純烈、初主演ドラマ『純烈ものがたり
』の撮影を振り返る メンバー後上翔
太の芝居に「もうびっくりするぐらい
の初々しさ」

9月29日(火)、オリジナルドラマ『純烈ものがたり』の制作発表会見が東京お台場 大江戸温泉物語にて行われ、純烈の酒井一圭、白川裕二郎、小田井涼平、後上翔太が登壇した。
『純烈ものがたり』は純烈が初めて主演し、メンバー4人が“純烈”本人役で登場するドラマ。『振り返れば奴がいる』『警部補・古畑任三郎』『王様のレストラン』などを手がけた関口静夫氏がプロデューサーを務め、フジテレビが運営する動画配信サービスFODにて、10月10日(土)から配信される。
(c)フジテレビ
会見は、純烈がライブをよく行っている同会場の大宴会場で、フジテレビアナウンサー・佐野瑞樹の司会によりスタート。純烈の4人は登壇すると、今ヒット中の「愛をください~Don’ t you cry~」を歌い、オープニングから会場の記者を湧かせた。生歌を披露したところで、佐野瑞樹アナの司会で会見がスタートした。
――初めて4人揃ってドラマ出演したことについて。
酒井:恥ずかしかったですね。普段歌って踊る時は、あまり視線を合わせたりしないので、お芝居で人の目を見るシーンなどは、照れ臭かったです。あと、自分の役なので、普段は言わないことも台本の通りセリフで言うというチャレンジだったので、僕は最初照れ臭かったです。
白川:僕たち純烈が結成されて10数年経つんですけれど、お芝居をやらせていただくということはほとんどなかったことなので、最初はすごく緊張したんですが、マネージャー役の松下さんはじめ、スタッフの皆さんやメンバーにも助けられ、楽しんでやることができました。
小田井:今回は4人が4人をそのまま演じてやるということで、普段から365日もう何年も一緒にいるので、「めちゃくちゃ芝居してるなこいつ」って、人のことを見てしまうんですよね。だから自分もきっと周りからめちゃくちゃ芝居してるって見えてると思うのですが、なんとなくその辺が面白いところでもあり難しかったところだったかな、と思います。
後上:僕以外のメンバーは純烈やる前に役者をみんなやってたので、マネージャー陣はこの話を頂いた時にすごく嬉しそうな感じでこの事実を伝えてくれて、メンバーたちも「よっしゃー」って感じで喜んでいたんですけど、僕一人焦って、どうしようと途方に暮れてました。全く経験がなかったので、見るものとか全て初めてのことだったので……。一瞬一瞬もしかしたら一番鮮明に覚えているかもしれないですね。初体験の連続でした。とくに暑い夏でしたのでそれもあわせて一生忘れられないな、と思いました。
――本人役を演じたことについて、苦労した点などは?
酒井:セリフを覚えるのがすごく大変で、歌番組などはモニターにちゃんと歌詞を出してくれるので、まずい!と思ったらカンペを見られる。それに数年頼りすぎたかなと思いました。セリフを言っていても覚えられなくて、眠れないんですよね。「明日松下さんの前でちゃんと言えるのかな」とか、考えてしまって。ノートにセリフを書いて覚えるというのは本当に久しぶりでした。歌詞を覚えるのとは全然違いました。
白川:僕も苦労したのは長台詞ですね。今回、仲間を大切にすることだったり、友情が一つのテーマだったんですが、子役の子に対して、長台詞で「仲間は大切で一人じゃできないことも乗り越えられたり助けられたりするんだよ」という良い台詞だったんですけども、リーダーと一緒にノートに書いて覚えました。
小田井:そうですね、セリフのことで言うならば僕はそんなに長台詞が無いんですよ。 自分の登場回でもそこまでに長い台詞を言うことがなかったので、逆に長台詞、ちょっと欲しかったですね。
後上:全体通して有り難く苦労させていただいたのですが、ドラマってこのシーンやったら、じゃあ角度変えてもう一回同じ事やりますよ~、みたいな。一回やってああ終わった、って思ったらもう一回やりまーす、というのは、歌って一回で基本的に終わるので、 新鮮だなと思いました。しかも同じことやらなくちゃいけないっていうのは、 同じことを同じ感覚で言えるかな、って毎回緊張しましたね。
――それぞれの見どころを教えてください。
酒井:後上さんのクソ芝居ですね(笑)。もうびっくりするぐらいの初々しさなんですよ。僕も9歳の時に『あばれはっちゃく』というドラマの主人公をいきなりやらせていただいたんですが、笑うということが自然にできないんです。今回後上もそれに陥って、口角は上がるんやけど、目が全く笑ってない。でも仕上がりを見たらちゃんと出来てました。後上は芸歴が純烈と同い年で、その初々しさがマダムにはキュンキュンくるようで、 「翔ちゃん翔ちゃん」ってきっとドラマ見ながらもペンライト振るんじゃないかな。僕自身の見どころは、松下さんとのシーンと4話のラストです。
白川:やはり長台詞があったので、そこを見ていただければと思います。
後上:全編通して『はじめてのおつかい』を見るような気持ちで見ていただければと思います。ラブシーンは全体を通してあるかもしれないですね、是非本編を見ていただきたいです。
松下由樹 (c)フジテレビ
――今回マネージャー役が松下さんということで、実際のマネージャーと全然違うと思いますが、 松下さんに決まったと聞いてどう思いましたか?
酒井:ドラマとして成立するなと思いました。松下さんが真ん中にいていただいたことで、メンバーの良いところを引き出していただいたり、お客さんも安心して見られる安定感を添えていただいたということで本当に感謝です。実際のマネージャーには何も聞いてないです。やはり女性のマネージャーさんの方が良いですよね。うん……クビかな(笑)。やっぱり男ばかりなので、女性を求めてしまいます。紅一点というのは良いなあ、女性マネージャーだと取り合いになるのかな、やっぱり男の方が良いのかな
小田井:4人のうち3人は結婚してるじゃないですか!
――最後にリーダーからメッセージを。
酒井:俳優だった自分たちがグループを組んで、いつかこういうことをやろうね、と誓い合ったのが2007年の結成の頃で、それから13年経って、まさか自分たちのホームグランドであるスーパー銭湯でこういったドラマの会見ができるという機会に恵まれ、本当にFODの皆さんには感謝で、ここまで純烈を応援していただいたファンの皆さんに見ていただきたいです。なかなかツイッターやインターネットでお知らせしても、おばちゃんは「テレビで見れないの?」って言うんですよ。僕らも来年からライブを再開するんですが、一人ひとりにちゃんと届くように、ライブで必ず登録の仕方を教えるコーナーを作ろうと思います。そこまでやる価値のある素晴らしいドラマで、心温まる『純烈ものがたり』となっていますので、 自信を持って応援していただいた方に届くように、このドラマから純烈に出会う方もいらっしゃると思いますので、ぜひ見ていただければと思います。

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