ほのかりん

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【ほのかりん インタビュー】
作詞に時間はかかったけど、
初心に戻ることができた

私は自分のことが
一番分からないんです

今回、主題歌を作るという経験をされてどんなことを感じましたか?

これまでに一回だけ男の子に楽曲提供(あっとくんのデビューシングル「Crazy Crash/ラマ」収録の「ラマ」)したことがあって。その時に“人のためならすごく書きやすい”と思ったんですよ。その子のイメージを出してあげる曲を作るのはとても楽しいし。今回もテーマがあるからすぐにできるんじゃないかと思っていたんですけど、いざやってみたら人のためと物に対してとではまったく違ったっていう。漫画のストーリーを曲に落とし込むのか、それとも作者である漫画家さんが何を伝えたいのかまで汲み取るのか…いろいろ複雑に考えてしまって。私にはたまにそういう癖があると気づきました。でも、シンプルに初心に戻ったおかげで書けるようになれましたね。音楽を始めたての頃は一日一曲は絶対に作るモードに入っていた時があったんですけど、そこから今は“自分がこうなりたいからこういう曲を作る”とか“こういう曲を作りたい”みたいになって。今回の経験はいろいろ複雑に考えてしまう私を解放してくれたと思います。

昔は一日一曲作っていたそうですが、それは自分にノルマを課すみたいな感じだったのでしょうか?

ノルマとかではなく、自分の中に書きたいことがいっぱいあって、日記みたいな感じで作っていたんです。だから、何にも気にしないで書いていたんですけど、それがいろいろ気にするようになっていって。でも、今回のことで“もうちょっとシンプルにしていいんじゃない?”と思うようになりました。私は難しい道を選びがちで、逆境を取り込む系みたいなんで、そういうのをやめていきたいと思ってて。難しくいろいろ考えてしまい、歌詞ができるまですごく時間がかかったけど、もっとシンプルでいいんだと思えたら、ハッと気づいたんですよね。

先ほど、楽曲提供をして“私は人のためならすごく書きやすい”と思ったと言われましたが、それはどういった感覚なのかなのでしょうか?

なんか“あなた、これやりたくない?”というのが分かるというか。“きっとこの人はこういうのが好きだろうな”みたいな。それは私が思うキャラの押し付けかもしれないけど、すごくやりやすかったんですよ。すぐに“こっち系の曲を歌ってもらおう”みたいなスイッチが入って。自分でもお気に入りの曲になったし、何なら自分で歌いたいぐらいです。

プロデューサー目線のような感じ?

あぁ、そうかもしれません。“この言葉を言わせたい”とか。不思議な感じですよね。自分のことになると“あれもやりたい、これもやりたい”となってしまうんで。自分のことが一番分からないタイプなので。だから、いろいろなジャンルの歌を作ってるんですよ。

では、最後にこんな状況下ではありますが、今後の目標をうかがいたいのですが。

それこそ先ほども話題に出ましたが、プロデュースもやりたいですし、ずっとひとりで歌っているので誰かと歌ってみたりもしてみたいです。あと、曲的なことを言うと、今までは落ちてる時に寄り添う曲が多かったと思うんですけど、その中で強さゆえの弱さを出せる曲を作りたいと思ってて。「メロンソーダ」(2017年9月発表の配信シングル)なんて10代の時に書いた曲なので、もうはちゃめちゃなんですよ。“私は弱いんだからどうにかしてよ!” みたいな。“あんたがどうにかしなさいよ!!”という感じですよね(笑)。だから、これからは“強く生きるために弱くてもいい”みたいな曲が書けるようになったらいいなと。その自分の強さをブランディングできるようになりたいと思っています。

取材:キャベトンコ

配信シングル「おまじない」2020年9月16日配信 フォーライフミュージックエンタテイメント
ほのかりん プロフィール

ホノカリン:1996年10月4日生まれの23歳。モデル、女優として活動をするなか、13年にガールズバンド”コムシコムサ”にギタリストとして参加し、デビューに向けリハーサルを重ねる。16年には次世代を担う新人の登竜門ともいえるイベント『Coming Next 2016』にコムシコムサとして出演。その後、望む音楽の方向性からソロへの志向が強まり脱退し、ソロデビューに向けて準備を開始。17年9月に「メロンソーダ」で念願のソロデビューを果たす。ほのかりん オフィシャルHP

「おまじない」MV

OKMusic編集部

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