作家名を一新。TIDE初のソロエキシビシ
ョン“DEBUT”

一見シンプルに見えるが目を凝らしてみると不思議な世界が広がる。その理由は2次元の「生きもの」と3次元の「もの」で構成される技術が施されているから。
<TIDE>はかねてより「IDETATSUHIRO」名義で作家活動を行なってきた。今年4月にはロンドン RAMP gallery のグループショーにも参加、George CondoやAaron Johnsonとの共演を果たし、今後もニューヨークやロンドンでの展覧会も控えているとのこと。

<TIDE>は2009年よりアーティスト活動を開始。きっかけというのが大変ユニークで

オーストラリア滞在時に読んだ水木しげる漫画に着想を得た

という。活動初期は水木しげるの漫画の背景に描かれていた点々で描く手法で表現してきた。現在は“Childhood(子供時代)” という主題のもと、ネコをモチーフにしたキャラクターとモノクロの部屋をキャンバスに落とし込んだ “CAT” シリーズを中心に制作活動しているが、当時からネコのモチーフは度々登場していたようだ。現在にたどり着いたのは単純にネコが好きという理由もあるが、継続的モノクロの世界を追求してきた結果であるようだ。
モノクロの世界と3次元のモノに一番溶け込む2次元の生きものが「ネコ」であったという。

そんな<TIDE>よるソロエキシビションが10/2㈮よりGALLERY COMMON開催される。

TIDE「DEBUT」
会期:2020 年 10 月 2 日[金]-2020 年 10 月 11 日[日](無休)
会場:GALLERY COMMON 東京都渋谷区神宮前 6-12-9 1F
時間:13:00 – 19:00
HP : http://www.gallerycommon.com
Instagram : @gallerycommon
協力 :HENKYO
Instagram : @henkyo.jp

展示会場では、本展覧会に向け制作された最大150 号サイズを含めたオール新作のキャンバス作品群が空間を囲み、それに加えて初の試みとなるセラミックマルチプル作品の展示も行う予定。

居心地の良い自分だけの空間にいながらも、どこか拭えない微かな不安や混沌。<TIDE>の作品はそんなみるものに対してナラティブなイメージを引き出す側面もあるであろう。この機会に圧倒的な技術で描かれる<TIDE>の白黒の世界へ足を踏みいれてみては。

TIDE solo exhibition「DEBUT」はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

アーティスト

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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