関西最大級のフードフェスティバル『
FOOD SONIC 2020 ~秋の味覚篇~』、
ラーメンにカレー、ステーキに中華、
スイーツなど全31店舗が集結

11月19日(木)~23日(月・祝)の5日間、大阪・中之島にある中之島フードソニック特設スペースにて、関西最大級のフードフェスティバル『FOOD SONIC 2020 ~秋の味覚篇~』(以下、フードソニック)が開催される。本イベントは2015年のスタート以来、予約困難な行列店や昔ながらの名店、SNSなどで話題のお店が出店。
さらに、ミュージシャンや大道芸などのアーティストがステージにてライブやパフォーマンスを展開。青空の下、食べる&飲む&ライブを楽しむイベントとして、毎年多くの人でにぎわっていた。昨年は前後半にわけて延べ74店舗が登場し、約12万人が来場。今年はコロナ禍の影響で5月の開催が見送られたが、今回、感染症対策を充分に行ったうえで「秋の味覚篇」として開催が実現! 今回の開催もラーメンにカレー、ステーキに中華、スイーツなど全31店舗、多岐にわたるジャンルのお店が出店している。『フードソニック』初出店の店はもちろん、実店舗のオープンに先駆けて出店する注目店など、どこのお店から食べようか悩むラインナップばかり。今回はSPICE編集部が11月19日(木)の初日のイベントに潜入。気になるお店の実食レポートをお届けします!
まずはイベントに向かう前にアクセスについてお伝えしたい。フード系フェスはアクセス便利な都会型イベントが多いが、『フードソニック』のアクセスの良さはダントツ! 最寄り駅は京阪・中之島駅で徒歩3分ほど、大阪・キタエリアからでもJR福島駅からなら徒歩10分ほどとかなり便利。スタッフはJR福島駅から、何を食べようか考えつつ、あっという間に会場にたどり着いてしまった。
会場に入ると、さっそくあちこちから美味しそうな匂いが……。まずは会場をぐるり一周してみる。牛タンにつくねハンバーグ、串カツにタコヤキ、ビフテキ。大きな鍋で豪快に作るパエリアは見ているだけで食欲が湧いてくる。25cmを越える、長~いロングチーズカツでSNSにアップする写真を撮ったり、肉がぎっしり詰まった肉パンや蒸したてのシュウマイでビールを飲むのもありだな……。〆のスイーツはサツマイモを使った焼き芋ブリュレでいこうか……。何を食べようかと試行錯誤しているうちに、さらに魅惑的なゾーンが目の前に。そうラーメンだ。
和歌山・湯浅醤油を使った醤油ラーメンに、魚介豚骨や塩に味噌、鶏白湯も。フード系フェス初登場の注目店から、食べログ高評価の店や今年オープンしたばかりの新店など7店舗がそろっている。一点集中で行くもよし、食べ比べやトッピングでアレンジするのも楽しそうだ。ほかにも、ワールドフードも充実していて、麻婆豆腐やよだれ鶏などの中華やタイ料理も並び、和洋中な顔ぶれがそろっている。
焼肉ここから「塩ハラミステーキ重」
今回、SPICE編集部が悩みに悩んでチョイスしたのは3つの料理。まずは東京の人気焼肉店「焼肉ここから」の「塩ハラミステーキ重」(1200円)。11月に大阪・玉造に進出したばかりの注目店だ。大きくカットされたハラミ肉は柔らかくジューシーで、横に添えられたナムルやキムチも白ごはんがめちゃくちゃ進む。
マチェレリーア ディ タケウチ「ふわふわのフォアグラのオムレツ ポルチーニ茸のクリームソースかけ」
続いては、「マチェレリーア ディ タケウチ」の「ふわふわのフォアグラのオムレツ ポルチーニ茸のクリームソースかけ」(1000円)。フォアグラが入った贅沢なオムレツはポルチーニ茸の香りが食欲をそそり、濃厚なソースは思わずワインを飲みたくなる味わいだ。有名レストランガイドにも選出される店らしく、その味が手軽に楽しめるのもうれしいところ。
中華旬彩 森本「よだれ鶏」
最後は「中華旬彩 森本」の「よだれ鶏」(800円)。しっとりジューシーな丹波鶏にラー油の辛みと香りが効いたピリ辛ダレがたっぷりかかった逸品だ。見た目ほど強い辛さはなく、名前の通りとにかく箸が止まらない美味しさで、あっという間にペロリと完食!
ボジョレーヌーボー
イベントでは他にも、がっつり系からアテ系まで、幅広いメニューを展開。会場内ではお酒やソフトドリンクの販売も行っているので、仕事帰りに立ち寄ってちょっと一杯。なんていうのも楽しめる。ちなみに、取材当日の19日(木)はボジョレー・ヌーボーの解禁日。会場内ではボジョレー・ヌーボーの販売ブースがあり、更にはSNS投稿をすれば、ボジョレー・ヌーボーを1杯無料で貰える企画も!
会場内での飲食はテーブル席やスタンド席などが数多く用意されている。また、気になる感染症対策については会場内では定期的に巡回消毒·除菌作業が行われており、テーブル間もディスタンスが保たれているので安心して食事を楽しむことができる。入退場ゲートでも入場数のカウントを行い、適正な人数管理を実施しているので、混雑しすぎる心配はなさそうだ。各所に手指の消毒液を設置しているので、列に並ぶタイミングなどでこまめな消毒を心掛けたい。
イベント期間中は特設ステージにてミュージシャンや大道芸人によるライブパフォーマンスが実施されるので、そちらもチェックしてみよう。週末の連休、近場で「食欲の秋」を楽しむなら、『FOOD SONIC 2020 ~秋の味覚篇~』へ。お店の詳しい情報、イベントの前売券や当日券の情報については公式サイトをチェックしよう。
取材・文・撮影=黒田奈保子

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