劇場版「ヒロアカ」第3弾、21年夏に
公開 謎の新コスチューム姿のビジュ
アル初披露

(c)2021「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 (c)堀越耕平/集英社 人気アニメ「僕のヒーローアカデミア」の劇場版第3弾が製作されることになり、2021年夏の全国公開が決定した。この発表に合わせ、原作やアニメで登場していない黒を基調にしたオリジナルコスチュームに身を包んだデクたちのビジュアルが初披露された。
 2014年7月から「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載されている堀越耕平氏の同名漫画は、既刊28巻のコミックスのシリーズ累計発行部数が2800万部を突破しており、テレビアニメも21年春から第5期の放送を控えている。総人口の約8割が超常能力“個性”を持って生まれる世界で、人々と社会を守る職業「ヒーロー」になることを多くの若者が夢見る中、“無個性”で生まれてしまった主人公・緑谷出久(デク)が一人前のヒーローを目指してヒーロー輩出の名門校で成長していく姿を描く。
 同作の劇場版は、第1作「僕のヒーローアカデミア 2人の英雄(ヒーロー)」(18)が興行収入約17億2000万円、第2作「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」(19)が興収約17億9000万円とスマッシュヒットを続けており、今作にも大きな期待が寄せられている。今回の劇場版3作目製作決定に際し、総監修・キャラクター原案も兼ねる原作の堀越氏からは、直筆イラストとともに喜びのコメントが寄せられた。
(c)2021「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 (c)堀越耕平/集英社 堀越氏「映画第3弾をやってもらえる運びとなりました! デクたちを応援し続けてくれてありがとうございます! 第2弾発表の時に『もう映画はないでしょう』的なコメントを出していたのですが、ありました。多くの方に支えられております。もうどの方角にも足を向けて寝られないので逆立ちで寝るしかない」
 お披露目されたビジュアルでは、謎の新コスチュームを身にまとったデクと、同じくヒーローを目指すクラスメイトの爆豪勝己と轟焦凍の姿を確認することができる。物語の舞台やストーリーなど詳細は一切明らかになっていないため、「HE WILL MEET THE THREE MUSKETEERS」という意味深なコピーが際立つ構成となっている。なお、監督は長崎健司、脚本は黒田洋介、キャラクターデザインは馬越嘉彦、音楽は林ゆうきが務め、アニメーション制作はボンズが手がける。
 「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE3(仮題)」は、21年夏に全国で公開。

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