大黒摩季、全国14都市をまわるライブ
ツアー開催決定

大黒摩季が全国14都市をまわるライブツアーの開催を発表した。
50th/50try(50歳50トライ)のスローガンのもと、4月から年内一杯まで50本のアルバムツアーが予定されていたが、新型コロナウィルス感染防止対策を重視し中止に。だが、今回その内容を一新した形でヒット曲満載、このコロナ禍で毎月リリースし続けた連続配信シングルダイジェストをもって、北海道から九州までの主要都市14ヶ所を約二カ月で回る。
ツアーは政府および開催地自治体の対処方針、一般社団法人コンサートプロモーターズ協会、一般社団法人日本音楽事業者協会、一般社団法人日本音楽制作者連盟策定の「音楽コンサートにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」に沿った対策を講じた公演となる。
大黒摩季 コメント
親愛なる大黒摩季ファンの皆様へ
朝晩の熱気が少しずつ治まり、夏をまだ満喫できていない私からすれば
ちょっと淋しい涼しい風もふくようになりましたが、
その後お元気でお過ごしでしょうか?
新型コロナウィルスに感染した方もおられるのではないでしょうか?
世間では、感染された方に差別や区別をする風潮もありますが 安心して下さい!大黒摩季、わたくしは1mmたりともそうは思いません。 ウィルスという正体不明のものに襲われてしまった傷ましい人を守り、 社会全体で助け合うべき時、今は只々、不安と恐怖が人を色々変えてしまい
心の底力が弱っている、そこを底上げせねば!!!と思うばかりです。 だから 私やTOURメンバー、スタッフまでもが立ち上がるべき時だと思いました。
私達も勿論怖いけれど、音楽家として地球で共に生きる人類の一人として、
自分が健康で元気でいるならば、音楽という一種ミラクルを含んだ
絶大なエナジーを届けに行くべきだと思いました。
ファンの皆様にも色々な考え方があると思いますが、ただ耐える、以外の選択肢も 作るべきだと思いました。 私もミュージシャンもスタッフも皆、音楽に心を支えてもらい時には命を救われ だからこそ、恩返し、ないし自分もそうして人の心を動かして行きたいと思い、 音楽の世界に飛び込んだのです。
それこそが、今すべきことなのではないか、 このコロナ禍を生き抜くエネルギーを、自分を未来を信じる光を
届ける時なのではないか、と。
賛否は、危険全回避と新型コロナウィルスと共存する、どちらでいるかによって変わります。
私は、自分も婦人科の病気を多く抱えていたり母が癌をはじめ脳出血など親子で幾度となく死に目に遭ってきただけに、どんなに治療をしてもどんなに努力をしようとも、どうにも出来ないことがある、という虚無を知り、焦れば悪化したり怠ければまた一層痛みは重くなるなど病的に神経質となり、逆に自暴自棄から諦めの境地で驚くほど大雑把になったり、何が自分なのかもわからないほど、都度つど病気に翻弄されてきました。そこで学んだのが、病気との『 共存 』でした。
自分の知らない所で育つ病気はなかなか気づけません。突然、絶望的な現実をつきつけられれば心も体も急には受け入れられません。不運な運命と嘆けば嘆くほど明日を生きる勇気や希望が痩せていきます。だけど人は凄いのです。対処や知恵や知識を結集して打開策や活路を見い出せるんです。私は医療も研究者も心から信じています。昔なかった治療薬が出来たから、結果的に成果はでなかったけれど不妊治療を出来る領域まで行けて、短期間でも母親になるという幸せと充実感を経験することも出来ました。その後の苦しみは別として、その頃の幸せは宝物でもあります。だから、
やっぱり信じる者は救われるのです。 こうして私は、理屈やマーケティングではなく、
様々な逆境を乗り越えてきたこの体が『 共存 』の道を選びました。
「 こんな私を生かしてくれた社会に恩返しをする 」50th/50tryの25個目のTRY。
その思いで、3月より連続配信シングルをリリースし続け、音という魔法の触手で聞く人の心を抱き留め鼓舞し、無償のLOVE&PEACEで包容する、共に発散する、感情の代謝を促す…etc。心の免疫力をあげるサプリメントを提供し続けることは、配信ならばデータのやり取りなのでお客様を危険にはさらすことはありませんが、Liveはやはり沢山のリサーチをすればするほど悩みました。が、先日のLINE LIVE VIEWINGの生配信LIVEでチャットやSNSなどのコメントからも、大黒摩季を求めて下さるファンの皆様の声が私に勇気と使命を与えてくれ、
