【開催直前!見所コラム到着】まさに
“DEAD OR ALIVE”RISE63㎏級トーナ
メント 本命・白鳥に対抗・原口、あ
るいは伏兵がさらうのか

2014年のプロデビューから公式戦無敗で進む“神童”那須川天心が世界フェザー級王者に君臨するRISE。10月11日(日)横浜・ぴあアリーナMM、11月1日(日)エディオンアリーナ大阪第1競技場と秋の2連戦を開催するが、両大会では「RISE DEAD OR ALIVE 2020」と銘打った、55㎏と63㎏での4選手参加による1DAYトーナメントが行われる。
まず横浜大会で行われるのは63㎏級トーナメント。“エクストリーム・ファイト・ゲーム”を標榜するRISEでは、毎回クリンチを認めない極限(=エクストリーム)の戦いが繰り広げられるが、まさにその戦いを体現するにふさわしい4人が集結した。
▼RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント 準決勝 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント優勝、元RISEライト級王者)
vs
直樹(BRING IT ONパラエストラAKK/RISEライト級2位、スック・ワンキントーン・スーパーライト級王者)
▼RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント 準決勝 3分3R(延長1R)
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/RISEライト級王者)
vs
西岡蓮太(龍生塾/KNOCK OUT BLACKルール64kg級王者、SB日本ライト級王者)
モデルもこなす“キックの王子様”白鳥大珠
幼少から極真空手を学んだ白鳥は小学6年で全日本大会を制覇、15歳にしてキックボクシングでプロデビューすると、13年12月に高校3年生でWPMF日本スーパーフェザー級王者に。その後プロボクシングへ転向し、15年5月のデビューから11戦して8勝3敗の戦績を残し、18年6月にキックボクシングへ復帰。そこから現在まで負けなし、怒涛の12連勝を記録している。
19年にはRISE WORLD SERIES -61㎏に出場すると、ムエタイの大物セクサン、梅野源治といった格上強豪を破って優勝。WORLD SERIES -58kgは天心が制しており現在RISEの2枚看板ともいうべき状態で、モデルも務めるルックスから“キックの王子様”の異名がついている。
波乱を起こすか!?“倒し屋ジョーカー”直樹
だが対戦相手で“倒し屋ジョーカー”のキャッチコピーを持つ直樹は、まさに“ジョーカー”というべき一筋縄ではいかない選手。5歳から始めた伝統派空手(剛柔流)では「150戦140勝ぐらい」という戦績で全日本王座を獲得し、その世界では超有名な存在であったと自ら言う。
キックボクシングではデビュー戦でKO負けするつまずきがあったが、近年は安定した強さを発揮しており現在8連勝。1月には今大会と同じ1DAYトーナメントに出場し、2連続KOで優勝を果たした様は圧巻であった。
直樹は特に激闘系と言われる相手(中尾満、前口太尊、山口侑馬、北井智大)を逆にKOで降しており、白鳥戦でも混戦となれば勝負の行方は分からない。王子が妥当に抜けるのか、あるいはジョーカーが番狂わせを起こすのか。
トーナメント対抗:原口建飛
白鳥の対抗馬と見られ、互いに戦前から強く意識したやり取りを繰り広げているのが原口建飛(けんと)。原口も幼少から始めた空手で全日本大会を制覇、その後プロボクサーとなり17歳でデビューすると高校生ながら西日本新人王決定戦で準優勝を果たす。その後17年6月にキックボクシングでデビューすると2戦目にしてACCELフェザー級王座を獲得した。
デビュー直後から強さを見せた原口はキャリア3戦目で現在ONE Championshipで活躍する内藤大樹に延長判定での惜敗を喫したが、ここまで17戦15勝1敗1分(9KO)と喫した敗北はこの一戦のみ。最新の試合では18年9月に引き分けた大雅とRIZIN(8月10日)で再戦に臨み、1Rで3度のダウンを与え完勝。存在感を見せつけた。
SB・KNOCK OUT2冠王ダークホース西岡蓮太
だが、そんな原口に劣らない実力者がエントリー、トーナメント1回戦で激突することとなった。シュートボクシング(SB)日本ライト級王者でKNOCK OUT64kg級王者である西岡蓮太だ。
21歳とトーナメント最年少の西岡は、19歳でSB王者となると、今年2月に1日3試合が課されるKNOCK OUT64kgトーナメントで小川翔、鈴木千裕、バズーカ巧樹を連破し優勝。小川戦は延長にもつれ込み、準決・決勝も判定決着と計10Rを戦ったが豊富なスタミナと卓越したテクニックを見せつけた。
トーナメントでは負傷やアクシデントが付き物となるが、「KNOCK OUTで1日3試合勝って優勝した自信があるので、それをぶつけたい」と本人が会見で語った通り、この経験は強みとなるだろう。
初戦をいかにダメージ少なく勝ち上がるかがトーナメントの鍵となるが、2試合ともに削り合いとなる予感もある。まさに“DEAD OR ALIVE=生きるか死ぬか”、トーナメントを勝ち上がり優勝賞金500万円を手にするのは誰となるか。
リザーブファイトも8月試合でともに勝利し上昇気流に乗る“新世紀末サイボーグ”秀樹と“RISEの門番”北井智大が務める。
▼RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント リザーブマッチ 3分3R(延長1R)
秀樹(新宿レフティージム/RISEライト級1位、K-1 REVOLUTION FINAL-65kg級世界王者)
北井智大(チームドラゴン/RISEライト級3位)

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