歌詞になり放たれる、Amia Calvaの内
包された熱

”いい歌”で終わらない

立命館大学軽音楽部にて結成されたオルタナティブバンド、Amia Calva。昨年には活動10周年を迎え、自分たちのペースで彼ら特有のアイアンポップを鳴らし続けている。

レゲエやR&Bから影響を受けたリズム隊が生み出すグルーブと、US、UKのインディーロックを感じさせるサウンドはサウンドは彼らの大きな特徴である。しかし、もっとも核にあるのは、ボーカル堤の紡ぐ歌詞ではないだろうか。
彼の書く歌詞は、漫画や映画から影響を受けていることもありストーリーテリングだ。しかし、それだけでなく、誰かへの羨望や嫉妬がヒリヒリと些細や表現からにじみ出ている。小さい頃から、いつも人のことを羨ましがっていた彼の内包された熱が漏れ出ているからこそ、ただの“いい歌”で終わらないエッジさが存在しているのだ。

先日配信が開始された「new border」は、彼らにとって3年ぶりとなるリリース。先行きの見えない今の時代に、光を射してくれるような1曲に仕上がった。

Amia Calva アーティストページ|BIG UP!

提供:BIG UP!zine
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