梶原岳人・天﨑滉平・阿座上洋平・笠
間淳ら出演のリリースライブ公式レポ
ートが到着 『あんスタ』ALKALOIDと
Crazy:Bが集結

2020年10月25日(日)に東京ドームシティホールで開催された、「『あんさんぶるスターズ!!』ユニットソングCD ALKALOID & Crazy:B リリースライブ ~Kiss of Party~」のイベントレポートが到着した。
出演は、「ALKALOID」の梶原岳人(天城一彩役)、天﨑滉平(白鳥藍良役)、重松千晴(礼瀬マヨイ役)、中澤まさとも(風早巽役)。「Crazy:B」の阿座上洋平(天城燐音役)、笠間淳(HiMERU役)、海渡翼(桜河こはく役)、山口智広(椎名ニキ役)の計8名。それぞれの曲を披露したライブパートや、これまでの活動を振り返るトークで盛り上がった本イベントの夜公演のレポートを写真と共にお届けする。
待ちに待ったリリースイベント
会場が暗転しステージの画面に流れ始めたのは、 これまでの活動が詰まったドキュメント映像。「ALKALOID」と「Crazy:B」が初お披露目されたAGF2019スペシャルイベントステージの様子や、2019年11月29日からスタートしたラジオ配信の収録模様が流れると、ファンも懐かしそうに見入っている。
続いてオープニング映像が流れ始めると、キャストたちの登場を待ち構えるかのように、あちらこちらでペンライトの光が輝き始めた。するとステージに、“飛び回る自由な蜜蜂”の4人が登場。先陣を切ったのは、コズミック・プロダクション(通称:コズプロ)の新星「Crazy:B」キャスト達、楽曲は「Crazy Roulette」。
作中のキャラクター衣装と近しい雰囲気の白と黒を基調にした衣装に身を包み、エモーショナルな曲調に合わせて自由に飛び回る4人。サビの部分では思わずタオルを回したくなるほど、1曲目から会場を盛り上げていた。さすが、“ファンと一緒に盛り上がるライブ感に特化したグループ”だ。
興奮が冷めやらぬステージに、「総員、 突撃!」という天城一彩の掛け声と共に登場したのは、スターメイカープロダクション(通称:スタプロ)の新星「ALKALOID」のキャスト陣。爽やかな曲調が特徴の「You're Speculation」をアグレッシブに歌い上げる。挑戦的にぶつかっていく彼らのすべてが詰まっている楽曲は何度聞いても胸に響くが、パフォーマンスを目の当たりにすると、さらに心が動かされるようだ。
それぞれライブパフォーマンスを終えると、8名全員がステージに勢ぞろい。ここからは、これまでの活動を軽く振り返っていく。AGF2019スペシャルイベントステージの写真が映し出されると、「懐かしい~!」と口をそろえるキャスト陣。当時に配られた号外を、天﨑は額縁に入れて飾っているそう。
また、現在も絶賛配信中のラジオ配信(通称:ラジスタ)の収録写真も公開。そしてそれぞれのデビューシングルCDが今年の1月29日に発売され、ついにこの日、リリースイベントが開催された。本当は4月に開催されるはずだったリリースイベントは1度延期になったが、無事に開催されたことが本当に嬉しいと、全員が感謝の気持ちを述べていた。
「Crazy:B」の新リーダーが決まる!?
