「怪病医ラムネ」追加キャストに植田
佳奈&岡本信彦、PV公開 主題歌は内
田雄馬が担当

(c)阿呆トロ・講談社/「怪病医ラムネ」製作委員会 2021年1月放送のテレビアニメ「怪病医ラムネ」の追加キャストに、植田佳奈岡本信彦の出演が決定した。オープニング主題歌を主人公ラムネ役の内田雄馬が担当することも決定し、アニメ映像初公開となる第1弾PVも公開されている。
 同作は、阿呆トロ氏によるファンタジー医療漫画のテレビアニメ化。弱った人の心に「怪」が入り込み、目からマヨネーズが出たり、指先が唐辛子になったりする怪病(かいびょう)に、腕の立つ専門医ながら自由気ままで口も悪いラムネ(CV:内田)と、合理的思考の持ち主でツッコミ役の弟子・クロ(永塚拓馬)が立ち向かっていく。
 植田は103歳まで生きた前世の記憶をもった9歳の少女・彩芽(アヤメ)役を担当する。前世は「怪具屋 あかつき」の元店主だったため、小学生にして「怪具」を自作できるというキャラクターだ。出演決定にあたり、植田は「キャラクターの外見と中身が随分違うので、とても演じがいのある役だと思いました。三つ子の魂百までといいますが、2周目の場合はどうなるんでしょうね(笑)。可愛いひ孫と一緒に、ラムネを見守っていきたいと思います!」とコメントしている。
 岡本は彩芽の前世のひ孫で「怪具屋 あかつき」の現店主を務める丹己(ニコ)を演じる。丹己は、温厚な性格のため子どもたちから「ニコニコマン」と呼ばれており、お幼少期から長い付き合いのラムネとは兄弟のような間柄の人物。岡本は「温和な雰囲気のキャラクターなので、丹己が出るシーンには柔らかさが出せてたらいいなと思います」と語った。
 内田が歌うオープニング主題歌のタイトルは「SHAKE!SHAKE!SHAKE!」。内田は「怪病を患う登場人物の心の動きを汲み取りながら、明るく解放して導いていくという、そんなラムネの思いに寄り添って制作させていただきました。物語のなかでは、心に向き合うことで、辛い現実にも向き合わなければならない瞬間もありますが、彼らが現実と向き合って前を向いたら、その時世界は明るく、新しい自分への一歩になるんじゃないかと、そんなふうに考えて歌わせていただきました」と楽曲制作を振り返った。
 第1弾PVでは、ラムネとクロの声を初披露。さまざまな「怪病」の症状が映し出されるなか、ラムネが治療に対する信条を語る内容となっている。
 そのほか、同作の音楽を「装甲騎兵ボトムズ」の主題歌を歌ったTETSUとしても知られる音楽プロデューサーの織田哲郎が担当することも決定した。

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