東京力車、無観客配信ライブでレーベ
ル移籍&新体制での新作リリース発表

現役人力車“俥夫”にて構成されるエンタテイメントパフォーマンス集団、東京力車が8月10日無観客配信ライブを開催した。

ワンマンライブとしては昨年3月15日以来、およそ1年半ぶりとなる公演。新型コロナウイルス感染拡大の影響により無観客での配信ライブとなったが、東京力車の代名詞でもあるアクロバットを取り入れたパフォーマンスや和太鼓の演出で全16曲を披露。ファンを魅了した。
同公演は、昨年12月に活動休止を発表したメンバー・山田和則の卒業公演で、公演終盤に8か月ぶりにステージにあがった山田は、「この2年間の活動は、僕にとってかけがえのない2年間。なにより嬉しかったのはこの卒業を相談した時に、メンバーみんなが「卒業しても東京力車はこの5人だから」と言ってくれたこと。発表後も仲間(ファン)のみんなからたくさんのメッセージをいただき、その一言一言が嬉しかった」と感謝を語った。
ステージではこの日のために用意をした新曲「絆~仲間へ~」も披露。メンバーから贈られるエールに、山田が感極まる場面も。最後は「2年間の感謝の想いをすべてこの曲に込めて…」と『ARIGATOU』で5人での最後のステージを締めくくった。

最後には、リーダー・石橋からテイチクレコードへの移籍、今秋のシングルリリースが発表された。「これからも笑顔と元気と勇気を届けられるユニットでありたい」と決意を語り、観ているファンを前に「みんなで必ず夢のステージ、浅草公会堂に立ちたい」と誓った。2020年夏、東京力車は更なるステージへ走り出した。

「東京力車は4人体制でまた走り出します。伝えていく想いはこの先もずっと変わりません。僕らには別れはなくいつまでも「絆」で繋がっていると思っています。どんな状況であろうと、仲間の皆さん、そして1人でもたくさんの仲間に笑顔・勇気を届け、明るい未来が来ることを信じ、走り続けていきます。 少しでも多くの人にメッセージを届けたい一心で、テイチクレコードへの移籍、また新曲のリリースが決定しました。 僕らが大好きな町・浅草も状況は変わりましたが僕らは活動していく中で「大切な人達を想う」ことを皆さんから 教えて頂きました。僕らは浅草の人情溢れる町で育てて頂きました。そんな浅草、そして日本に心から感謝しています。 僕らは常に全力で熱く、ひたむきにこれからも頑張りますのでどうぞ宜しくお願い致します。」 東京力車・石橋拓也

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