そして、再び「ALKALOID」のライブパフォーマンスへ!「Crazy:B」が一旦ステージから去る中、「兄さん……!」「弟よ……!」と天城兄弟のお茶目なやり取りに笑いが起こる場面も。「ALKALOID」が2曲目に披露したのは、「翼モラトリアム」。1曲目とは違う雰囲気の曲調に、彼らの無限の可能性を感じさせられるかのよう。
「いくぜ!」と気合いの入った天城燐音のセリフで登場した「Crazy:B」は、2曲目に「RISKY VENUS」を披露。大人な色気が漂う振り付け、仕草、視線に、ユニットカラーを強く感じる。
「Crazy:B」の4人によるトークパートでは、「楽しい!」とファンたちに笑顔を向ける4人。さらに、“イベントで必ず何かをしでかす”という「Crazy:B」のリーダーこと阿座上の話に。4人で初めて“決起会”を行う際、阿座上が企画したにも関わらず、集合場所には阿座上の姿だけが見えなかったそう。なぜそうなってしまったのか、ファンたちにいきなりクイズを出す「Crazy:B」の4人。そしてその正解は、 “決起会の日付を間違っていた”と、阿座上自身が答えていた。「本当にちゃんとしてください……(笑)」と叱咤激励する海渡に、「すみません!ごめんなさい!」と平謝りする阿座上。
そんな心配事がたくさんある阿座上にリーダーは務まるのか!?と疑問を投げかける山口から、「リーダーじゃんけんをしよう!」と提案が上がり、「Crazy:B」の新リーダーをじゃんけんで決めることに。“あいこ”になるたびにキーが1つずつ上がっていくという、ラジスタでおなじみの“クレイジージャンケン”で新リーダーを決めていく。
最初からキーを上げると後がきついから……とキーを低めにして、4人でのクレイジージャンケンがスタート。あいこが2回続き、どんどんキーが高くなっていく中、3回目でなんと阿座上が1人勝ち! 仕込みなしの強運さに、客席からも大拍手が湧き起こった。
そして「Crazy:B」の最後のライブパフォーマンスへ。最後に4人がお届けするのは、「Be The Party Bee!」。一気に会場がパーティー会場と化し、ファンもペンライトを振りながら一夜限りのパーティーを楽しんでいた。
ダンスを含めて「ALKALOID」らしい
続いては、「ALKALOID」のトークパート。「Crazy:Bのパフォーマンス、 カッコ良かった~!」と大興奮な様子で再びステージに登場した4人。パフォーマンスを間近で見た中澤は、「2つのユニットが同時に誕生して進んできて、 なるべくして出来上がったユニットなんだなとすごく感じる」と語る。
1曲目に披露した「You’ re Speculation」のレコーディングの話題になると、 全員が「早い歌だ……!」と思ったとのこと。ダンスも含めて「ALKALOID」らしいと口をそろえて語っていた。また、『あんさんぶるスターズ!!』のストーリー上、「ALKALOID」のデビュー曲になるのが「翼モラトリアム」。じっくり歌い上げるこの楽曲に、重松は歌っていて感無量な気持ちになるそう。梶原も、ダンスでメンバーの顔を合わせるシーンは、お互いの顔を見てすごくホッとすると語っていた。
そんな4人が最後に披露したのは、「Kiss of Life」。歌の立ち位置に移動し確認し合う4人の姿に、自然と笑い声が沸き起こる会場内。思わず「デビューしたてかよ!」と中澤がツッコミを入れては、さらに笑いが大きくなり盛り上がりを見せていた。
「ここからは僕たちの独壇場だ!」と天城一彩の一声で歌が始まると、一気に「ALKALOID」の世界に。きっとユニットならではのフォーメーションダンスに魅了された方はきっと多いはず。彼らのパフォーマンスから“これがALKALOIDだ!”という気持ちが伝わってくるようだった。
2公演を経て想いが高まるキャスト陣
「ALKALOID」と「Crazy:B」のリリースイベントもあっという間に終わりの時間。最後に8名全員がステージに再び集合し、それぞれから一言ずつファンへ気持ちを届けた。
中澤「僕自身、ステージの客席でライブを見ていたほうで“いつかステージに立てたら……”と思っていました。今後の目標としては、風早巽の昇天ドライブ企画をやっていけたらと思うので、よろしくお願いいたします」
重松「本当に皆さまに会いたくて、今日この場を迎えられたことが感無量でございます。大変な世の中になっても、楽しさを届けられるように突き進んで参りたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします」
