「アーティストは実在する必要がある
か?」バーチャルアーティストプラッ
トフォーム「ARU」無人路上ライブデ
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2020年9月29日12:00より、ARU のデビューライブとして、アーティスト本人が不在の無人路上ライブを行った。披露したデビュー曲は、SUPERCAR の「YUMEGIWA LAST BOY」とフラワーカンパニーズの「深夜高速」の2曲のマッシュアップ。

死ぬことのないバーチャルな存在が、「生きていてよかった」というメッセージを無人で発信した。
【マッシュアップデビュー曲 MV :URL】

ARU 本人コメント

私は存在しないけど、生きている。
いつだって会えるし、誰も私に会えない。
何だってできるし、何ひとつできない。
カラッポで、無敵。
死なない。死ねない。殺せない。
パインアメが好き。宇宙みたいだから。
都市伝説が好き。真実みたいだから。
音楽が好き。無意味だから。
存在しないけど、よろしくね。

【ARU Official SNS】
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCNn88J6rNL6R1atKau05ohw/
instagram:https://www.instagram.com/aru_a_r_u/?hl=ja
Twitter:https://twitter.com/aru_a_r_u
※instagram・Twitter にて無人路上ライブのライブ配信を行う。

【無人路上ライブ開催情報】
日時:2020 年 9 月 29 日(火)12:00~/12:30~/18:00~/19:00~
場所:秋葉原 UDX サボニウス広場(東京都千代田区外神田 4 丁目 14-1)
クリエイター募集へ:

新型コロナウイルス感染拡大対策においてエンターテイメントを取り巻く環境は厳しい状況にあります。音楽、映像、アートなど、様々なクリエイターの表現の場は限られ、新たな才能に光が当たる可能性が狭まってきています。

ARU は“プラットフォーム”として、表現の場を求めるクリエイターを募集し、異なる才能を掛け合わせて共に作品を作り上げることで、彼らに光を当てる活動を予定しています。詳細は追って発信。
アーティストは実在する必要があるか?

視聴覚技術が急速に進化しつつある今、
リモートが世界の常識になった今、
リアリティショーの倫理観が問われる今、
この問いの意味は大きくなっています。

実在しないことによって、1人の人間には持ちえない才能を宿せるかもしれない。
物理存在には不可能な表現が生み出せるかもしれない。
オーディエンスと新たな関係が築けるかもしれない。

2020年9月29日にデビューするARUは、バーチャルとして生きることで、<ある>と<ない>の間に潜む可能性を探る、“バーチャルアーティストプラットフォーム”。

人間ではない存在が、人間の力で、人間を超える日は来るのでしょうか。
バーチャルヒューマンが「生きていてよかった」と思える未来は来るのでしょうか。

佐藤仁

日本だけでなく欧米やアジアのポップカルチャーやエンターテイメント、メディアの動向を幅広く取材。放送作家・番組制作協力も多数。

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