時の止まってしまったTOURを再び開催することに致しました。
最初に延期を決めた時の私は、家族も有するメンバーやスタッフの暮らしを鑑みれば
断腸の思いなれど、何人たりとも危険な目に遭わせる場を作ってはいけないという一心で、TOURを延期、結果的には中止とさせていただきました。
それから早や6カ月、未だ確定的な治療法やワクチンが見つからず、誰もが 「 いつまで怯えながら生きなければいけないの? 」 「 どこまで我慢すればいいの? 」と今の不安は将来・未来へと膨らみ、
新たな生活様式に慣れようとしながらも自由だった日々を振り返っては切なさという ストレスをため続けていると思います。
アーティストなれど私も同じです。
暮らしは勿論ですが、心が日を追うごとに疲弊しています。
でも私には人生で一番つらかった時期も今も変わらず音楽があり、心のお掃除や、音が魔法の絨毯のように世界中どこへでも連れて行ってくれ、心細い気持ちを守り立て、まるで全ての答えのようなメッセージをくれるから、ポジティブにもなれます。
感染防止対策を講じながら少しずつでも音に触れていると心が潤い、
自分の中で後回しにしていたことを思い出させてもらったり、その心の扉が固く締めきってしまうところまでは行かずに済むのです。
身体を生かすも殺すも、『 心 』だと自分が一番わかっているから音楽という救いを、
現実からの隠れ家を、失くしてはいけないと深く思います。
もし私に音楽がなかったら・・・。
周りを見渡せば、危険は覚悟で新型コロナウィルスと共存するチームと 完全に危険を回避し時を待つチームとにきっぱり分かれ、いつも自分を試されていました。
どちらも正しく、どちらも間違いはない。
結局、私は正解の是非よりも本能的に私の音楽で聴く人の心を 盛り立て守るために大黒摩季は存在させていただいているのだと確信しました。
もしツアーを再開するのならば、感染防止対策は万全にするのは当たり前ですが、
今はどうしても、健康でWHO及び国が定めた規定をクリアした方達だけが Live会場に来ていただける状況となります。私が心がけている公平とは真っ逆さまな 健康な方々限定となります。そこは未だに引っかかっている所ながら。。。
ボランティアや介護をする時に、被災地の方々、母から学んだことがあります。
「 弱っている時は、無理をして頑張らなくていい。まずは元気になって!自分より辛い人に施されたら余計に悲しい。元気な笑顔やパワーを振り撒いてくれる方が嬉しい。」と。 だからまずは、お元気な方々から私達のEnergyを受け取ってもらい、その方々が周りへ笑顔と共にEnergyを振り撒いて頂きたいのです。医療従事者・介護従事者の皆様を始め、多くの人と関わられご自身が0.1%たりとも感染の危険がある場所にはいけない方々には、生配信をいくつか予定していますので、そこで受け取って頂きむしろ会場では叶わない、思いきり歌ったり躊躇なく盛り上がったり最高のストレス発散をして貰えたら嬉しいです♪ 私には今、何もありません。 欲も野望も。
自分の家族も子供もいないので、残せるものは作品と皆さんとの記憶だけです。
だから私は私を使いきりたいです。
皆様にとって最高に楽しく、辛い現実を忘れ自分とお話しする時間を作りたい。 こちらも命がけだからこそ、迸るミラクルなEnergyを吸収して頂きたい。
来られた方々から、POSITIVE SPIRALしていって欲しいです。 思いが交錯し、でもありのままをお伝えしたくて長くなりましたが、
お互いに再会するまでに踏む手順が多く、ご足労もおかけしますが、8/31にリリースした
「 Dee Dee Dee Dee Deeper Love~恋のソーシャルティスタンス feat.當間ローズ~ 」の歌詞にもあるように、待ってチョット待って待ちに待ったKissは超絶濃厚☆彡・・・ きっといつもの何倍も何百倍も嬉しく楽しくなります♥
パテーション含め、これからきっと1枚1枚、マスクもとれる日が必ず来ます。
皆様にとって、このツアーがそこまで生き抜くための心のEnergyになるように、お馴染みのヒット曲満載!! 配信シングル&レア曲も散りばめ☆彡ワクワクするようなSet List♫で、超Full Power☆彡なライブにしますので、お楽しみに♪
~ My ROCK&PEACE with you♥ ~
2020.9.3 大黒摩季

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