたいです」と意気込む。
同じくふぉ~ゆ~の松崎は「今一番驚いている事は皆さんと同じで……映画デビューするんだな! と(笑)。映画に出たい出たいとずっと思っていたんですが、こんな時にしかも『SHOCK』で、全国ロードショー! という興奮に浸っております」と徐々にテンションを上げながら語る姿に、他メンバーから笑いが起きていた。
上田竜也
ライバル役を演じる上田は治安の悪い(笑)スタイルのまま話し出す。「俺も松崎と同じく、予告編を見ながら『SHOCK』が映画になるんだーというワクワク感に包まれています。今年帝劇で中止になった時と同じメンバーで来年またやれるという事、またライバルという役を追求できるという事でも嬉しく思っています。『帝劇の借りは帝劇で返す』という事でリベンジマッチしたいと思います」とギラギラ目線で述べると「格闘技じゃないんだから」と光一につっこまれ、本来の上田らしいクシャクシャの笑顔を見せた。
集まった記者から、この一年を振り返って自身にとっての『SHOCK』の存在について質問が飛ぶと光一は「いろんなことを経験してきましたが、今年の状況は『SHOCK』の問題に限らず世界中の問題だった。まず最初の中止の判断が下ったときはまだコロナが得体のしれないもの、よく分からないものだった。その後、他の劇場の動向もいろいろ聞きましたが、この『SHOCK』はフライングもありますし、演目として再開するのは難しいと我々は判断し、中止になりました。でも何かできないか、お客さんが入ってない状態ならできるのではという事で配信をやらせていただき、先ほどの映像であったようにお客様が入っていない事でクレーンやドローンを使った映像を撮ることができました。じゃその時から映画化を考えていたかといえば違います。あくまでも僕の老後の楽しみにしたいと思って(笑)」と冗談を交えつつ語る。
そして映画製作に当たり、カンパニーの気心しれたチームワークに助けられたと語る光一は「意外と悩むことなくスムーズに作る事が出来ました。よっぽど今(演出を務めている)『ドリームボーイズ』のほうが悩む事がいっぱいで(笑)」とニヤリ。
「上田は来年忙しくなるみたいで、そのスケジュールをやりくりしながら出てくれた」と頼もしい後輩を褒めたたえていたが、その上田はというと。「光一くんがこんな状況で、こうしようああしようと次々をアイデアを出すのでそれにワクワクしていました。まるでジャニーさんのような発想力を、毎回毎回舞台で見せてくれたので楽しかったです」とコメント。ちなみに来年忙しいという事について今言える事は「ありません! 俺は口が堅いので絶対言いません!」と頑なに回答を拒否していた。
「僕も20歳の頃から『SHOCK』に携わらせていただいたので、ここで育ったといっても過言ではない」と語る越岡は「光一くんが僕らやJr.の子たちにも意見を聴いて作っていった。いろんなことを学べる現場ですし、これからもたくさん学んでいきたいです」と真面目に述べる。が、「コッシーが出る年は何か起きるよね」と光一が茶々を入れる。すると越岡も「僕が出ないほうがいいんでしょうか? 確かに僕が出る年は何かしら起きますね」と苦笑い。
松崎に話が振られると「このカンパニーはこういう場でもラフな、プライベートみたいな人間らしさが出る、これが『SHOCK』の中にも描かれていて……」と語り出したところで光一が「そうだよね~不思議だよね~。本編の公演は半分もやってなかったのに、このカンパニーは凄く長い時間を過ごしている気がするんだよね……」と割って話しだので「今、僕の番なので」と光一の語りを阻止! 笑いが起きていた。改めて「大阪公演を踏まえ、来年も同じカンパニーでできることが嬉しいです。以上で失礼します」と無理やり話を締め、司会から「言い足りない事はないですか?」との声に「感無量です」と謎の感想を残していた。
(左から)松崎祐介、越岡裕貴
光一が昔から変わらない所は? という話になると、越岡が「いたずらっ子な面は変わらないなと。僕らふぉ~ゆ~が主演を務めていた舞台で、芝居が終わって楽屋に戻ってきたらすべてのものがひっくり返っていた。椅子から机の引き出しから何から何まで……『あ、光一くんがきたな(笑)』ってすぐ分かりました。あらゆるものをさかさまにして帰るというイタズラを昔からやるんです。かわいいなあって」とばらすと光一がしてやったりといった顔を見せる。
ちなみに、このコロナ禍で奮闘している光一に天国のジャニー喜多川氏がどんな言葉をかけてくれると思うか? という質問に「じゃあマツから」と話をふられ、松崎はジャニー氏の声真似で「ユー、もうちょっと休んだほうがいいよ」、越岡も声真似で「ユー、カレーうどん食べる?」(光一が「それ僕も考えてた」と合いの手)上田もやむなく声真似で「『ユー、最悪だよ!』これに尽きますね。僕らもジャニーさんにこう言われ続けてそれに反発して頑張ってきたから」そして光一自身が考えた答えは「ユーが住んでいる所は何階なの?」これを昔5、6回聞かれました(笑)」と話し、皆で笑いあっていた。
2、3月に帝劇で『SHOCK』をやる事がもはや風物詩となっている昨今だったが、光一としては「もっと感染リスクの少ない時期にできないものか、という話を何度かしています。もともとジャニーさんが年をまたいで上演する事が好きだったからだと思うんですが、この時期にやる事は結構怖いんです。今このコロナ禍の中ではちょっとした事で上演をストップさせないとならない。2、3月に上演するのは来年が最後になるかもしれませんね」と驚きの発言。「ではリスクの少ない月とは何月?」と問われた光一は「えっと、13月!」と『ジャニーズアイランド』のネタを口にし「今の発言、凄くジャニーさんぽかった?」といたずらっ子みたいな表情を見せ「じゃ、13月を探しに行きましょう! 皆で!」と明るく語った。
「全員が協力して、少しでも世の中が明るい方向に向かっていくといいなと心から思っています。傷ついた心にこういった作品やエンタメで潤ってくれれば。我々も少しでもその助けになれたら」と最後に光一が意気込みを見せ、会見はお開きとなった。
取材・文・撮影=こむらさき

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