夜韻-Yoin-

夜韻-Yoin-

【INTERVIEW:夜韻-Yoin-】
一瞬の隙に降りてきたもの

動画配信サービス「GYAO」、ストリーミングサービス「AWA」のフォローアップのもと、日本工学院専門学校の学生がアーティストインタビューを行う、ネクストブレイクアーティストをプッシュするコラボレーション企画『G-NEXT』。
夜韻-Yoin-
夜韻-Yoin-
あれくん
あれくん
あれくん
涼真
涼真
涼真
岩村美咲
岩村美咲
岩村美咲
夜韻-Yoin-
夜韻-Yoin- × 日本工学院専門学校 蒲田校 コンサート・イベント科 学生
夜韻-Yoin-
配信シングル「Seafloor」

photo by 石原汰一

今回の選出アーティストは、8月5日にメジャーデビューシングル「Seafloor」をリリースした夜韻-Yoin-。SNSを中心に注目を集め、一度耳にしたら余韻が離れない癖になる音楽性で、数多くのリスナーを魅了している。シンガーソングライターのあれくん、クラシックピアニストの岩村美咲、オルタナティブロックバンドのギタリスト涼真。それぞれ違う畑で活動する3人が織り成す楽曲について、彼らにとっての音楽とは何なのか、今後の活動への想いなどを訊いた。

夜に浸れる音楽
聴き心地の良いリズム

ーーまず、結成までに至った経緯を教えていただけますか。

あれくん:僕がふたりに声をかけたんです。元々、僕の個人活動でバンド曲のレコーディングをしてる際に、涼真くんはギター、美咲さんはピアノを担当してくれていて。2人は演奏技術やセンスがあるうえ、それぞれ違うジャンルの畑で活動していたので融合させれば“おもしろいものがつくれるんじゃないか”と思ったのがきっかけで結成しました。

ーーそうなんですね。そのグループ名を《夜韻-Yoin-》にした理由というのは。

あれくん:アーティストのライブが終わった後、“楽しかったな”と余韻が残るときがあるじゃないですか。それと、夜に浸れる音楽を作りたかったので“夜”。聴き心地の良いリズムやテンポ感の曲を作るという意味での“韻”。これが相まって“夜韻”となりました。

ーー“Yoin”とローマ字で表記されているのは、海外も視野に入れてのものですか?

あれくん:それもあります。それと単純に“夜韻”だけだとわかりづらいなっていう(笑)。

ーーなるほど(笑)。グループ名にも、デビュー楽曲「Seafloor」の歌詞にも“夜”とありますが、みなさんは“夜”に対して、どのような印象や価値観を持っているのでしょうか。

涼真:夜に対する思いは特別には無いんですけど、強いて言うなら“クリエイティブな瞬間”ですね。それって、学校があったり仕事があったりすると確保するのが難しいので、アーティストの特権だと思ってて。そういう意味では大事にしたい時間でもありますね。あと僕ら全員、夜に強いタイプなので(笑)。

岩村美咲(以下、岩村):間違いない(笑)。

あれくん:僕も似てるところがありますね。夜って街や人が活動をやめて静かになるじゃないですか。その分、音が聞こえやすくなくなるので、神経を研ぎ澄ますことによって自分の中にあるものを発揮しやすくなるというか。なので、アーティスト活動における“夜”は馴染み深い時間です。

岩村:夜って、ちょっと気持ちが落ちてしまったり、ひとりで感情移入しやすい時間だと中学生の頃から思ってました。大人になってからはお酒に酔うような時間も入りますけど。そういった状態で聴く音楽って、日中に聴く音楽よりも違った価値観で聴けると思うんです。夜韻ではそういった“夜”の奥深さを大事にしたいなと思いました。
あれくん

あれくん

ーーそういったコンセプトを持った活動の中で、メジャーデビューが決まったときはどういった感想を持ちましたか?

あれくん:正直、決まるまでのスピード感がすごくて、当時、具体的な感情はなかったです。でも一般人のままだったら絶対に経験できなかったことだと思うので、幸福感とか、特別感とかはありました。

岩村:コロナ禍なので、メジャーデビューはリモートの画面越しで知らされたんです。それは印象的で忘れられないですね。

ーー少し遡った話になりますが、メンバー各自がソロ活動を並行している中で、あれくんのYouTubeチャンネルの総再生回数が、4月の時点で1000万回突破、登録者数は10万人突破したというのを受けて、多くの人の目に触れていると実感した時、率直にどう思いましたか。

あれくん:幸せだなっていう感じですね。なんか、お茶の間でアイス食べてるような気持ちです(笑)。今まで普通に生きてきて、こういう瞬間があるって自分の中で分かってなかったので、恵まれてるなっていうのを感じますね。TikTokも基本的には目を通したりはしていて、こういう言葉の使い回しの時にこういう振り付けとかアプローチをするんだなとか、逆に自分が作詞するにおいての参考資料になったり。いろいろ考えながら見るようにしていますね。本当に幸せだなって思います。

ーー共感できる歌詞を書かれるなって個人的に感じたのですが、心の中にあるものを書いてるというよりは、パッと浮かんできたものを書いているのですか?

あれくん:降りてきたものをそのままですね。直感を信じていて…、2曲作ったとしてどっちを選ぶか迷ったら、どっちも売れないと思うんですよ。だから自分が直感で持っているものを大事にしています。

ーー涼真さんにお聞きしたいのですが、アップロードされている“弾いてみたの動画”で、演奏以外にも映像の光の当て方だったりとか、アングルがとても魅力的だなって思っているんですが、どんなことを意識してますか?

涼真:いい映像にしようっていう意識はあります。僕、演奏動画のためにカメラ買って持ってるんです。動画編集ソフトとかそういうことが出来たら、日常をかっこよく発信できるっていうのがいいなって思ってて。照明に関しては、家にめっちゃ間接照明があるんですよ。電球色っていうんですかね? BARっぽいっていうか、なんかいいなぁって思って買うんですけど大変なことになってて…スイッチだらけみたいな(笑)。

あれくん:曲聴く前に、サムネイルとか絵を最初に見ることになるじゃないですか、音を聴く前に絵が良ければ良いほど、たぶん惹き付けられると思うので。

涼真:1番かっこよく写っている瞬間をね。

ーー(笑)。岩村さんはピアノを演奏するにあたって心がけていることはどんなことですか。

岩村:7月にソロのアルバムを出したんですけど、その曲をつくるときにすごい壁にぶち当たって、そのとき何回も自分に言い聞かせたのは“私らしさ”っていうのを封印しないように。かつJ-POPに通用するようなリズムやハネ方だったり、夜韻でも勉強させてもらってるんですけど、そういうのを融合できたらもっとパワーアップするんじゃないかなって思ってます。動画とかは綺麗さダイナミックさを一番大事にしてます。
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OKMusic編集部

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