天﨑「ライブはこの場でしか完成しないものなんだな、と感じた1日でした皆さんが応援してくださっているこの場所にいることが本当に幸せだと思います。これからもたくさん素敵なステージをお届けしたいと思っているので、引き続き応援していただけたら嬉しいです!」
梶原「本番このステージに立って、皆さんの目の前でパフォーマンスをさせていただいて、それまであった緊張感や色々と考えていたことが全部吹き飛びました。これからももっと高め合って、さらに面白く、さらに盛り上がる楽しいステージを目指して突き進んでいきます!」
山口「自分がここに立っているのが夢みたいで本当に幸せです。今日という日はゴールではなく、これからも新ユニット同士高め合いながら先輩たちに負けないように『あんさんぶるスターズ!!』を盛り上げていけたらと思っています」
海渡「夜の公演の方が緊張していましたが、頼もしい先輩方に支えていただき、皆さんのおかげで今日という日を迎えられたことを嬉しく思っています。まだまだ始まったばかりなので、もっと楽しくもっと笑顔をお届けできるように。 今後ともよろしくお願いいたします!」
笠間「僕らが見たいものがたくさんあるように、きっと皆さんにも見たいものがたくさんあると思います。いつかお見せできるように、もっと頑張ろうと思っていますので、末永く応援していただけたらと思います」
阿座上「僕にとって人生初めての歌って踊ってのライブでした。今後お芝居をするときも歌のレコーディングのときもこの景色を思い出すんだろうな、と思います。“楽しみ”だと思っていたライブが“楽しかった”になるのが寂しいですけど言わせてください。あー!楽しかった!」
それぞれの想いが溢れ出るメッセージに、声を出したくても出せない状況下のなか、精一杯の拍手で応える会場のファンの姿が印象的だった。
ゲーム内新曲のフルを初披露!
アンコールの拍手が鳴り響く中、照明が一気に明るくなり、「Crazy:B」の4人が再び登場。ゲーム内新曲「Honeycomb Summer」を披露。お互いの顔を見て笑ったり、ファンに笑顔を向けたりと、楽しそうに歌い上げていく。続いて登場した「ALKALOID」が歌うのは「Living on the edge」。4人の重なり合う歌声と歌詞に切なさを感じつつも、カッコよく歌いこなす姿に魅了される。
アンコールに応えて、改めてステージに集まった8人。「Honeycomb Summer」と「Living on the edge」の2つの新曲は今回初めてのフルバージョン披露となった。「Living on the edge」について、 “ALKALOIDのというよりも一彩、藍良、マヨイ、巽それぞれの持っている心の内を曲にした感じ”と話す中澤。「Honeycomb Summer」についても、本当にこの曲がライブでできて良かったと「Ceazy:B」の面々も嬉しそうに話していました。
ここで告知情報が!アンコールで歌った曲と新曲が1曲ずつ収録されているESアイドルソング season1がそれぞれ発売決定。「Crazy:B」は2020年12月23日、 「ALKALOID」は2021年1月27日発売。また、今回開催されたリリースライブイベントのBlu-ray&DVDが発売されることも決定した。
ライブ本編映像のほか、当日のバックステージショットなど撮り下ろし映像やラジスタの全放送データディスクが同梱となる。キャスト陣曰く、 バックステージショットは“割とひどくなっている(笑)”とのこと。一体、どんなバックステージ映像になっているのか……ファン必見の内容になっているのは間違いない。
さらに、もう1つ告知があると発表した瞬間、ハッピーバースデーの曲が流れると同時に誕生日ケーキがステージ上に登場! 10月22日にお誕生日を迎えた天﨑さんへのサプライズだ。予想だにしなかった天﨑はびっくり。 「ALKALOID」と「Crazy:B」のメンバー、そしてファンからお祝いを受け、とても嬉しそうな表情を見せていた。
アンコールの最後を飾るのは、ゲームアプリの主題歌になっている「BRAND NEW STARS!!」。ライブ配信用のカメラにアピールしたり、客席にいるファンに手を振ったりと、自由に楽しく歌う8名の姿は本当に輝いていた。
“挑戦は止まらないんだ”、 “おわらないステージへ!”、 “届けアンサンブル 続いていく”という歌詞のフレーズがあるように、 「ALKALOID」と「Crazy:B」のステージはどんどん続いていく。これからも、 挑戦し続ける「ALKALOID」、 自由に飛び回る「Crazy:B」の2つの新ユニットの活躍を楽しみにしよう。

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