L→R 美咲音羽、佐々木小雪、佐藤優菜、ロンロン

L→R 美咲音羽、佐々木小雪、佐藤優菜、ロンロン

【POP TUNE GirlS インタビュー】
ロボットと少女の恋を描いた
『恋テレシリーズ』の
現段階での集大成

大阪を中心に活動するアイドルグループ・POP TUNE GirlSが、ファンの間で人気のロボットと少女の恋を描いた『恋テレシリーズ』を収録するミニアルバム『I miss you』をリリース! 同作はクラウドファンディングで資金を調達して制作したとのことで、その経緯や制作エピソードなどを語ってもらった。

金額以上に伝わった
ファンのみんなの気持ち

「恋はテレパシー」をはじめとした『恋テレシリーズ』の5曲を収録した、ミニアルバム『I miss you』をリリースするとのことで、今はどんなお気持ちでしょうか?

小雪
『恋テレシリーズ』はロボットと少女の物語で、叶わぬ恋という部分ですごく切ない歌詞の曲もあって、私は毎回ライヴで歌うたびに泣いてしまうんです。現段階での『恋テレシリーズ』の集大成になるので、ファンの方も感情移入して聴いてもらえたら嬉しいですね。
音羽
今回の5曲はロボット視点の曲もあれば、少女視点の曲もあるので、ふたりの切ない想いや感情がみなさんに伝わったらいいなと思います。あと、自分たちの成長した姿もぜひ聴いてほしいです。
ロンロン
特にコロナ禍以降に制作した「Better Love」「どうして…?」「恋花火」はすごく切ない物語で、MVの映像からもその雰囲気を感じていただけると思います。曲、歌詞、映像と、いろいろな角度から楽しんでほしいです。
優菜
ファンの方からは“ぽぷちゅ(POP TUNE GirlSの呼称)と言えば『恋テレシリーズ』”と言っていただけるようになったので、まだ私たちのことを知らない方は、このミニアルバムをきっかけに知ってもらえたら嬉しいです。

ロボットと少女の恋という設定はメンバーが考えたんですか?

優菜
私が考えました。小学生の頃からストーリーを考えるのが好きで、よく自分で考えた物語をノートに書き留めていたんです。新曲の打ち合わせの時にそういう話をしたら、プロデューサーから“じゃあ、考えてみてくれへん?”って言われて。

「Better Love」「どうして…?」「恋花火」の3曲はクラウドファンディングで資金を集めて、衣装やMV、このCDを制作したそうですね。

優菜
コロナ禍でライヴ活動が制限されてしまった時、今後どういったかたちで自分たちをアピールしたらいいかを考えたんですけど、私たちだけの力では限界があると思ったんです。なので、ファンのみなさんに助けてもらいながら、一緒に作品を作っていけたらと思って。
音羽
コロナ禍でみんなの心が離れていってしまうんじゃないかという不安もあったんですが、いざクラウドファンディングをやったら、みなさんすごく協力してくれて、“頑張ってね”というコメントとか、たくさんの応援の声をいただいたんです。資金協力以上にみんなの気持ちが伝わってきて、大事なことにも気づくことができました。
小雪
心が折れそうになる時や“このままで大丈夫なんかな?”って思う時もあったんですけど、SNSやクラウドファンディングのコメントで、ファンの方からたくさんの嬉しい言葉をいただいたので、“もっとアイドルとして頑張っていきたい!”と、より強く思えるようになりましたね。
ロンロン
クラウドファンディングで制作したMVはYouTubeで順次公開しているので、どんな方でも観ていただくことができます。なので、これからぽぷちゅを知ってくださる方が、どんなグループなのか、どんな子がいるのか、どんな歌なのか、この機会に私たちのことを知ってくれたら嬉しいですね。

「Better Love」は切ないEDMの楽曲で、MVでのメンバーの悲しげな表情が印象的でした。

音羽
「恋はテレパシー」と「ギュッと。」は恋に気づいた時のキュンキュンした気持ちを歌ったポップな可愛い曲だったのですが、「Better Love」はロボット側の視点で、叶わない恋だから身を引こうと決断する切ない曲なんです。
ロンロン
MV撮影での悲しい表情は笑顔以上に表現力を問われて、表情を作るのが大変でした。完成したものを観たらすごくいい映像作品になっていたので、頑張った甲斐があったなって。
小雪
浜辺の撮影は砂に足を取られて、踊るのがすごく大変でした。あと、ロボットが少女とのデートを妄想するシーンがあるので、観た人が私たちとデートをしている雰囲気が味わえます。
優菜
この曲は裏声に飛ぶところがあるんですけど、踊りながらだとうまく裏声が出せないことがあって、そこはライヴで歌う時に毎回苦戦しますね。

今作の特典DVDには、その妄想デートシーンだけをピックアップしたメンバーと疑似デートできる映像も4パターン収録しているそうで。

音羽
みんな私服なのが観どころのひとつです。“デートにどんな服装を着て行くか?”をテーマに、それぞれで選んでいるので。
小雪
個人的には優菜ちゃんが大人っぽくて好きです。普段はうるさい感じのキャラなので“ギャップ萌えやな”って(笑)。
優菜
小雪ちゃんはこういうのがうまいよね。“おいでおいで”ってやっている仕草がすごく可愛いくて。それに比べて私の仕草は…カメラマンさんから“デートの時、そんなんなん?”って言われて、ずっと苦笑してました(笑)。
小雪
でも、優菜ちゃんが“あんた、もう早う来ぃや〜”って照れくさそうに呼んでたんが、不器用っぽさがあってすごい良かったよ。音羽ちゃんも両手を広げて歩いていたり、ワーイみたいな動きとか、柱からひょっこり顔を出したりとか、最年少らしい可愛さがあった。
優菜
ロンロンはアニメの世界から飛び出したみたいな、ロンロンやから許される可愛さやなって。
ロンロン
カメラ目線でしゃべるのが恥ずかしくて、ついカメラマンさんを見てしまって…めっちゃ難しかったです。
L→R 美咲音羽、佐々木小雪、佐藤優菜、ロンロン
ミニアルバム『I miss you』

OKMusic編集部

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