エリア51、長期企画『KAMOME』より
第一弾「家」が開幕へ 舞台写真が到
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#拡大するアートチーム エリア51が、アントン・チェーホフ作「かもめ」を、「家」「喪」「女」の3パートに分けて解体・考察し、2020年秋から2021年にかけて上演する長期企画『KAMOME』の第一弾となる「家」が、本日9月17日(木)〜9月23日(水)まで、目黒にある古民家ギャラリーrusuにて上演する。
開幕にあたり、作・演出の神保治暉よりコメント、舞台写真が到着したので紹介する。
『KAMOME「家」』より
『KAMOME「家」』より
「かもめ」(1895)は、ロシアの作家アントン・チェーホフの代表的戯曲。作家志望のトレープレフと女優をめざすニーナという若き二人の恋を中心に、夢と生活、恋愛と結婚、人間関係の縮図が描かれる。エリア51は舞台を現代日本に置き換え、物語を3つの要素を中心に再解釈し、3種のパフォーマンスとして上演。
第一弾の「家」は、トレープレフ視点で「かもめ」を換骨奪胎する。テーマは“生活”。会場であるrusu=民家を借景し、生活の中で起こる演劇を展示。観客は、生活の断片であるプロップス(展示品)を観賞し、そこから展開される演劇を追体験していく。
『KAMOME「家」』より
『KAMOME「家」』より
作・演出 神保治暉 開幕コメント
期せずしてステイホームの風潮の中で生まれ、色々なものが文字通り「家」に入り込んでくる物語です。家。生き物のように時とともに変化し、われわれに呼応し、佇んでいる。おろかにも毎日帰ってくるわれわれを黙々と見つめ、どこかに行きたいと願いながらどこにも行けないわれわれを匿い、育み、いや、逃すまいと捕まえている。意味もないのに家族は集い、どこに向かうでもなく生活は続く。家族にはそれぞれ役割が割り振られ、それ通りに演じなければ何かが狂ってしまう。かつてのロシアも、今の日本もきっと同じ。変わらない絶望と、この「喜劇」に、オーディションで集まった偶然のメンバーで挑みます。家で生活をするという、ただそれだけのことなのに起こるさまざまなジレンマ。その摩擦で起こる火花を見つめ、ちいさくも綺麗な物語にしたい。家はからっぽなんかじゃない。足かせなんかじゃない。ここが俺の居場所なんだ、と。
『KAMOME「家」』より

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